高校野球が終わり、甲子園に戻ってくるこの時期、
昨シーズンは、マジックナンバーが点灯し、
優勝決定はいつかと、予想したりしていたけれど。
ある評論家によると統計的にみて、
残り試合の1割以上のゲーム差になると、
そこから逆転することは難しいらしい。
残り試合が24試合(うち甲子園15試合)、
首位巨人と5.0ゲーム差(直接対決残り4試合)、
2位広島と4.5ゲーム差(直接対決残り3試合)。
連覇に向かっては、かなり厳しい状況になった。
残りを2勝1敗ペースではもう間に合わず、
4月下旬や球宴明けのように、
大型連勝くらいしないと、追いつきそうにない。
しかし、最近のチーム状況をみても、
良化の兆しがなかなか見られない。
打線は上向きにならず、なかなかつながらない。
守備をみても、相変わらず防げるはずのエラーや、
記録に残らないミスがなかなか減らない。
投手陣は高橋投手が戻ってきたけれど、
比較的安定した投球をしていたビーズリー投手が、
熱発で離脱となったのもかなり痛い。
これまで結果を出していた他の先発陣やリリーフ陣も、
登板過多等で万全とは言えなくなってきている。
もう残りの試合のすべてについて、
佐藤輝、中野、木浪、梅野、坂本の各選手の打撃が上向き、
打線がつながり、そして堅実に守り、
投攻守がしっかりかみ合うということでも起こらないと。
残り試合、本拠地甲子園での試合が多いいうことは、
好材料ではあるけど、はたしていかに。
一縷の望みを託して。