十干の空・風・海の循環、人と精霊 | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

地球の大気の層には色々区別があり名前がありますね。

外気圏 (800 - 約10,000)
熱圏 (80 - 800)
 電離層 (50 - 500)
中間圏 (50 - 80)
成層圏 (11 - 50)
 オゾン層 (10 - 50)
対流圏 (0 - 11)
 自由大気 (1 - 11)
境界層 (0 - 1)

この内、天の太陽は外気圏でしょう。

成層圏の上部からはオゾン層の熱を溜め込む作用で高度が上がるごとに温度が高まります。
なので火陰・空の冥王星で合ってます。

対流圏とは空気が対流する風の層ですが、成層圏の下部でも温度差から風が起こっています。
ここが木陰の風、天王星の領分の上限です。


空と風は大気として同じステージにいますが、海はちょっと性質が違いますね。

海と大気の関わりを考えると、今現在でも熱のやり取り、交換、循環があります。

また、地球が生まれたばかりの頃は大気が二酸化炭素ばかりで温室効果で灼熱の星でした。
そこから雨が降って海が出来、大気中の二酸化炭素を吸収し始めました。
また、海中の微生物が光合成をして二酸化炭素を酸素に変え、徐々に地球の大気をマイルドな環境に変えていきました。

この空と海の熱と大気成分のやり取りを媒介しているのが風ですね。


風は波の元でもあります。
それは偏西風や貿易風と言った強い風によって海流を生み出します。

海流はまた熱によっても起こります。
水は暖かい所から冷たい所に流れる性質があるからです。

海が大気の組成を変え、寒暖差を作り、気温・気圧の高低差が風を生み、風が波を生み、
海水温の高低差が合わさって海流を作り、暖流と寒流が地上の温度差を作り、それがまた風となって大気の上部にまで波及する、
と言う地球の大循環。

そこに土星外惑星の3天体が十干の象徴的な意味で関わっていると言うことです。


空や海との関わりで見ると風が大活躍ですが、風と対になる雷や水、火は、人間社会で水道、電気、ガスとして大活躍ですね。

天と地、山(出っ張り)と沢(窪み)で土台を固め、自然環境は空・風・海が担い、人間社会は水・雷・火が担っています。

雷は電気であり、魚座であり、海王星ですが、電磁気は幽霊であり、霊魂であり、人の魂です。
水は滝行、火は護摩。

雷は木であり、六行では愛、生命。
雷を愛の存在である人間として十干の中に当てはめると、何かしっくり来る感じです。
少なくとも電気的な霊魂としては、当てはまるでしょう。

六行だと木(雷・風)・水・火は上の三角。
金(天・沢)、土(山・地)、冥(空・海)は下の三角。
風は木で雷と混ざってますが、上下の三角が人と物を分けているようです。

人は雷・水・火の三角。
物質の中で土台的なものが横棒の土・金。
物質の中で作用的なものが縦棒の風・冥(空・海)。

雷が人なら風は神や精霊っぽいですね。
世界に偏在し、空と海の仲立ちをする存在。
人の範疇である生霊や死霊とは別物なのは分かっているつもりでしたが、冥府と通じているとするならやはり偉大なのでしょう。