ASTRODOXと言う占星術アプリで星の運行をアニメーションとして見ることができるのですが、
それをトラサタのみ抽出するだけで、それが時代の流れと連動していることが分かります。
なので皆さん、アプリをインストールして試してみてください。
1900年から1910年代前半まで天王星・海王星、180度。
180度は火星の対立ですが、冥王星が絡んでおらず、(日露戦争などありましたが)世界的な大事件は特にありませんでした。
1910年代半ば(第一次世界大戦やロシア革命)、天王星・冥王星、150度。
この150度、または30度は基本的には凶です。
1920年代前半(狂乱の時代)、天王星・冥王星、120度。
120度は木星なので加速し、拡大し、暴走します。
1920年代後半(世界恐慌前夜)、天王星・海王星、150度。
ここも凶。
1929年(世界恐慌)、天王星・冥王星、90度。冥王星・海王星、45度。
90度、45度のスクエア系も勿論凶です。
1930年代(第二次世界大戦前夜)、天王星・冥王星、90度。冥王星・海王星、135度。
ここも135度は180-45なので、同じくスクエア系の凶です。
1940年代(第二次世界大戦)、天王星・冥王星、60度。冥王星・海王星、60度。海王星・天王星、120度。
この60~60~120の小三角と言うアスペクトは本来は有能さを示す吉アスペクトなのですが、頂点が破壊の冥王星なので、それに有能さを発揮させています。
尚且つ脇を固める他の天体もトラサタなので、破壊力が段違いです。
1950年代、天王星・海王星、90度。冥王星・海王星、60度。
この時代は大きな戦争はありませんでしたが、核実験が最も行われた期間であります。
1960年代半ば、冥王星・海王星、60度。冥王星・天王星、0度。
この直前にキューバ危機やケネディ暗殺がありました。
影響範囲を緩く取ればギリでそれらの時も入りますが、冥王星天王星0度がタイトになるのはその後です。
これは1965年から始まるアメリカのベトナムへの北爆が該当するかと思います。
1970年代、海王星・冥王星、60度。その間を天王星がたまに45度。
この間は1975年にベトナム戦争が終わった以外特になく、天王星45度の悪影響は軽微だったようです。
1980年代も70年代と同様の海王星冥王星60度の星回りと、特に大事件もない世界情勢だったと思います。
1990年代、海王星・天王星、0度。海王星・冥王星、60度。
この前年にベルリンの壁が崩壊しましたが、その頃から海王星天王星0度の影響範囲に入っております。
そして、そのままソ連が崩壊し、冷戦終結です。
2000年代、ちらほら冥王星・海王星、60度。ちらほら冥王星・天王星、72度。
この間、9.11同時多発テロやアフガニスタン空爆、イラク戦争がありました。
この72度は五角形の外角であり、アスペクトの支配星は天王星なので、突発的な事件事故を象意に含みます。
ただ大騒ぎした割には一方的な戦争であり、過去の世界大戦とは比較にならない規模でした。
それが60度の摩擦止まりに現れていたのでしょう。
2010年代、冥王星・天王星、90度。ちらほら冥王星・海王星、60度。ちらほら海王星・天王星、40~45度。
この間、3.11がありましたが、戦争と言うわけでもなく、凶の90度の割りに相対的に平和でした。
2020年代前半、冥王星・海王星、60度。
現在、コロナ禍で世界中が大変な思いをする中、比較的吉とされる60度です。
2020年代半ばから30年代半ば、冥王星・海王星、60度。海王星・天王星、60度。天王星・冥王星、120度。
あと数年で海王星を頂点とする小三角です。
前回は冥王星を頂点にして第二次世界大戦でトラサタが大暴れしましたが、この時はどうでしょう?
小三角のアスペクトか始まるのは大体2023年くらいからです。
土星が2020年にΦ交点の水瓶座に入り、戦争勃発が危惧されましたが、それは現在コロナ禍として現実化したように思われました。
しかし、土星の司る戦争時代は15年間なので2035年辺りまで続きます。
そこにトラサタの小三角がどう関与するか?
要注意です。
2030年代後半から、冥王星・海王星、60度。海王星・天王星、90度。
ここは1950年代の戦後処理の時期に似てますね。
と言うことで以上です。
今回のポイントは、
1960年代に冥王星天王星0度でキューバ危機。
90年代に海王星天王星0度でベルリンの壁崩壊。
1940年代に天王星~60~冥王星~60海王星~120~天王星の小三角で第二次世界大戦。
2023年頃から30年代まで冥王星~60~海王星~60~天王星~120~冥王星の小三角で何が起こるか?
と言う風に、世界情勢においてトラサタのたった三つの星の形作るアスペクトで、人類の運命を左右する大事件が起こり得ると言う事実の提示です。