占星術の複合アスペクトには180度を縦軸にしたものと横軸にしたものがある。
今取り上げている36度系では、54~54~126~126のアスペクトは180度が縦向きだが、36~54~54~36~180では横向きになる。
前者はベルセルクの三浦健太郎さんや宮崎駿さん、後者は大谷翔平さん。
36度系のアスペクトは、
108~108~144(72~72)が体力自慢の鉄人。
126~126~108(54~54)はストイックな職人。
とまとめたが、職人アスペクトはそれに留まらず巨匠と呼ぶべきかもしれない。
なぜならそれと対になる存在があの大谷翔平さんだからだ。
エネルギーを縦方向に放出し、職人として作品を作り上げる巨匠。
それと同じエネルギーを外に放出せず内に滞留させ、ストイックな鍛練により自身が作品となる巨人。
ちなみに「進撃の巨人」の諌山創さんは巨匠アスペクトだ。
水星55金星テイル55天王星124ヘッド125
54~54~126~126

T天王星、魚座20。オポジション。
連載開始。
T海王星、魚座2。オポジション。
アニメ化。
2020年
T海王星、魚座17。オポジション。
コロナ禍の巣籠もり需要で世界的大ヒット。
同じ方式で考えると、お笑い怪獣アスペクトである72~36~72~180は36~162~162に変換できる。
前者は明石家さんまさんとマツコ・デラックスさんが持っているが、後者もまたマツコさんにある。
180度の縦方向が放出系で横方向が滞留系とすると、ドラゴンボールに例えるとエネルギーを放つかめはめ波とエネルギーを保持する界王拳みたいなものだ。
72度はクインタイルであり、支配星は天王星、ハウスは11室水瓶座。
ゆえに奇人変人、奇妙奇天烈な言動を促す。
36度はデシルで、パラスやキロンを支配星に持ち、ハウスは6室乙女座。
生真面目さ、精密さ、批評性を美徳とし、頑張りすぎると自らを傷つけ泣きを見る。
72~36~72~180を考えるとお笑いに関する72度の変人さと36度の分析力があり、お笑いの教科書を体現しているように思う。
特にさんまさんはお笑いのお約束を大事にし、くどいくらい固執する。
まさに教科書。
36~162~162はそれを外に放出する形となり、マツコさんは単なる毒舌を越えた社会風刺が特徴と言える。
45度の暴言は刀剣的な美意識を基準にするが、36度の批評は職業倫理的なモラルがあり自他を縛る一方、権威主義的な圧力もある。
ちなみに北野武さんはこれ。
もし21:00頃に生まれてたならMCが天王星とタイトに合。
月が射手座15~16度になり、72~36~72~180のお笑い怪獣アスペクトになる。
土星107木星17テイル55パラス125ヘッド56土星
土星124テイル55パラス125ヘッド56土星。
過労のレクタングル、缶詰め。
武さんは巨匠タイプかと思いきや恐らくお笑い怪獣アスペクトと缶詰めアスペクト。
他にも六芒星など強い相があるが割愛。
六芒星は無双だが、武さんの偉大さはこちらの作用かもしれない。