横浜野田岩【神奈川横浜発:伝統を引き継ぎ神奈川の地に伝える老舗うなぎ店とは?】 | kazuyaの取扱い説明書

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平日仕事帰りの食べ歩き
2月中旬の食べ歩きレビュー

『メーテルリンク』を後にして
それでは本題のお店へ参りましょう
この日食べたかった料理、それは鰻でした

都内のうなぎ屋さんへ行くのであれば
行ってみたいお店は何店舗もあるのですが
仕事帰りに立ち寄れるお店となると
藤沢のはま吉、辻堂のうな平、大磯の國よし
地元平塚のうな新や川万辺りでしょうか

でも大抵の場合は仕事帰りに訪問する頃には
閉店してしまっているか閉店間際の状況です

したがってもう少し職場から近い横浜辺りで
食事をする必要がありました
今回横浜に途中下車した理由はこれでした

候補となるお店は何店舗かありますが
やはり最初にレビューするお店となれば
ここへ行かない訳にはいかないでしょうか

やって来たのは横浜駅南口から西へ向かい
徒歩10分ほどの場所にあるお店
『横浜野田岩』さん
 

 
 
創業200年以上を誇る東麻布の人気老舗鰻店
『野田岩』で修業をされていた末弟の方が
暖簾分けを許され、横浜の地にオープンした
歴史あるうなぎ店となります
 
 
 
本家同様に素材に拘って、秘伝のタレと
継承した技術を駆使して備長炭でじっくりと
焼き上げている鰻は多くのお客さんを
虜にしているそうです
 

 

横浜駅前には本店と横浜高島屋店があり
駅から訪問するには横浜高島屋の方が
絶対的に近いのは間違いないのですが
やはり本店へ伺う方が良いでしょうね

もはや料亭のような雰囲気なので
物怖じしてしまう人もいるかもしれませんが
お店が予約でいっぱいだったり
場所に不釣り合いな服装をしてない限り
無下に断られる事はなかなかありません
 

早速入店しました

入口を入って目の前にある受付&レジに
女将さんがいらっしゃいました
特に予約無く一人で訪問した旨を伝えると
レジ脇にあるテーブル席へ案内されました

2階等にもテーブル席があるようですが
1階席との案内に区別があるのかは不明です

もしかすると2階席は
グループや団体向けなのでしょうか
もしくは予約なしで訪問したお客さんを
1階席に案内しているのかもしれません

こちらのエリアには先客はいらっしゃらず
後客で3名いらっしゃいました
 
 
店内はとても落ち着いた雰囲気です
 
 
 
その静寂に手持ち無沙汰になってしまい
料理を待つ間はスマホを弄りながら
時間を潰すことにしました
 

・メニュー表
 
 
 
 
 
 
 
基本的に食事だけでも良かったのですが
うなぎが焼き上がるのを待つのも
結構時間が掛かるだろうと思い
少しお酒を挟むことにしましょうか
 
 
●生ビール
 
 
という訳で生ビールを注文しました
銘柄は不明
 
 
 
陶器でビールを飲むと冷たさが維持されたり
泡がきめ細やかで長持ちするなど
良いこと尽くめのように言われていますが

個人的には真空断熱のタンブラーとか
薄張りグラスの方が好みでしょうか
 
 
付け合わせにしらすが出てきました
 

●焼き鳥
 
 
 
本当は肝焼きをお願いしたかったのですが
売り切れとの事で盛込みと悩んだ挙句に
焼き鳥を注文する事にしました

うなぎ屋で食べる焼き鳥って何だか不思議
1本ですが結構大きめに串打ちされていて
外側は香ばしく中身はジューシーな焼き鳥
もちろん焼き職人の手によって炭火で
丁寧に焼かれてるのでその辺の中途半端な
焼鳥屋より美味しいに決まってます
 
 
一味や七味唐辛子では無く、うなぎ屋らしく
山椒を使うところがポイントでしょうか
辛味は無いけど風味は豊かです
 

●かさね
 
 
 
志ら焼き、蒲焼きご飯、肝吸い、香の物、
箸休、デザートがセットになっている
豪華なメニューとなっています
 

・クエ炙り岩塩
 
 
箸休めの料理として提供されていた一品
高級魚のクエの皮目を炙って
岩塩を落とした刺身となっていました

クエの身がキュッと締まっていて
旨みが凝縮されています
 

・志ら焼き
 
 
 
蒸しあげられた後に備長炭で炭火焼きされ、
山葵をつけてあっさりと味わえる一品です

余分な脂がしっかり落とされた鰻なので
あっさり食べたい年配のお客さん向けの
鰻ではないでしょうか
これで日本酒なんかを頂くのも良いですね
 

・蒲焼き
 
 
 
蒸しあげられた後にタレをつけて
備長炭で炭火焼きされた関東風の一品です

ふんわりとした食感の鰻は炭火で香ばしく
焼き上げられていて、タレは思いのほか
濃くなくあっさりした仕上がりで、
タレの風味や味で鰻の臭みや味わいが
ごまかされず鰻本来の味が楽しめました
 

・肝吸い
 
 
鰻と言って欠かせないのはこれですね
うなぎの肝の使い方ってお店によって
千差万別だと思います

蒲焼きや白焼きに使われていたうなぎの肝を
そのまま肝吸いに漬かっているお店だったり
新鮮な肝は肝焼きに使って、肝吸い用の肝は
業者から仕入れていたりする事もあるし、
またその逆も在り得る

ここのお店が肝をどのように扱っているか
それは定かではありませんが、
やや小ぶりながら臭みの無い肝だった
内臓部分って肉同様に鮮度が命なので、
この辺りも手抜きは出来ません
 
 

 
 
うなぎは値段に応じて大きさが変わるため
この値段で食べているのだから仕方が無いが
白焼きが思いのほか小さかったので、
どうせ日本酒を飲んでいる訳では無いのなら
もう少し大きめの蒲焼きを食べた方が
満足度が高かったかもしれないと感じました
 
高騰してしまってそれでなくても大衆的な
料理からはかけ離れつつあるうなぎですが
お手頃に食べられる時はもう来ないのか
 
土用の鰻の日だけの貴重な食べ物に
なってしまわない事だけを祈りつつ
次回のうなぎを楽しみにしていきましょう
 

【横浜野田岩】
横浜市西区北幸2-13-9
TEL 045-320-3224
11:30~13:45 (LO 13:30)
17:00~19:45 (LO 19:30)
日曜定休、その他不定休
 
 
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横浜野田岩うなぎ / 平沼橋駅横浜駅高島町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6