天王星の牡牛座イングレスと政変 | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

さて、5月16日に天王星が牡牛座へと移動(イングレス)します。
トランスサタニアンの天・海・冥王星はその移動に伴い大きな影響を世界に投げかけますが、例えば天王星は前回牡羊座に移動した際は東日本大震災を引き起こしています。
無論天王星だけの力ではありませんが、その移動を調べると一定の共通点がありましたので見てみましょう。


・1515年:天王星牡牛座イン
1510年、朝鮮国で対馬守護大名と居留日本人による反乱、三浦(さんぽ)の乱が起こる。

原因は密貿易に対する規制への不服です。
これは周期7年の天王星に対して5年前ですので牡羊座イングレスの方が近く、全く牡牛座インになってませんから単なる参考情報です。
戦国時代ですので国を代表するような事件もなく、この時は不発ということです。


・1599年:天王星牡牛座イン
1600年、関が原の合戦。

この時は冥王星も合で土星が天秤座のポジション、火星・木星・海王星が獅子座のトラインで、調停・執行の複合アスペクトでした。
破壊的な変革の気運と保守的な正常性バイアスが対立し、社会基盤を攻撃的な拡散性と溶解性でもって側面攻撃する布陣です。
結果、かりそめの豊臣政権が溶け霧散し、戦国の世が終了し太平の世へと移行しましたが、複合アスペクトの力が大きくて天王星単体のイングレスの結果ではありません。


・1683年:天王星牡牛座イン
1684年、大老・堀田正俊が江戸城で暗殺される。

この暗殺劇には徳川綱吉の生類憐れみの令に反対したためだとする陰謀論があります。


・1767年:天王星牡牛座イン
1767年、田沼意次が側用人となる。

田沼意次が権勢を振るった時期は田沼時代とも呼ばれ、様々な改革を行いました。
その過程で賄賂や汚職が横行し、1786年に将軍家治の死去に伴い失脚します。
天王星のイングレスに絡めて言うと、これは関が原の合戦同様、前任者の失脚を意味しており、田沼意次はあまり関係ありませんね。


・1851年:天王星牡牛座イン
1851年、水野忠邦が死去。
1852年、ロシア船メンチコフ号が下田に来航。
1853年、ペリーが黒船を率いて浦賀に来航。

水野忠邦というと天保の改革ですが、過激な改革により恨みを買い失脚したのが1845年ですのでちょっとずれてますね。
天王星は周期が約7年ですからほとんど牡羊座のイングレスの後です。
むしろロシア船の来航が、翌年にはペリーが来てますし、天王星の牡牛座インの影響でしょう。


・1934年:天王星牡牛座イン
1933年、国際連盟脱退。
1934年、帝人事件。

ここでは国連脱退の方が影響が大きいようですが、帝人事件も検察によるでっち上げで時の政権が総辞職をしており、政治権力が交代しています。



ということで、1515年は戦国時代ということもあり歴史的な事象は発見できませんでしたが、他はおおむね権力者の交代や時代の変転が起きているようです。
Φシステムのような事象の分かり易い共通項はありませんが、やはりトラサタのイングレスも地味に効いてるのは確かなようで、来月の牡牛座イングレスも同様に侮れない影響があると思います。

特に気になるのが帝人事件でして、今現在安倍政権も検察により捜査とそのリークを受けています。
犯罪行為の有無はさておき、支持率低下を危惧する二階幹事長によりゴールデンウィーク明けの退陣勧告が噂されるように、過去の天王星牡牛座イングレスと同様の結末になる可能性があります。