#村越さんさいこー
ということで、この船は、動かないエンジンと絶望の淵に立たされた僕たちを乗せてこのまま港にプカプカと浮かぶことしかできないのである。という現実を受け入れて次に進むしかないようだ。
さあ、どうする!?
ふと周りを見渡すと、楽しそうに出港していく釣り人達の船達。
誰か僕たちの切ない状況に気づいてくれえええ!と心の中でシャウトするがそんなものは誰の耳にも届かない。
バッテリーがあがったとなれば、車と同様に他のバッテリーを繋いでエンジンをかけるか、バッテリーを交換するしかない。
近くのガソリンスタンドへバッテリーを借り行ってみたが、誰もそんなことはしてくれない。
諦めて港に戻り途方に暮れかけた刹那の瞬間、船を修理している二人組の優しそうな若いお兄さん達を見かけた!#あの人達はきっと神様だ
これは、行くしかない、、、
からからに乾ききった勇気を集めて、ダメ元で「あの〜、すみません〜」と半泣きになりながら話かけてみる。
事情を説明すると自分達の修理はそっちのけで僕らの船のバッテリーを治す方法をあーだこーだと検討し始める優しいお兄さんズ。
そうこうしてる間になんやら工具をたくさん用意して、バッテリーを自分達の船からわざわざ降ろしてくれてるるるるる!?
#まじ神様ズだ
〜③へつづく