さて、新撰組です。
まずは一番人気の鬼の副長、土方歳三から。
生誕 天保6年5月5日(1835年5月31日)
九星流占命術では地雷復・火雷噬ゴウ・火地晋。
破局から復活を試み、敵に噛み付き、博打的冒険をする人です。
これはそのまんまですね。
近藤勇
生誕 天保5年10月9日(1834年11月9日)
山風蠱・天風コウ・天山遯
心が腐り、それを浄化しようとし、突発事件が起き、逃げるが勝ちの人です。
逃げるが勝ちと言うのは攻め時、引き時のタイミングを見計らうのが上手いと言うことで、ウィキのこのエピソードもそれでしょう。
>15歳の頃に父の留守に家に強盗が押し入った。
>日頃の剣術の腕を試さんと飛びだそうとした兄を「賊は、入ったばかりのときは気が立っているものです。
>むしろ立ち去るときの方が気が緩み、心が留守になるからその隙に乗じましょう」と言って止めたという。
>そして賊がめぼしいものをひとまとめにして逃げ出すときに、勝太は兄と共に飛び出した。
>不意を付かれた賊は、まとめた盗品を投げ捨てて逃げたという。
>それを深追いしようとした兄に、勝太は「窮鼠猫を噛むということがあります。
>盗られたものは戻ったのだし、放っておきましょう」と言った。
土方さんとの相性は、
土方優位:雷風恒・地山謙・火天大有。
安定し、謙虚にかしずき、天下を取る。
近藤優位:風雷益・山地剥・天火同人。
利益を出し、傲慢さから地位を剥奪され、仲間を得る。
相性としては序盤と終盤が最高で、中盤の傲慢と謙虚は山の近藤さんに対する地の土方さんと言うことで、お二人の力関係を表してますね。
斎藤一(さいとう はじめ)
天保15年1月1日(1844年2月18日)
土侮雷・地雷復・地敗土。
独立心旺盛でいきり立ち、破局し復活を試み、魔を身に宿す人です。
土侮雷で独自性と独立心が出ており、地雷復で破局ということで戊辰戦争などで負け、地敗土で明治期には政府側に回り警官となり、時代の魔物を身に宿し忸怩たる想いだったんではないでしょうか。
相性は、
斉藤優位:震為雷・土劫地・地火明夷。
自他共に切りつけ、糧として吸収し、絶望する。
土方優位:震為雷・地敗土・火地晋。
自他共に切りつけ、魔を宿し、博打を打つ。
序盤ではスパークして切り付け合い、中盤では土方さんが斉藤さんに飲まれ、終盤では土方さんが無茶をして斉藤さんを打っちゃってますね。
斉藤優位:雷風恒・土劫山・地天泰。
安定し、変革し、平和になる。
近藤優位:風雷益・山敗土・天地否。
利益を出し、魔に振り回され、カリスマ性を発揮するも決裂する。
序盤は相性が良く、中盤で斉藤さんに近藤さんが振り回され、終盤では近藤さんがカリスマ性を発揮してますね。
力関係では斉藤さんが土方・近藤両氏を中盤まで振り回してる感じです。
沖田総司
生年月日不明
永倉新八(ながくら しんぱち)
天保10年4月11日(1839年5月23日)
艮為山・沢山咸・沢山咸。
不動心から機を見て急変し、人に感応し、相思相愛となる人です。
艮為山は頑固親父のような堅実な人格者で、我武者羅とされた性格と合ってますね。
沢山咸は愛し愛されなので、4人の中で一番運勢が良く、実際長生きされています。
相性は、
永倉優位:山雷頤・山地剥・沢火革。
精力旺盛で舌禍があり、傲慢で,変革する。
土方優位:雷山小過・地山謙・火沢睽。
オーバーに道化を演じ、謙虚になり、対立する。
相性は長倉さんが強く、土方さんの方が押されてますね。
永倉優位:山風蠱・艮為山・沢天夬。
心が腐り、動かず、決壊する。
近藤優位:風山漸・艮為山・天沢履。
安全運転でゆっくりし、動かず、無礼を働く。
序盤は永倉さんがメンタルをやられ、終盤で決壊してますが、実際、終盤で決別し、その為永倉さんは生き長らえたと言えます。
土方さんとも相性が悪かったので、それも決別の要因でしょう。
永倉優位:山雷頤・山敗土・沢地萃。
