「弥生時代に製鉄はなかったのか?」 | 熊本阿蘇~火の国探訪記

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「熊本」は、火の国でもあり、また霊(ひ)の国とも言われています。

熊本や阿蘇の歴史や伝承をひもときつつ、この土地の持つ魅力に迫っていきたいと思います。

僕はある時期、恐らく5~6年にわたって炊飯ジャーを持ちませんでした。

その間、米を食べなかったか?というとそうではなくて、ちゃんと毎日食べていました。

ガスコンロの上に羽釜を置いて、炊飯していたのです。その方がおいしいと思ったからです。

その後、保温などの利便性を考えて、炊飯ジャー!ラスタファライを導入しましたが、なければないで、さほど不便は感じていませんでした。

で、何が言いたいのかというと「弥生時代に製鉄はなかったのか?」という話です。

日本の製鉄は5~6世紀に始まったのであり、弥生時代に製鉄はなかった、というのが定説となっています。

「弥生時代の確実な製鉄遺跡が発見されていない」というのがその理由です。

そのため、それ以前の時代に発見された鉄は、「輸入品である」とされています。

しかし!我々が未だ知り得ていない製鉄法があった可能性もあるわけです。

炊飯ジャーを持っていないからと言って、米を食べていない、とは限らない。 他の方法でも炊けるのだから。という持論を胸に、僕は大津町歴史文化伝承館を訪れたのでした。