星の定め→思念の引き寄せ→身体や物理環境への作用。
星は思念を通して物理環境へ作用する。この流れが基本だが、思念から現実への作用は恐らく個人差がある。
定めが凶事なら思念のガードが弱ければひとたまりもない。
一撃で吹き飛ばされる。
しかし同じ生年月日の全ての人が同じ不幸に遇うわけでなく、なぜか極端な凶事が降りかかる人がいる。
それは「いい人ほど早死にする」という格言と通じるものがある。
いい人は利他的で愛情深い。
愛情とは自己犠牲の奉仕であり、度を越えれば他人の不幸さえ肩代わりする。
利己的な人は逆にお人好しを養分に自分だけ美味しい思いをする。
そういった人は不利益は他人に、利益は自分に振り分ける。
この手の加害者は法に触れない限り裁かれないが、太陽やパラスにトラサタが乗るとき天罰が下る。
しかし、お人好しの善人も太陽やパラスとトラサタの合衝でなぜか罰せられる。
まるで生け贄のように死神に供される。
理不尽極まりないが、事実ベースでこの世はそう出来ている。
その最たるものが池袋暴走事故だ。
被害者の松永真菜さんは事故時、
N太陽火星合、T海王星オポジション。
太陽火星~45~冥王星~45~土星天王星~135~セドナ。
バルムンク。厄介者。
T天王星、Nセドナ合。オーブ7
太陽に海王星が乗り、バルムンクの剣先に天王星が緩く乗っかっていた。
バルムンク(厄介者)は恐らく真菜さんは使っていない。
複合アスペクトは自分で使わないと他人に使われ、自分に牙を剥く。
また、天王星キロン衝で事故運あり。
つまり、被害者に先天的な星の定めとして事故運があり、それがトラサタの太陽合がトリガーとなり、現実化したということ。
星→思念→現実。
この流れをせき止める、または回避する防衛力が真菜さんにはなかった。
それは恐らく彼女が利他的で心優しい女性だったからだろう。
真菜さんのナウシカアは水星とオーブ0で合。
優しい考え方やコミュニケーションをする人。
その美徳が加害者に付け込まれ、被害に遭った要因かと思われる。
加害者の飯塚幸三は特に悪いホロスコープではなかったが、事故時にNオルクスにTセドナが乗り、死神コンビがセットされていた。
彼が亡くなったときはNオルクスT天王星が合であり、オルクスによって晩節が汚されたと言える。
物理的事実だけ見れば飯塚幸三が原因の事故だが、星の定めを見ると松永真菜さんに元々事故運があり、加害者は死神の役割を演じさせられたようにも見える。
これは一般常識では決して受け入れられないことだろうが、事件事故の中には被害者が原因で起こるものがあると私は思う。
しかもそれは被害者が悪人だから起こるわけでなく、ただ星の定めが悪く、それに対して思念的防衛力が低いお人好しだと凶事の発現に歯止めが効かないということ。
むしろ利他的な善人ほど利己的な悪人に蹂躙され、損をするようにこの世は出来ている。
殉教する宗教信者は報われず、弾圧する圧政者は裁かれない。
だから私は地球での生存競争をクソゲーだと見なしている。
どう考えても「北朝鮮」で出世競争するのは馬鹿馬鹿しい。
それより「脱北」に全力を投じた方がよほど賢明だ。
善人であることで殺された被害者は、もう二度と下らない地球に生まれるべきではない。
これを反出生主義ならぬ反転生主義と呼ぶべきだろう。
もう二度と物質次元に転生したくない、少なくとも地球はまっぴらだ。
これが地球での人類体験に対する心からの軽蔑により至る最終回答だろう。
(軽蔑は必ず対象からの離別を決断させる。
軽蔑なくして離脱、縁切りはあり得ない。
軽蔑の足りない知恵なき者は、だからいつまでもろくでなしから離れられない。)
別に「誕生」が悪いのではない。
ただ地球という土壌が糞であり、もっとマシな「天国」がこの広い宇宙にはあるということ。
クソゲーに見切りをつけ、新作ゲームをプレイするのはそんなに突飛な思想ではないだろう。
ゲーム運営者に洗脳され、ログアウトを忘却させられ、クソゲー内に監禁されているのでなければ。