土星外惑星、トランスサタニアン、略してトラサタは星座のイングレス、入室で大きな変化を人類にもたらす。
一番分かりやすいのは海王星獅子座イングレスの第一次世界大戦勃発、冥王星獅子座イングレスの第二次世界大戦勃発。
では天王星はどうかというと、
1956年7月。天王星 獅子座 1.14
この頃の科学史における新技術は、
1955年: 潜水艦発射弾道ミサイル(ソビエト連邦)
1957年: 大陸間弾道ミサイル/衛星軌道に達するロケット: セルゲイ・コロリョフ
1957年: 人工衛星: セルゲイ・コロリョフ他(ソビエト連邦の宇宙開発)
これで核戦争の未来が一気に近づいた。
また、この少しあと、1962年にはキューバ危機が起き、実際核戦争一歩手前までいっている。
1962年10月は天王星が天秤座に入っており、血気盛んな牡羊座の対極として第二の危険エリアだった。
1961年: 弾道弾迎撃ミサイル(ソビエト連邦)
1961年: 有人宇宙飛行: ユーリイ・ガガーリン
Φシステムの起点である水瓶座イングレスは、
1912年2月。天王星 水瓶座 0.06
1911年: 背負い式パラシュート: グレープ・コテルニコフ
1912年: 航空機減速用パラシュート: グレープ・コテルニコフ
1913年: 旅客機: イーゴリ・シコールスキイ
1914年: 戦略爆撃機: イーゴリ・シコールスキイ
1914年: 戦車: ウィリアム・トリットンとウォルター・ゴードン・ウィルソン
1915年: 活性炭を使ったガスマスク: ニコライ・ゼリンスキーとジェームズ・B・ガーナー
1916年: トンプソン・サブマシンガン: ジョン・T・トンプソン
1917年: 巡航ミサイル: チャールズ・ケタリング
海王星獅子座イングレスの第一次世界大戦勃発により一気に戦車やガスマスクが開発されたのだろうが、この時期の技術革新には天王星の後押しもあったように思える。
次に天王星が水瓶座イングレスを起こしたのは、
1996年2月。天王星 水瓶座 1.16
Wikipediaより。
Windows 95発売。比較的安価なパソコンでも操作性の高いGUIの利用を可能にしたため、PC業界における一大ブームを巻き起こす。
リリース日。1995年8月24日 (英語版)。1995年11月23日 (日本語版)。
Windows 95の発売日近辺は天王星山羊座26~27度。
まだ水瓶座に入ってないが、5度前ルールとして次の星座の影響圏内にあった。
血の気の多い牡羊座イングレスは、
2011年3月。天王星 魚座 29.39
ご存知東日本大震災と福島原発メルトダウンにドンピシャだ。
これは原発という科学技術への鉄槌だったのだろうか?
またこの時期にはこれが開発された。
Wikipediaより。
極超音速兵器(ごくちょうおんそくへいき)は、極超音速で飛行する兵器。
音速の5倍から25倍ほどの超高速で長距離を飛行するため、探知や迎撃が困難となる。
弾道ミサイルも同様に高速飛行する長距離兵器であるが、2010年代以降に開発が進み、それにより注目されているのは、
極超音速飛行のみならず、ある程度の機動性を有することにより、迎撃の困難性が増したことにある。
共通極超音速滑空体は、アメリカ合衆国で開発されている極超音速滑空体。
陸軍のAHW計画は比較的順調に進捗し、2011年からは試射に着手した。
ロシアや中華人民共和国が急速に極超音速滑空体の実用化を進めていることを考慮して、
国防総省はFALCON計画のバックアップとして位置付けていたAHW計画を最優先事項に繰り上げた。
*************************
同じく前回の天王星サイクルでの牡羊座イングレスを調べると、
1928年1月。天王星 魚座 29.70
しかしこの時代に目立った新技術は見つけられなかった。
代わりにこんなことが起きた。
1928年 ナチ党として初の国政選挙。12議席を獲得。
1930年 この年の選挙でナチ党は第2党の地位を獲得。
ナチスがドイツ国政に進出したのが牡羊座イングレスと被る。
ナチスドイツはロケット開発者のフォン・ブラウンなど科学技術の発展に著しく貢献したが、これも天王星の仕業か?
ちなみに牡牛座イングレスの1936年にはナチス政権下のドイツで化学兵器サリンが開発されている。
Φシステムの頂点である獅子座に次に入室するのは、
2040年1月。天王星 獅子座 2.24
GoogleAIによる概説より。
シンギュラリティ(技術的特異点)がいつ起こるのかについては、研究者によって見解が分かれており、2030年~2045年など幅広い説が提唱されています。
【シンギュラリティの時期に関する説】
レイ・カーツワイル氏ら多くの研究者は、コンピューターテクノロジーの進化の過程から、2045年にシンギュラリティが到来すると論じています。
スチュアート・アームストロング氏は2040年にシンギュラリティが起こる説を提唱しています。
Wikipediaより。
技術的特異点〈テクノロジカル・シンギュラリティ〉またはシンギュラリティ (singularity) とは、
科学技術が急速に「進化」・変化することで人間の生活も決定的に変化する「未来」を指す言葉。
発明家にして思想家のレイ・カーツワイルによれば特異点とは、
技術的「成長」が指数関数的に続く中で人工知能が「人間の知能を大幅に凌駕する」時点であり、
すなわち「哲学的、宗教的伝統」における「神の概念」への「進化」であり、
これを推進することは「本質的にスピリチュアルな事業」だと言う。
*************************
シンギュラリティがキューバ危機のような不測の事態を引き起こすのだろうか?
1912年頃に始まった前回の天王星サイクルは戦略爆撃機や戦車に始まり、頂点の獅子座で大陸間弾道ミサイルが生まれた。
1996年頃からの今のサイクルでは一般大衆へのWindows 95の普及から始まり、2040年前後に予想されるシンギュラリティが頂点となると思われる。