私…、
思い出したことがあります
12年前…、
次女のお産の時
陣痛が1分おきぐらいになって、
痛くてたまらなかった時
痛みには強い私。
その痛みにとにかく耐える為に、
息を止め、
全身に力をギュッと入れて…、
その痛みを、
ただ耐えしのごうとしていました。
全身に力を入れて、
自分が感じる痛みを最小限にすればいいんだ…
今、自分さえ我慢をすれば…
という気持ちで、
グッとこらえていました。
すると…
助産師さんたちの動きが、
急に、慌ただしくなりました
バタバタバタ…
っと、私に駆け寄ってきて…、
「かずママさん!!
呼吸してください!!
ゆっくり大きく…
深呼吸してーー!!
赤ちゃんが…、
苦しがっていますよー」
そう言われて…、
私はハッとしました
あ!!そうかぁ。
私が呼吸を止めるってことは…、
子どもも呼吸を止めるってことなのかなぁ。
私が酸素を吸わなかったら、
子どもにも酸素がいかないのかぁ。
私が苦しむってことは…、
子どもも苦しむってことなんだぁ。
それに気付き、
自分さえ我慢していれば…
という考えはなくなり、
子どもの為にも、
呼吸をしないと!
リラックスしないと!
と…、
なるべく力をゆるめるようにして…、お産がすすみ…、
無事に元気な次女が
生まれてきてくれたのですが…
これって…、
生まれてからも、
同じですねぇ
ママやパパが、
自分さえ苦しめばいい。
自分さえ我慢していればいい。
とにかく耐えていればいい。
そんな生き方を、
ママやパパがしていたら…、
子どもだって、
苦しくなってきますよねぇ
子どもはよく親のことを見ています。
親の変化に敏感です。
だからこそ、
子どもが何歳になっても…、
お腹の中に子どもがいるようなつもりで…、
自分がちゃんと呼吸をして…、
リラックスして…、
身体の力を抜いて…、
楽に…、
生きていくことが、
子どもの心と体を、
満たしていくことにつながるのかもしれませんね
フッと、
次女のお産を思い出して…、
そのように思いました
子どもは生まれ来る前から…、
教えてくれていたのですね
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私のブログは、
15年前に兄を自死で亡くしたこと…
そして…、
約10年前に旦那が
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