読みに来てくださり
ありがとうございます
私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
下の兄は、
突然行方不明になりましたが…
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10カ月後、
なんとか兄を見つけだし、
無事に帰ってきました
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それから、数年後…
これの続きです
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全く頭の整理ができない中、
とにかく急いで
1階に行きました。
私は生まれたばかりの長女を抱きながら…
とにかく1階に…
え〜っと…
どうしよう…。
お母さんに言ったら…
気絶してしまいかもしれない
でも…
早く伝えて、
お兄ちゃんの元に行ってもらいたい
私は、
意を決して言いました。
私
「お母さん！！
とりあえず、
この椅子に座ってくれる
」
」母
「なに
どうしたの
」
」…………。
私
「お母さん、
落ち着いて聞いてね」
そんな私の姿を見て、
横にいた旦那は、
察したようでした。
「何か大変なことが起こったな」と…。
旦那もソファーに座り、
一緒に聞いてくれました
私
「今、
お父さんから電話が来て…
…………、
下のお兄ちゃんが…
自殺したって…
」
」その言葉を言うのが、
やっとでした
言いたくない…。
口にしたくない言葉…。
その言葉を、
私は発していました
母
「え？！」
そりゃ…
そうです…
母
「なんで
なんでなの
下のお兄ちゃんが…、
なんで…」
」母は…
泣きませんでした。
取り乱しもしませんでした。
慌てず、
冷静……を装っていました。
でも…
私にはわかりました。
母の手が震えていたことを…
その状況を、
すぐに理解し、
指揮を取ってくれたのは
旦那でした
旦那
「お母さん！
僕が送りますので、
すぐに実家に行きましょう」
冷静に…
優しく…
旦那は私たちを
落ち着かせてくれました
私
「お母さんをよろしくね」
旦那
「うん。
わかった。
実家に着いたらすぐに連絡するから、長女のこと、
よろしくね！」
本当に…
冷静で、
頼りになる旦那です
トラブルが起きても、
まったく動じない旦那でした
そして、
すぐに旦那の運転で、
母は実家に帰りました。
（車で1時間ぐらい）
その足で、
両親は兄が安置されている
警察署へ…向かいました。
母を送り届けてくれた旦那は
両親に…
「かずママと長女のことを
よろしくお願いします」
と言われて…、
すぐに戻って来てくれました。
そして旦那は…、
長女を抱きしめて待っていた私を、
ギューっと抱きしめて…
旦那
「大丈夫。
大丈夫だからね。
俺はずっと、
ここにいるから。
絶対に…
どこにもいかないから。
安心してね…」
旦那はそう言って、
私を安心させてくれました
後から思うと…
「どこにもいかないから」
って…言ったよねぇ
という感じですが…
その時は、
私を支え、
救ってくれたのでした
怖くて仕方がなかった。
大好きなお兄ちゃんが…
つい数日前まで、
「会おうね」と約束していた
お兄ちゃんが…
自分で死んでしまった
怖くて怖くて仕方がなかった
身近な人が死んでしまう…
まさに初めての経験でした
つづきます
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現役看護師、心理カウンセラー、
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【2人の兄についての記事】