8月某日の男子肉食会
今回のテーマは『焼鳥』でした
前回『熟成肉』で男子肉食会を開いた際は
中途半端なお店チョイスをしてしまい
結果後悔の念に駆られておりましたが
今回はちゃんとしたお店をチョイスしようと
私の攻略課題となっていた
お店へ伺うこととなりました
そこで私が行きたかった2軒のお店を予約し
開店時間に合わせて伺いました
まず初めに伺ったのは焼鳥屋『里葉亭』さん
2017年8月時点の食べログの神奈川県エリア
焼鳥部門で1位に君臨し、全国でも3位に
位置する人気店です
こちらのお店には焼鳥のメニュー表が無く
基本コースで料理を順に出されていく感じ
となります
オープンの17:30に予約したところ
19:30からの予約が埋まっているとの事で
19:20までの時間制となりました
外観は焼鳥屋というか居酒屋あるいは
割烹料理屋のような様相でした
お店のオープン待ちをしている人が
他にも数組いらっしゃいました
お店のオープンに合わせて雪崩れ込みました
3人だったのでテーブル席に案内されました
もしくは割烹料理屋のイメージですね
手始めにドリンクのみ注文しました
①あらごし梅酒
コースの食前酒です
仄かな酸味と甘みで口内をスッキリさせます
②ぬか漬け
最初に出てくるとは思いませんでしたが
料理間の口直しするには必要ですね
種類も豊富で嬉しいですね
③ハツ
外側がプリッとしていながらも
中身はトロけるような食感です
今まで食べた事があるハツと一線を画し
焼鳥のイメージを変えられた気がします
ハツに生姜がのっているのも初めてでしたが
これがまたなかなか合いますね
●生ビール
キンキンに冷えたジョッキはビールの味や
風味を消してしまうデメリットはあるものの
暑い時期にはやはり嬉しいものですね
改めて乾杯をしました
④手羽先のから揚げ
外見はパリッと仕上げで噛みしめると
肉汁が溢れるジューシーさでした
なんて事は無いようで提供レベルは
全てにおいて高レベルの水準です
⑤鶏皮
これ、鶏皮!?
って思うようなフォルムです
大量に鶏皮が連なって一つの塊になってます
外側はカリッと焼きあげてはおらず
ボリュームありかつジューシーでした
中身は歯切れが良い感じでホルモンのように
噛み続ける必要はほとんどありませんでした
里葉亭ワールドに引きずり込まれました
⑥牛ハラミ
此方のお店は鶏専門店ではありません
なので牛の串も出てきます
醤油ベースの味付けという違いはあるものの
ハラミは肉々しい部位ではありますが
ハラミ版の牛タンシチューのような
柔らかさがありました
⑦珍味盛り合わせ
チーズ&きんかんの味噌漬け、
牛たんコンフィ、胸肉のオイル煮
風味やコクなどクセを変えた一品
焼酎などに合いそうな料理でした
⑧せせり
鶏の首肉です
よく動かす部分なので肉の締りが良く
噛むとジュワっと旨味がにじみ出てきます
⑨銀杏
しっかり弾力のある銀杏で
ほろ苦さとクセのある塩が合います
●醸し人九平次 「SAUVAGE」 雄町2016
赤磐雄町米から生まれて
私が好きな銘柄である『醸し人九平次』
雄町の日本酒なので呑んだ後の口の中に
広がるふくよかな旨味と深いコク
それが長く続く点は秀逸ですね
ジビエなどの力強い料理に負けない
力強さをもったお酒なので肉料理主体の
こちらのコースには向いているかと思います
⑩ピーマン焼き
一見何の変哲も無いピーマンですが
中にピーマンの風味をまとった出汁が
入っていてこれがなぜか旨いんです
⑪白レバー
こちらも大振りの一品です
究極のレア感を感じる白レバの食感は
確かに他のお店でもこういう感じで
出しているお店もあると思いますが
ここまで大振りで絶妙に焼き上げる技術は
職人技だと思います
⑫牛タンのデミグラスソース煮
焼鳥屋でデミグラスソースなんて
出すんだねと感心しましたが
これも丁寧に仕込まれた一品でした
味が濃い印象が強いデミグラスですが
あっさり食べられる味付けにされており
牛タンはホロッと崩れる食感で良かった
⑬牛タン
こちらは仙台の牛タンも真っ青の
めっちゃ食べ応えがある一品でした
固すぎず心地よい噛み応えがあり
噛むほどに旨味が溢れてきます
⑭しいたけ
こちらも傘の中に出汁が入ってます
まず初めに啜ってみるとこの出汁も旨い
肉厚のしいたけも良いですね
⑮砂肝
歪に串に打ち込まれていますが
斑なく焼くための工夫でしょうか
サクサク食感で歯ごたえ良し
⑯手羽元
これはまずまずジューシーでした
前半でハイテンションになってしまったので
〆で心落ち着けるには丁度いい
⑰鶏スープ
濃厚な白湯スープかと思いきや
意外とあっさり目で上品なスープでした
〆には良い感じです
今まで4点以上の点数を付けるお店が無く
お店への評価も冷静に冷めた視点で
評価を行っている事が多いのですが
此方は一品一品が一球入魂された料理で
それぞれ1品ずつ感嘆してしまいました
ちょいちょい挟んでくる変化球なんてのも
全て全力投球の勝負球なんですよね
でもしっかり考え抜かれたコース料理は
食べる側の抑揚をつけてくれていて
食べ疲れることなく美味しく頂けました
初めて全国的な有名店に伺いましたが
やはりそれだけ注目されているお店だと
実感する事が出来ました
【里葉亭】
横浜市中区福富町仲通3-2
TEL 045-251-7676
17:30~22:30
水曜・第1・3・5木曜定休
横浜市中区福富町仲通3-2
TEL 045-251-7676
17:30~22:30
水曜・第1・3・5木曜定休
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
記事をご一読頂きありがとうございました。この度ブログランキングに参加することになりました。下記のバナーへのクリックにご協力をお願いします。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