洋食キムラ【神奈川横浜発:横浜の洋食文化を牽引するお店の魅力とは?】 | kazuyaの取扱い説明書

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ライフワークとなっている食べ歩き、サッカー、フットサル、その他の趣味や行動について語っていきます☆

休日の食べ歩き
2021年1月上旬の食べ歩きレビュー

2021年元日は箱根、熱海方面へ行きました
正月休みは3日までしか無いので
あまり小月ボケをする訳にもいきません

例年なら元日はゆっくり過ごして
2日3日は体を動かして仕事始めに備える
というのがルーティンになっていました

今年は元日に食べ歩きに出掛けたので
このまま食べ歩きしながら仕事始めを
迎えても良いのではないでしょうか

という、あくまで自分都合の理由で
食べ歩きに出掛ける事にしました
さて、それにしてもどこへ行こうか。。。

そういえばコロナ禍になってから
横浜のみなとみらい、野毛、中華街、元町等の
エリアには全く足を運んでいませんでした

久しぶりに横浜の海沿い近くのエリアを
ウォーキングしに行ってみましょう

桜木町駅を下車してまずはみなとみらい。。。
いやいや野毛方面へ向かいました
やはり自分はオシャレより食い気飲み気(笑)
正月休みに野毛はどの程度稼働しているのか
把握しておきたいと思っていました

日曜は営業しているお店が少ないため、
週末に野毛へ飲みに行くなら土曜日に
飲みに行くべきという事情もあるので
年始早々も撃沈する可能性はあります

まぁ入店出来ないお店が全くないとは
流石に思ってはいませんが。。。

昼間という事情もあったのですが、
やっぱり野毛の街は少し閑散としてました

。。。想定の範囲内です

野毛の街をウォーキングしながら調査します
すると一軒のお店が営業していましたが、
引き続き調査を継続しました

その後も継続して調査を進めましたが
結局他に目ぼしい店は見つかりませんでした

営業していたお店に訪問すべきか、
関内方面へ足を運んでみるか悩みましたが
関内方面も同じような状況だろうと思い、
ここで食事をしていく事にしましょう


やって来たのはJR京浜東北線桜木町駅西口から
南へ向かい徒歩9分ほどの場所にあるお店
『洋食キムラ』さん

 

 
 
1938年に横浜市関内で創業した老舗の洋食店で、
その後第二次世界大戦による戦災にあって、
1949年に花咲町で再出発しています

花咲町のお店は現在休業されていますが、
1994年に野毛店、2008年に新横浜店を
出店するほど人気の洋食店となっています
 
 
初代のシェフは米軍の厨房を手伝いながら
ハンバーグの基礎をつくり、オリジナルの
デミグラスソースを作り上げたそうです

その味は現在まで3代に渡り味を受け継がれ、
デミグラスソースをベースとしたハンバーグや
ビーフシチュー、オムライスが看板商品と
なっています

店舗ビルは敷地面積は広くありませんが、
店舗は5階フロアまであるようで、
席数は80席とかなりの大箱です
 
 
入口には河童の後ろがモチーフとなった
ロゴが書かれていました
これは小説を読むのが好きだった初代が
芥川龍之介の小説『河童』が好きで、
このロゴを書き上げたそうです
それが今でも使われているそうです


それでは早速入店しましょう
 
 
先客無し、後客1名
1階奥にあるテーブル席に案内されました
 
 
 
高級なお店の雰囲気は感じられず、
伝統と格式ある洋食店といった感じ
お高いお店感はそれほどないので
気軽に入店できるお店ではありそうです


・メニュー表
 
 
ザ洋食メニューがずらりとラインナップ

本格的な洋食店の料理の値段は高めですが、
ここの料理を求めて食べに来るお客さんや
比較的リーズナブルで看板料理の1つである
ハンバーグステーキをリピートしている
お客さんはいるかもしれません
 
 
 
 
提供しているのが肉料理がほとんどなので
ワインのメニューもしっかりありました


●ポテトサラダ
 
 
 
ハンバーグステーキのセットに
プチサラダがついてましたが単品で注文
じゃがいもが潰されること無く、
ゴロッとしたまま残った珍しい一皿です

具材はじゃがいも、にんじん、きゅうりで、
それぞれしっかりした大きさに切られていて、
野菜の食感がしっかり感じられます
 
 
味付けは基本的にマヨネーズベースだと
思いますが、やや酸味とピリッと胡椒の
アクセントが感じられます

じゃがいもも柔らかすぎず噛み応えのある
仕上がりで、芋好きが芋を食べるには
嬉しい一品かもしれません


●ハンバーグステーキ
 
 

お店の味を変える事無く引き継がれた
伝統の一皿です

 

 
 
貝殻の形状をした鉄板の上で焼き上げられ、
デミグラスソースは並々掛かっていて
溢れそうです
 
 
 
ハンバーグはとても柔らかくてフワッとした
仕上がりで、きめ細かく滑らかな口当たり

デミグラスソースは甘めでしっかりと旨味と
コクが感じられる美味しいソースですが、
やや酸味も感じられて独創的
 
 
 
端に生卵が落とされていて、時間が経つと
熱せられてやや火が通った塩梅になります
卵を崩してハンバーグと一緒に食べると
卵のコクが加わり、酸味などやや尖った部分
の味わいがマイルドな仕上がりに変わります
 
 
洋食文化の歴史深い横浜の街
その真髄を試してみたい時に利用したい
代表的なお店の1つでした

横浜の飲みの聖地である野毛エリアには
このお店や『センターグリル』のような
老舗洋食店もあるので食事だけでも
十分に楽しめるエリアになっています

横浜の街はみなとみらい、野毛、伊勢佐木町、
横浜中華街、元町、山下公園などエリアが
独立して成り立っている印象がありましたが、
最近は馬車道~日本大通りのエリアが充実し、
エリア間にもお店が出店するようになり、
歩いてエリア間を移動する楽しみも
出来てきたように感じます

横浜の海沿いエリアを幅広く
散策してみるのも楽しいですよ


【洋食キムラ 野毛店】
横浜市中区野毛町1-3
TEL 045-231-8706
火~土
11:30~14:30 (LO 14:00)
17:00~21:30 (LO 21:00)
日・祝
11:30~20:30 (LO 20:00)
月曜定休
 ※祝日の場合は翌火曜が休み
 
 
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洋食キムラ 野毛店洋食 / 桜木町駅日ノ出町駅関内駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5