さて、決まったものはしょうがない。
とりあえず発表用の原稿を作成しなければ。
ということで、各々考えてこよう。
で、次のミーティング。
ここで天才が現れる。show,hey!という名の彼はとんでもない原稿を持ってきた。
自分の作った原案をふざけた案というのなら、彼が脚本したものはもう完全にふざけきったものとなった。
そして完成した発表用パワーポイントを念入りにリハーサルし、イザ発表のというなの戦場へ。
さて、ここで難敵が現れてしまった。
なんと、まさかのコメンテーター。どっかの課の上のレベルの方二人。しかも笑いの要素は一個もないって顔してる。
ここで迷った。どこまでふざけるべきか。
もう中身がふざけているのでどうしようもないんだけど、ふざけ具合にも度合ってものがある。
一服の清涼剤程度で終わるのか、笑いという心地よい一段の風になるのか。
かなり迷った。1班、2班と発表がされていく。もうコメンテーターの空気が重すぎる。
ちょっとしたギャグもいつもなら研修室は笑いに包まれる。それなのになんだこの空気は。
そして出番になった。もう迷わない。
全力で行こう!
つづく