計算式や何やらは色々なサイトに載ってますので、
調べてもなかなか出てこない・・・というものに絞って書きます。
【原価計算】
原価計算はなぜ必要なのか?といえば、
・ 財務諸表の作成(売上原価や、製品や仕掛品の棚卸資産評価)
・ コストマネジメント(コスト管理、予算管理)
・ 戦略策定の1ファクター
などが目的となるのですが、
原価って一言でいってもたくさん種類あるんですよね。
・・・というのが最初の私の躓きでした。
1.仕入原価
分かりやすいですね。材料や商品の仕入にかかった費用が「仕入原価」。
仕入にかかった配送費なども含みます。
⇒ 仕入原価=仕入品価格+経費
2.製造原価
製品を作るのにかかった全ての費用を合計したものが「製造原価」。
「その期中に完成した製品」にかかった費用の合計なので、
期首仕掛品が完成したらその分の製造費用は含みますが、
期末仕掛品に費やされた費用は(期中に完成していないので)含みません。
⇒ 製造原価=材料費+労務費+製造経費
3.売上原価
期中に売り上げた製品における原価分が「売上原価」。
概念としては、
⇒ 売上原価=1個あたり製品原価×期中に売れた個数
なのですが、通常、売上原価を求める式は、
⇒ 売上原価=期首棚卸高+製造原価-期末棚卸高
となります。
4.総原価
製造原価に販管費を加えたものが「総原価」。
⇒ 総原価=製造原価+販管費
通常「原価」と言うと、2の製造原価 or 4の総原価 を指します。
※なお、工業簿記では、原価=製造原価です。
それぞれの原価の関係を図にしたのですが、
期首期末とか入るとややこしいからボツ!
とボスに言われてお蔵入りになったので、こちらに掲載します。。

(クリックで拡大)
サービス業では“モノ”が無く、費用の大半が人件費なので、
サービス業の原価は人件費なのか?と考えがちです。
しかし人件費は「販売」する費用なので、
・ 製造原価を原価ととらえる場合には、原価なし
・ 総原価を原価ととらえる場合には、販管費として原価に計上
という違いが出てくることになります。
(※この辺がややこしいところね!!)
・・・原価の関係については、こんなところでしょうか。