今回の海王星サイクルは1998年頃の水瓶座イングレスから始まっている。
日本の場合は恐らく大蔵省が解体され財務省としてリスタートしたことから始まる重税問題の解決が日本人としての理想だろう。アメリカの場合何かというと恐らく「世界の警察」から降りることではないか?
それは2012年(魚座イングレス)の大統領選で勝ったオバマの発言に表れているように思う。
Wikipediaより。
イランとは核合意を成し遂げ、キューバとは国交を樹立させるなどアメリカと長らく敵対してきた国と対話する路線に転換した。第41代大統領のジョージ・H・W・ブッシュの湾岸戦争を評価しており、アメリカ主導の国際協調を理想とした。しかし、保守派からはこの路線が「弱腰」と叩かれたかつてのジミー・カーター大統領の姿勢と似通っていると批判されていた。また、アメリカは「世界の警察官」をやめると宣言した初めての大統領でもある。
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海王星が水瓶座入りした1998年にはこの事件が起きた。
Wikipediaより。
クリントン=ルインスキー・スキャンダル
1998年、当時のアメリカ合衆国大統領のビル・クリントン(49歳)とホワイトハウスのインターンのモニカ・ルインスキー(22歳)の政治・性スキャンダルが発覚した。
このスキャンダルは2000年アメリカ合衆国大統領選挙に少なからぬ影響を与えたと言われている。民主党候補者で現職副大統領であったアル・ゴアはクリントンのスキャンダルは「足かせ」となって党内の基盤となる人々の熱意を失わせ、民主党への票を減らす効果があったと述べた。
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このスキャンダルは大蔵省が1998年に起こしたノーパンしゃぶしゃぶ事件に似ている。
この影響で2000年の大統領選ではブッシュJr.が勝ち、2001年の9.11を端緒に中東での対テロ戦争が始まった。
このときの「世界の警察」役が後に元兵士のPTSD問題となり、その苦痛の緩和剤として蔓延したオピオイドの中毒問題に繋がり、それを是正しようとするトランプへの熱烈な支持へ連鎖している。
そのトランプは自国優先主義(モンロー主義)を掲げ、他国の戦争に関与することを嫌い、覇権の放棄に舵を切っているように見える。
今後は地域覇権国が近隣諸国を治め、世界は多極化すると見られる。
この覇権国の交代は冥王星の水瓶座イングレスの象意であり、アメリカの場合海王星の動きと連鎖している。
土星が示す戦争時代は土星の水瓶座イングレスが起きた2020年から始まっているが、中間点の獅子座に入る2035年には2005~2019年のような比較的戦火の少ない時代に入る。
アメリカの理想が非戦なら、戦争屋を相手取った暗闘さえ乗り越えれば平和な時代が来るのだろうか。