本町の坐摩神社(いかすりじんじゃ)に呼ばれてから、坐摩神社元宮(旧鎮座地)がやたら氣になったので、天満橋まで行ってきました。


着いてみると、なんと改修工事中で、御神体は本町の坐摩神社に還しましたとのこと。😭








ホームページをちゃんと読んでみると、改修工事に入ったことが書いてありました。

見落としてました。💦





しかしながら、今日はこの土地に来なければいけなかったんだろうな…という事があり、やはり呼ばれた意味があったんだと思います。




ワタシが坐摩神社元宮(旧鎮座地)が氣になった理由は、この場所が、熊野詣に向かう為に最初に参詣していた第一王子(窪津王子 )社の元の鎮座地と書かれていたからです。



ちなみに現在、熊野第一王子社は、天王寺区の堀越神社内に遷されています。






第二王子社は、阿倍王子神社です。








天満橋にある、熊野街道の起点碑







天満橋駅近くに、八軒家船着場跡の石碑がありました。

今日はコレを見つけれただけで感動✨



この辺りは平安時代から、四天王寺・熊野詣の上陸地点だったようです。

八軒家の地名は、江戸時代に八軒の船宿があったからだそう。
 
船着場としての歴史は古く、仁徳天皇の伝説にも登場するとか。












他府県の方々は、天満橋と聞いても地理的にピンとこないかもですが、昔の人たちは、京都の城南宮 を出発し、船で淀川を下り、ココ大阪の天満橋付近で降りて、第一王子社に参詣し、第二王子社や第三王子社など、九十九王子 に祈願しながら熊野を目指したそうです。






ざっくりな地図ですが、京都から川を下ってきて、赤い丸が大阪天満橋の八軒家船着場。

ここからさらに南下して、和歌山の熊野三山へ向かいます。

















この天満橋付近は、『渡辺氏』のルーツだそうです。


全国の渡辺さんにとって、坐摩神社は重要なルーツだそうですよ。


もし渡辺さんがこの記事を読んでくださっていたならば、ご自分のルーツに想いを馳せてみてくださいね。



⬇こちらの記事がオススメです。










ちなみに、ここから1kmほど先には、緒方洪庵旧宅(適塾)があるそうです。


ドラマ 『JIN -仁-』で、武田鉄矢さんが演じられた緒方洪庵 の適塾ですね。


現代の医師が江戸時代にタイムスリップするストーリー、面白かったですよね〜。







ちなみに適塾は、大阪大学の前身です。






坐摩神社から熊野詣の起点地に繋がり、渡辺氏のルーツ、熊野街道のルート(九十九王子)などなど沢山学べて、歴史を感じることができ、勉強になりました。音譜





興味のある方は、熊野街道の石碑などを探してみてくださいね。ウインク




今日、目に飛び込んできた看板⬇




神の心…

ステキな会社名ですね。✨