”鉄分補給”の旅 2019年早春@信濃路(その4 : 結) | 知は力!痴は活力?

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細々書きたれて参ります
不定期更新何とぞご笑納を

 さて、旅行から一ヶ月近く過ぎようとしていますが、なかなか更新が進んでいません。
 さらに回を重ねるにつれて、乗り鉄旅のはずが、方々へ寄り道を繰り返してしまい、タイトルと中味の乖離も甚だしくなってまいりました(笑)

 で、三日目は大糸線の穂高駅前でレンタサイクルを借りて、安曇野散策、というか駅前から約3km離れた穂高温泉郷まで行くことにしました。


 市街地を離れると、北アルプスの雄大な眺望が広がります。


 2,500m級以上の北アルプス主稜線は、雪を戴いて冬の景色で、早春の平地の長閑な風景とは好対照をなしています。

 自転車を15分ほどこいで、山麓近くの穂高温泉郷が間近になります。


 事前に調べておいて、温泉郷にある旅館『松佰(しょうはく)』さんにて日帰り入浴をしました。
 お風呂から山並みが見えるというわけではありませんでしたが、他のお客さんも居なくて貸し切り状態でした。

 電車の時間を気にしつつ、急ぎ気味に駅前へ戻り、大糸線で再び松本へ戻ります。



 松本からは、中央西線の木曽福島行き普通電車に乗車し、次の目的地である奈良井へと向かいます。


 中山道の木曽路でも、宿場町の風情を良く残している奈良井は、駅舎も古い姿で大切に使われています。


 駅前からすぐに宿場町の街並が続いており、近世の街道沿いの景観がそのままの姿が保存されています。


 奈良井宿は、木曽路の難所で分水嶺でもある鳥居峠の直下に位置する宿場で、木曽路の各宿場の中でも大規模な町並みが残されています。


 この日は平日ということもあり、観光客もまばらで長閑な宿場町の雰囲気を感じつつ散策できました。

 久々に目にした”ナショナル”の看板。本来は派手な配色だったようですが、年季が入ると、付近の景観に溶け込んでしまっていますね。


 少し歩き回って疲れたので、こちらで甘酒を頂き、しばらく休ませてもらいました。



 再び奈良井から中央西線の普通電車に乗車し、名古屋経由で帰路につきました。
                         (完)