●複合アスペクト、トールハンマーについて
ヨッド(150~60~150)は出来の悪い子供を助けるように自ずと使命に集中するが、トールハンマー(135~90~135)はまるで化け物を封印したように本人も無自覚なことがある。
その気づきは無能な主人公がひょんなことから才能に目覚める漫画のようなもので、能力を発揮するには封印解除が必要になる。
ただ封印された力は禍々しいものかもしれない。
オウム真理教の麻原はトールハンマーが四つもあったそうだが、下手な解除は社会に弊害が出る。
それをトールハンマー持ちも本能的に分かってるから自分を抑圧し、力が漏れないようモブに甘んじているのだろう。
しかしひとたび己が日本刀のような殺傷武器を携えた武人であると自覚したなら、人生は急展開を生む。
そのときは漫画の主人公(または悪役)のような大暴れをするだろう。
その結果幸せになれるかは別問題だが、トールハンマー持ちは自分の秘めた力を自覚しないことには自己実現が始まらないことも事実だ。
例えば自己実現、自己表現の結果、多大なる社会貢献をしたのが宮崎駿さんで、彼もまたトールハンマーの持ち主だ。
彼のようになれる可能性を思うと、トールハンマーの苦難も多少は救われるかもしれない。
また、爆笑問題・太田光さんもトールハンマーだ。
彼は高校時代、友達が一人もおらず、孤独に苦しんでいた。
それはまさに135度の封印、自主規制であり、大学デビューを機に殻を破ることでやっと本来の才能を発揮し、その後の大発展に繋がっている(グランドクロスの力も大きい)。
●妖刀村正
180~45~90~45の複合アスペクトがある。
名前はあるのだろうか?
ないなら妖刀村正、ムラマサブレードと呼ぼう。
こういう命名は中二病の方が面白い。
この複合アスペクトは有吉弘行さんが持っている(Tスクエアもある)。
(ネットの出生時間12:00頃との情報が正しければ太田光さんもだ。)
有吉弘行。
太田光。
この妖刀村正、ムラマサブレードが左右に二つあると、トールハンマーが上下に重なった形となる。
45~90~45~45~90~45。
これは聖剣エクスカリバーとでもするか(太田光さんはなりかけている)。
まだ見たことないから特性は定かでないが、片刃の有吉さんであれだから、両刃ともなるととんでもないことになりそうだ。
●アサシンダガー
45~45~90の複合アスペクトもある。
これは外向きのトールハンマーに対して内向きだ。
名前は暗殺者の短剣、アサシンダガーと呼ぶことにする。
マツコ・デラックスさんがこれだ。
トールハンマーの太田光(村正もかも)。
妖刀村正の有吉弘行。
アサシンダガーのマツコ・デラックス。
それぞれ毒舌家で知られるが、静かなところに突発的に暴言をはく太田さん。
常時刃物を振り回し周囲をズタズタにする有吉さん。
懐にナイフを隠し、サッと急所を切り裂くマツコさん。
彼ら三人はトールハンマー、妖刀村正、アサシンダガーの特徴を良く表している。
いずれも45度、135度の金星アスペクトがもたらす金属的な殺傷性の賜物だ。
ちなみに同じく毒舌で知られるあのちゃん、フワちゃん、ファーストサマーウイカさん、高嶋ちさ子さん、泉ピン子さん、和田アキ子さん、
粗品さん、EXIT兼近さん、永野さん、バイきんぐ小峠さん、
宮根誠司さん、ビートたけしさん、上岡龍太郎さん、麻生太郎さん、立川談志さんは、
180~135~45で、妖刀村正の半分の複合アスペクト、セミ村正(この名前は他に考えた方が良い)。
マツコ・デラックスさんはこちらも持っている。
>「semi」は英語で「半分」や「部分的」を意味する接頭語である。
>これは、様々な単語に付け加えることで、その単語の意味を「半分」や「部分的」にする効果がある。
毒舌家ではこの複合アスペクトが最大勢力だ。
彼らくらいの塩梅の毒舌が世間に受け入れられるギリギリと言うことか?
