楽器ネタです。
2003年に『室内で遊べる趣味を持とう』と思い立ち、ピアノを始めました。
当時の職場にいた音大卒のアルバイトさんからピアノの先生を紹介してもらい、1年半ほど習いに行きました。その時に購入した電子ピアノがYAMAHAのP-120です。
その後、2005年に海外案件を専門とする系列会社に転籍、結婚、子供の誕生、等々の人生のイベントが続き、ピアノと疎遠になってしまいました。
今回、子供の練習用として電子ピアノを復活させることにしました。
一部の鍵盤が元の位置に戻らなくなっていました。ネットで調べるとこのモデルの持病らしく、経年劣化により鍵盤パーツの一部が割れて、鍵盤が斜めになり、隣の鍵盤と擦れて戻りが悪くなるそうです。
分解して鍵盤をチェックすると情報通り、プラスチックが割れていました。下の写真の赤く丸で囲ったところです。
鍵盤の付け根部分です。6本の鍵盤で割れていました。
20年前のモデルですが鍵盤のパーツのストックはあるようです。ただし、メーカー修理品とのこと。すぐに使いたいので自分で直しました。
観察すると鍵盤パーツとピアノ本体の嵌合部の噛み合わせがキツく、片側が割れて抑えが効かないと鍵盤が斜めに入ります。
嵌合部の凹側(下の写真の青丸)を削ることで、鍵盤を水平に取り付けできることがわかったので、部品を加工しました。
割れた鍵盤6本のうち、3本は上手く調整出来ました。残り3本は正常に戻るようになりましたが、タッチがイマイチだったので、使う頻度の少ない高音域の壊れていない鍵盤と差し替えました。
鍵盤の加工、ピアノ内部及び鍵盤のクリーニング等々、約3時間かけて修理&清掃しました。
作業完了!なお、工場出荷時の組み付けが悪かったのか?ビス3本が元通りに入らなかったので抜いたままにしています。
当時のテキストを引っ張り出し、イチからピアノを弾いてみました。
た、楽しい😃。
しかし左の指が上手く動きません、特に小指。ウソだろ...と思いましたが、20年経ってますから多少の運動機能低下はやむを得ないです。それにしても悲しい😭。
子供が使っていない時に練習リハビリしようと思います。
楽器ネタでした。
最新のモデルです。3ペダルになってますね。