さて、傷、損害を司る小惑星、キロンです。
公転周期は約50年ですが、獅子座・水瓶座間は約15年、水瓶座・獅子座間は約35年です。
1807年3月
キロン 水瓶座 1度
•2月7日 - ナポレオン戦争: アイラウの戦いはじまる
死傷者はプロイセン・ロシア連合軍が15,000名、フランス軍も25,000名。
1841年10月
キロン 獅子座 1度
なし
1856年1月
キロン 山羊座 28度
なし
1890年12月29日
キロン 獅子座 3.00度(逆行)
1890年•12月29日 - 米国でウンデット・ニーの虐殺
スー族インディアンのバンドに対して、米軍の第7騎兵隊が行った民族浄化。
インディアン側の死者は300人近くに上る。
1905年2月
キロン 水瓶座 1.34度
•1月22日 - サンクトペテルブルクで血の日曜日事件発生
ロシア帝国の当時の首都サンクトペテルブルクで行われた労働者による皇宮への平和的な請願行進に対し、政府当局に動員された軍隊が発砲し、多数の死傷者を出した事件。
発砲による死者の数は反政府運動側の報告では、4,000人以上に達したと主張される。一方、より慎重に概算した報告でも死傷者の数は1,000人以上とされる。
1940年8月
キロン 蟹座 29°22'
第二次世界大戦中につき各地で戦死者多数。
1955年1月
キロン 水瓶座 0°38'
•2月4日 - 静岡県の秋葉ダム建設現場にて爆発事故。死者19名、負傷者多数。
•2月17日 - 横浜市の聖母の園養老院で火災(犠牲者99名)
1991年7月11日
キロン 蟹座 28°57'
•7月11日 - カナダのノリス・エアチャーター便がサウジアラビアのジッダ国際空港を離陸直後に墜落、乗員乗客261名全員が死亡。
2005年12月
キロン 山羊座 29°37
•1月12日 - サウジアラビアでメッカ巡礼のイスラム教徒が将棋倒しとなり、345名が圧死。
•2月3日 - 紅海でエジプト船籍のフェリーが沈没。385人救助、1,000人以上の遺体を回収。
•2月17日 - フィリピンのレイテ島で大規模な土砂崩れが発生し、人口約3,000人の村が壊滅状態になるなど、2,000人が犠牲になる。
2041年10月1日
キロン 獅子座 0°07'
ということで、時代的に記録が少ないせいか19世紀中頃は該当事例が見つからなかったんですが、他は目立った大量死事件が発生しています。
ただ大量死は火災や自然災害、戦争など結構な数が頻繁に人間界で発生してますので、キロン一つで起こっているのかは断定しかねますね。
とはいえ過去、明確に歴史を動かして来たΦシステムですので、何かしら意味はあると思います。
それが大量死ではないかと今回ピックアップしたんですが、そうであるならば次回は2041年でもうしばらく先になります。
時期的には2035年頃に土星が獅子座に入り2020年から始まる戦争時代が収束していますので、戦争由来の大量死ではない別の凶事が起こる可能性があります。
まあ、今から注意喚起しても仕方が無いのですが、一応そういうことになっているよ、ということです。
今回は事象が事象なので後味も悪く、あまり面白くはなかったかも知れません。
こういった細かい符号の合致にこの世の神秘や興味深さを感じていただければ良いなと思います。
ただ合致すればするほど神の見えざる手の圧力を感じざるを得ず、何とも言えない神妙な気分に陥るとともに多少の空しさもありますね。
個人的にはヴァルナの衝撃的な合致を見て以降気の抜けた感があるのですが、もうΦシステムは良いかな、潮時かなと思いつつこうして更新している訳であります。
と言っても芸能ゴシップは元々さして興味があるのでもない為、九星流で見る気にもなれず、ちょっと今後は更新が滞るかもしれません。
時代もどんどん動いていくとともに、このブログも未来予測から予測結果の観測に切り替える段階になったんですかね。
もっと別の方向で新たな閃きがあれば良いのですが、これまでの占術的閃きは奇数月に多く起きています。
これは私の出生図の女性星座の拡大解釈版グランド・セスクタイルを刺激した結果かと思いますが、来月に期待ですかね。
観測と言うと先日も島根で大きな地震がありましたが、地震当日の4月9日は木星・土星が47度でセミスクエアであり、例のごとく地震噴火アスペクトのタイトな適用範囲内です。
今後ももうしばらく星が逆行をしつつ危険な角度を決めてきますので、依然として警戒期間中です。
こう言った細かい結果報告をやるのもなんだかなぁと思うので、やはり更新は滞る方向で収束していくかと思います。
それでは。