とろサーモン久保田さんは135~90~45のもう一方の村正の半分で、セミ村正との違いは180度の活動性と90度の停止だ。
このセミ村正Bは停止により毒舌で干される性質でもあるのかもしれない。
このアスペクトは錆びた剣、ラスティソード(Rusty Sword)とでも呼ぼうか。
セミ村正は数が多い量産タイプの剣、ロングソードか。
講談師の神田伯山さんもラスティソードを持っているが、彼もテレビのレギュラーを失っている。
ただ彼の場合出生時間次第で45~90~135~90のバケツ型の複合アスペクトになるため、そうなると話が違ってくる。
これはトールハンマーが一辺を重ねて二つ交差してる。
バイ・トールハンマーだ。
>bi-
>連結
>二つ、2回(twice)、2倍
しかし、バイ・トールハンマーは台形だ。
>「台形」の英語表現はアメリカとイギリスで異なるのがポイントです。
>アメリカ英語では「trapezoid」、イギリス英語では「trapezium」と言います。
なのでトラペゾイドを使った名前が必要かもしれない。
ハンマー・トラペゾイドとか。
マツコ・デラックスさんはラスティソードもある。
アサシンダガーの45度をそれぞれロングソードとラスティソードが重複して斜辺に使っている。
彼女も下積み時代が長かったそうだが、現在干されず済んでるのはロングソードのお陰か。
また、この三つの複合アスペクトはTスクエアにもなっている。
Tスクエアの斜辺にアサシンダガーがくっついてるとも言える。
太田光、有吉弘行、マツコ・デラックスの三人は45度系だけでなくTスクエアやグランドクロスがあるから天下を取れたのだろう。
太田光さんの出生時間が12:00頃でないなら月がアスペクトにならず、ラスティソードになる。
彼も独立騒動後干されてたし、現在民放でサンジャポ以外レギュラーを失ってるので、やはりラスティソードは干され運だ。
梅沢富美男さんはTスクエアにアサシンダガーとラスティソードが重なっており、ちょっと複雑。
Tスクエア+アサシンダガーはマツコさんと同じだが、そこからラスティソードが飛び出している。
あと、みちょぱさんとバカリズムさんはトールハンマー。
野々村友紀子さんも少しオーブが緩いがトールハンマー。
ハライチ岩井さんはトールハンマー・ブーメランにラスティソード。
今はレギュラー多数だが、彼もとろサーモン久保田さんや梅沢富美男さん、太田光さん同様、舌禍による干され運がある。
(トールハンマー・ブーメランはジークフリートの愛剣、バルムンクとでも名付けるか。)
このバルムンクはあのちゃんも持っている。
彼女の突出した個性はこの複合アスペクトのせいだろう。
彼女はロングソードもある。
トールハンマー(90~135~135)+アサシンダガー(90~45~45)=バルムンク(45~135~135~45)。
トールハンマー×2=バイ・トールハンマー(90~135~90~45)。
ロングソード(180~135~45)+ラスティソード(90~135~45)=妖刀村正(180~45~90~45)。
村正×2=聖剣エクスカリバー(45~90~45~45~90~45)。
Tスクエアとアサシンダガーのコンボも何か名前をつけるべきかもしれない(今は思いつかない)。
マツコ・デラックスさんと梅沢富美男さんだ。
加えて田村淳さんもそうだった。
太田光さんと有吉さんの妖刀村正。
ハライチ岩井さんとあのちゃんのバルムンク。
神田伯山さんのバイ・トールハンマー。
Tスクエア+アサシンダガーの複合アスペクトと合わせてこの四つは、ロングソードやラスティソード単品と比べ特別感がある。
ただ特別は悪く取れば特殊なので、大衆の支持は長く持たないかもしれない。
熱烈なファンもいる一方、アンチも多そうだ。
やはり安牌なのは圧倒的多数派のロングソードか。
後半、思いつく限り毒舌芸能人を調べたが、大半の毒舌家が軒並み45度系複合アスペクト持ちなのは興味深い。
というか、これがない芸能人はコメントにパンチが足りないかもしれない。
●追記。
オードリー若林さんのホロスコープも面白い。
ロングソードの向きが逆さになり、二つ隣り合ってレクタングル(長方形)になってる。
これにも名前をつけねばならないが、毒舌は(色々言い方があるが)sharp tongue。
60~120~60~120の長方形はミスティック(神秘的な)レクタングル。
だからシャープタング(毒舌)、またはシャープ(鋭利な、明敏な、辛辣な)レクタングルで良いか。
このシャープレクタングルはヒコロヒーさんも持っていた。
ただ若林さんもヒコロヒーさんもそこまで辛辣ではない。
むしろ芸人の中ではマイルドな方だ。
直接人を傷つけるのは避け、遠回しな揶揄が多い。
それは曲芸のようでもあり、この複合アスペクトはナイフ・ジャグリングと呼んでも良い。
また、バイ・アサシンダガーの方は台形なのでトラペゾイド。
ダガー・トラペゾイドか。
他にも売れてる芸人は大抵何かしらかの45度系アスペクトを持っている。
あるいはTスクエアも目立つ。