精力旺盛で舌禍があり、魔に振り回され、人気が出る。
斉藤優位:雷山小過・土劫山・地沢臨。
道化を演じ、変革を起こし、大海原に臨む臨戦態勢になる。
序盤は永倉さん、中盤は斉藤さんですが、最後は相性が良く馬が合います。
続いて九星流姓名判断では、
どれも一時的な名前のようですが、土方歳三さんだと、
若年運:沢地萃、中年運:山地剥、晩年運:沢水困。
対人運:沢水困、社会運:地雷復、全体運:土侮雷。
前半の内面:沢水困、後半:沢地萃、家庭運:地雷復。
三才:沢山咸・山沢損、山沢損・沢山咸、兌為沢。
人格は人気があるも傲慢で、困窮します。
対人は貧しく、破局し、独立心旺盛です。
内面は困窮し人気が出て、家庭は破局します。
目下からも目上からも感応され、両方に奉仕し、環境は歓喜に溢れます。
剥奪、破局、困窮ですからかなり悪いですが、一部人気もあり独立にいきり立ちます。
良いのは三才で、目上にも目下にも慕われ、犠牲的な奉仕でそれに返しており、喜びや楽しさに溢れていました。
近藤勇
若年運:水地比、中年運:水風井、晩年運:雷風恒。
対人運:雷地豫、社会運:雷剋土、全体運:雷剋土。
前半の内面:地雷復、後半:地雷復、家庭運:地風升。
三才:坎為水、水雷屯・雷水解、雷水解・水雷屯。
人格的にはリーダーシップがあり、壊れた関係性を直し、安定します。
対人では快楽主義で、敗戦します。
内面では破局し孤独になります。
目下とは権謀術数を巡らせ、目上とは生みの苦しみを味わい解体され、環境的にも難産の末解体されます。
リーダーシップもあり楽しい人ですが、内面が破局し、社会的にも敗戦ですから敗軍の将です。
斎藤一
若年運:地水師、中年運:地雷復、晩年運:火風鼎。
対人運:火地晋、社会運:水侮土、全体運:水侮土。
前半の内面:地雷復、後半:火地晋、家庭運:震為雷。
三才:坤為地、地火明夷・火地晋、火地晋・地火明夷。
人格的には好戦的で、破局し、調和・浮気します。
対人では博打打ちで、狡知に長けます。
内面は破局し、冒険し、家庭では自他共に切りつけます。
目下とは受容的で、目上には絶望し、無茶をされ、環境的にも同様です。
人格が破局ですし、社会・全体が水土の相克ですので、とんでもない人ですね。
全体運:水侮土と言うと作家の森博嗣さんですが、占命術では秋元康さんがいたり、常人ではありません。
沖田総司
若年運:風雷益、中年運:風雷益、晩年運:風地観。
対人運:風地観、社会運:雷風恒、全体運:山風蠱。
前半の内面:水地比、後半:沢雷随、家庭運:火雷噬嗑。
三才:巽為風、巽為風、巽為風。
人格的には利己的に利益を出し、観察します。
対人では冷静に洞察し、安定し、心が腐り気味です。
内面はリーダーシップがあり、上下関係に厳しく、家庭では噛み付きます。
三才は全て漂流で情勢に流されます。
性格は陽気で人を笑わせ、人当たりが良かったそうですが、生年月日が分からないので何とも言えませんが姓名だけで見ると、三才が全て風なのが影響していそうです。
悪いとされる卦も全体運の腐敗だけですので、概ね好人物だったようです。
と言うか、他の人が強烈なんですが。
永倉新八
若年運:震為雷、中年運:土侮雷、晩年運:天地否。
対人運:風地観、社会運:水風井、全体運:火風鼎。
前半の内面:火地晋、後半:火地晋、家庭運:巽為風。
三才:雷剋土・土侮雷、土生天・天漏土、天雷无妄・雷天大壮。
人格は才気と殺気に溢れ、独立心旺盛で、カリスマ性があるも人と決裂します。
対人は観察力があり、壊れた関係を直し、人と調和します。
内面は冒険的で、家庭では漂流します。
目下にはいきり、目上には成果を出し、環境は天意に添い暴走しがちです。
戦乱を生き残り、長生きしただけあって五黄の効いた強い名前です。
我武者羅な剣豪と言う性格は姓名の方に出てますね。
と言うことで以上です。
そもそも生年月日が正確かは不明ですが、一応違和感のない結果のようですね。