宗教のブレンド | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

宗教について疑問に思うのは、なぜ信者は一つの宗教を信じ、他を混ぜないのかということ。


>ブレンド
>コーヒー・酒などで、味や香りをよくするために、
>種類の異なるものを適当にまぜること。


それは神の無謬性を信じるからだろうが、逆に言えば無謬、間違いがないから神であり、信じるに値するのだろう。

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AI による概要
「神の無謬性」とは、神が誤りや過ちを犯すことがない、つまり神の言葉や行為は完全であり、真実であることを指します。これは、特にキリスト教の聖書無謬説や、カトリック教会の教皇不可謬説などの教義において重要な概念です。

聖書無謬説: 聖書が神の言葉として、誤りがないと考える教義です。聖書は信仰と実践の規範であり、科学、歴史、その他の分野においても完全な真実を表していると考えられます。

教皇不可謬説: カトリック教会において、教皇が「不可謬」の権威(infallibility)をもって発する教義上の宣言は、教会の教えとして永遠に変わることがないという教義です。この宣言は、教皇が使徒の権威で、信仰や道徳に関する事柄について、公式に発表したものである必要があります。
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占いについても絶対当たると信じ、一人の占い師に大金を投じる人もいるが、その視野狭窄は何なんだろう?

真実が登山なら登頂ルートは複数あり、アメリカ隊とロシア隊が初登頂を争い、一方が負けたとしてもその敗者チームが優れた登山技術を持っていたら、後発隊は参考にするだろう。

宗教も占いも救済が目的なら手段は幾らでもあり、一つに限定する方が失敗のリスクが高まる。

だから何事も複数から良いとこ取りするブレンドが良く、私もグノーシス主義や仏教、その他大悟者の言説を取り入れ、自分の知的味覚に合うよう調合している。


しかし世人は一つに固執するガチ信者か、宗教を毛嫌いする人たちに二分される。

中間にスピリチュアル系を好む人たちがいるが、彼らはライト層であり、本気で魂の救済を求めているようには思えない。

なぜガチ信者には複数の宗教に浮気し、キメラ合体させる人たちが少ないのだろう?

それは彼らが徹頭徹尾お客様気分だからか?


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茶師:茶葉を選定・ブレンドし、製品化する人.
ブレンダー:コーヒー、紅茶、ブランデーなどをブレンドする人.
調香師:香水をブレンドする人.
アロマブレンドデザイナー:アロマをブレンドし、化粧品や香水の香り、空間の香りをデザインする人.
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ここになぜ宗教ブレンダーの項目がないのだろう?

思えば私のオリジナル占術は既存の占星術の各種技法を新たな配合でブレンドし、論理を組み直し、新機軸を打ち出したにすぎない。

私は根っからのブレンダーなのか。


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マスター ブレンダーとは、ウイスキーやその他のリキュールにおいて、ブレンダー(調合する人)の最高責任者を指します。彼らは、様々なウイスキーをブレンドして特定の製品を開発したり、既存の製品の品質を維持したりする責任を負っています。
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できれば占術ブレンダー、宗教ブレンダーの最高峰に到達したいものだが、他に同様の思索を試みてる人を知らない。


音楽にもミクスチャー・ロックなど混合物はあるのに、なぜ占術や宗教は本当は混ぜてるのにそれを隠すのだろうか?

神の無謬性のなかには独創性も含まれるだろうが、宗教も占術も先人からの遺産があってこそ発展するものだ。
それを秘匿し、完全オリジナルを偽装するのは天才性の詐称だろう。


私とてやってることはオリジナルブレンドや創作料理にすぎず、茶葉やコーヒー豆、食材を一から創造したわけではない。

占術や宗教もウィスキーのようにブレンダーが評価されるなら一つに固執するガチ勢の視野狭窄も薄れ、敷居が下がり普通の人も入りやすくなるのだろうが。