さて、見事オリンピック２連覇を果たした金メダリスト、羽生さんです。
まずは九星流占命術から。
社会面を表す本命卦は土生天で、五黄の破壊的な創造性から成果を生み出す成功者の卦です。
精神面を表す月命卦は風天小畜で、天に風がそよぎ、慈雨の降る前の曇り空であり、小さな停滞と小さな蓄積、小金を意味します。
深層心理を表す日命卦は風剋土で、情報や信用、商売の為に自己を犠牲にします。
端的に述べると素晴らしい成果を出すものの、やや停滞し、信用の為に自己犠牲をする人生です。
逆向きで読むと、逆土生天、天風姤、土侮風となり、成果を出そうと焦るも突発的に事件、女難にあい、情報流通を制覇する人生です。
今現在の圧倒的なフィギュア界での成功を見ると、本命卦の土生天が当たっており、それはつまり今後の停滞と自己犠牲を示唆しています。
羽生さんはオリンピック後の引退も示唆されており、その後はプロに転向し、そこで得た資金を故郷である東北の被災地に還元したいとのお考えだそうです。
その意味で日命卦の自己犠牲はそのままであります。
また、月命卦の風天小畜には理想と現実を履き違える意味もあり、彼のやろうとしていることが果たして想定どおりに進むかは要注意です。
逆向きの場合の突発事件、女難により被災地への復興資金を正しく運用できないケースもありましょう。
現在の大運を見ると現在２３歳で１８歳から２６歳までの第３サイクルであり、社会面が天風姤、精神面が土侮雷、深層心理が風地観で、突発的な出来事があり、オリジナリティを愚弄、または実力が伴うことにより制覇し、冷静に洞察する時期です。
２月の節変わり以降の２０１８年の年運は、社会面が天火同人、精神面が逆火生土、深層心理が風火家人で、仲間と連なり、土台を築こうと焦り、家族や故郷がクローズアップされる年です。
２７歳から３５歳までの第４サイクルは、社会面が天雷无妄、精神面が五黄×地、深層心理が風水渙で、天意に従い流れに任せ、高い吸収力から何でも糧とし、血の入れ替えが起こる変化の時期です。
このサイクルではプロ転向後の生活の変化が起こりそうです。
３６歳から４４歳までの第５サイクルは、社会面が天地否、精神面が土剋水、深層心理が風火家人で、
高いカリスマ性を発揮するか、それが度を越え独裁的になると人と決裂し、病気や障害の暗示があり、家族・故郷が問題となる時期です。
このサイクルはちょっと雲行きが怪しいです。
４５歳から５３歳までの第６サイクルは、社会面が天水訟、精神面が逆火生土、深層心理が風山漸で、奇抜さ、ユニークさから人と揉め、土台を築こうと焦り、ゆっくり前進する時期です。
このサイクルでも困難が伴うかもしれませんが、状況打開のための必死の努力はやがて結実します。
５４歳から６２歳までの第７サイクルは、社会面が天火同人、精神面が五黄×山、深層心理が風沢中孚で、仲間と協力し、変革を起こし、心が純粋になり、行き過ぎると原理主義的に潔癖になる時期です。
ここら辺りから前二サイクルでの苦労が報われる段階に入りますが、風沢中孚は度を越えるとブレイン・ウォッシュ的な狂気が入りますので要注意です。
６３歳から７１歳までの第８サイクルは、社会面が天山遯、精神面が土生沢、深層心理が風天小畜で、困難からはあえて逃げる事で運が上向き、金銭的な成果を出し、やや停滞する時期です。
このサイクルではリタイヤにより豊かなまま小金を溜める時期となります。
続いて九星流姓名判断で見ると、若年運は地雷復（破局と復活）、中年運は山地剥（傲慢と剥奪、孤高）、晩年運は坤為地（受容性・小）。
対人運は五黄×地（受容性・大）、社会運は土侮雷（独立性愚弄）、全体運は巽為風（漂流）。
人生前半の内面性は風地観（観察、ストイック）、後半が火地晋（ギャンブル）、家庭運が沢雷随（従順、上下関係）です。
三才で見ると、地山謙、山地剥、坤為地となり、社会的には一見謙虚で受け身なタイプに映りますが、その内実は孤高の存在であり、傲慢、お高くとまっているように捉えられる事もあります。
大運で見ると、傲慢（孤高）、破局（復活）、観察、漂流であり、状況を観察しながらも流される嫌いがあり、剥奪と破局、孤高と復活と言うアップダウンの激しい時期です。
縦軸の人格面は大人しいようで腹に一物を隠し、それが炸裂すると一気に山頂に上り詰め、そのまま傲慢になると地位を剥奪され、元の受け身な人柄に戻る感じです。
地雷復と山地剥はかなりの凶卦の部類に入りますが、破局の後には復活があり、また剥奪の前には頂点に君臨する時期がありますので、その栄光の時期を維持できれば羽生さんのようにタイミングよく金メダルを二つもゲットできるようです。
しかし、その間には怪我やスランプなど悪い時期もあったことを忘れるべきではありません。
同様にこれからまた破局や剥奪の憂き目に遭う可能性もあり、傲慢さを自制し、苦境への心の準備を心掛けるべきでしょう。
また、人格の山地剥はこれを対人運に持つ人として、不仲からでんぱ組を脱退された最上もがさんがおり、対人スキルに乏しいいわゆるコミュ障的な性質を持ちやすいので、羽生さんもその傾向がないとは言えません。
人間関係の横軸を見ると、近距離では何でも受け入れ学ぶ姿勢ですが、中距離だと自己主張のあるオリジナルな人物であり、全体的には周囲に流されると言う骨があるのかないのは分からない感じですが、これは縦軸の傲慢さと受容性を併せ持った性質と共通しており、これが羽生さんの持ち味です。
内面的には前半は観察的でストイックですが、後半になると冒険心が出てきて事業など起こされるかも知れず、その場合身内に対して上下のけじめをしっかり付ける人でしょう。
と言うことで鑑定は以上です。
全体的には本命卦の五黄の相生が効いていて素晴らしい成果を出せているのだと思います。
これはラルクのhydeさんもそうでしたが、五黄は太極の残滓であり混沌と通じていますから、無限のエネルギーを引き出す通路として成功運には欠かせないファクターですね。
次にそれが成るのは２０２０年と２１年の五黄の月ですので、その時に生まれた赤ちゃんや始めた事業は大成功する可能性がありますので、そのタイミングを狙うのもアリです。
また、フィギュアの羽生さんの一つ後の世代だと、天に限定するなら２００３年の五黄の月（２月、１１月）に生まれたお子さんは注目株かもしれませんね。
例えば０３年２月１８日生まれだと社会面と精神面が土生天、深層心理が五黄×五黄ですので、凄まじい成功運を持っていると思います。
世代的には将棋の藤井君が沢で天は一個下ですが、（生憎藤井君は五黄絡みではありませんが）この辺りの子は将来楽しみです。
具体的に人物をピックアップするなら、現時点で既に芸能活動をされている人に限定するとですが、０３年生まれの土生天だと河野みなみさん、飯塚理珠さん、森りんさん、アイリーンさん、花さん、渡瀬雅斗さん、大森汐莉さん、久保怜音さんですか。
他にもおられるかも知れませんし、ネット情報が正しいか不明ですが、数多いる子役・モデル以外の有望株として一応名を知られていそうなのはAKBの最年少正規メンバーらしい久保怜音さんですかね。
イマイチ区別が付きませんが、今後の活躍が期待できる方だと思われます。
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