続きです!
前回までの記録はこちら。
1日目
夏休み第二弾、3泊で北アルプス縦走!その1 | きゅう姉ちゃんとパンダくん
2日目
夏休み第二弾、3泊で北アルプス縦走!その2 | きゅう姉ちゃんとパンダくん
3日目は早朝出発です。
とはいえ、そろそろ明るくなりはじめ。
足元は暗いのでヘッドランプつけます!
しばらく歩いているうちに明るくなってきました。
途中に水晶池、というのがありパンダ君が
行きたそうでしたが、私は体力温存!
山友Sさんが一緒に行ってくれました。
ほどなく戻ってきましたが、
う~ん、そこまできれいではなかったみたい
さて、先に進みましょう。
ソバナかな?と思ったけど
しらべたらミソガワソウというお花でした。
ふっさふさ!
シラネセンキュウかドクゼリか・・・
このような花が咲いているあたりに
いつもホンワリと甘い香りがするような
気がするのですが、調べても出てこないんですよね。
キイチゴたくさん!
少し黒っぽいくらいの方が甘く熟しているようです。
こちらはグミ。食べられるようです。
沢沿いだからか、花や実がたくさん!
ゆっくりペースの私に合わせて
山友さんたちが歩いてくれるので
とても歩きやすかったです
(ペースはほんとに大事!)
こちらもトリカブトの仲間なのかもしれないです。
調べたら、ハナトリカブト
と出てきました・・・!
ヨツバシオガマかな?
これは間違いなくウサギギク!
カールっぽい地形、正面は薬師岳かな??
(ちょっと見る角度が違うとわからない・・・)
さて、ワリモの分岐まで来ました。
まずはこの日の1座目、ワリモ岳に
登ります
かっちょいい山だね!
そこそこ急登でしたが、ゆっくり登れば大丈夫。
ワリモ岳はいい山なのに、
特に百名山や花の百名山でもないんですよね・・・
別の地域にいたらアイドルだっただろうになぁ。
山頂からはよい眺め、槍様がみえますね
富士山もひょっこり!
実によい眺めだなぁ
さて、次の山に向かいましょう。
トウヤクリンドウ、秋の訪れですね。
イワツメクサもあちこちに!
登り返して・・・鷲羽岳についた!
百名山44座目です。
昨年双六岳から見て
すごいきれいな山!いつか登りたいと
思っていたのですが、
こんなに早く登れるとは
鷲のポーズ?で
そして、3方向から集まった山友さんと一緒に
奇跡の集合写真!
このメンバーでまた登れたらいいな~
朝早くは、空のグラデーションも楽しめます
ガスもなく、景色最高でした!
また行きたいな~、槍ヶ岳。
山頂から、ず~っと尾根道が見えると
鳥になって飛んでいけそうで大好き

綺麗だ~!
「道があるから降りていけるよね!」と
パンダ君。
またしても、山友Sさんが付き添って(?)
一緒に降りてくれました。
ありがとう・・・!
山友Kさんと私は、上でのんびり景色を堪能したあと
降りていきます
池に行く分岐で覗いてみると、
ちっちゃく人影がありました。
2人がちょうど降りたところだったようです。
池を近くで見ると、こんな景色だったようです!
水が透明!
ただ、池の周囲にはクマさんのフンが
あったそうです気をつけねば~
さて、三俣蓮華方面を見ると・・・
山腹の斜面にテントがちらほら。
テント場、結構急なところにあるんだ~。
その下に、この後お昼ご飯食べる予定の
三俣小屋が見えます
また次の山から見れるかな、槍様。
つながってる道沿いに行く予定の
山小屋が見えてるので、すっごく安心感があります!
山に囲まれている景色を進んでいきます!
どこを見ても山!山!最高!
遠くに山小屋が見える~
「すぐですよ!」と
テント泊装備のSさん、大きな荷物をものともせず
どんどん進んでいきます
近くなってきたぞ!
ついた~
こちらも初めて訪れます!
ここが伊藤正一さん作、黒部の山賊に出てくる
あの、伝説の山荘なのですね。
展望レストランへレッツゴ~!
楽しみすぎる
ワクワク
小腹が空いたパンダくんと私は
ケーキセットと
アルプスパンセットを頼みました。
ケーキはりんごのシブースト
本格的だー
そして、一回頼んでみたかった
サイフォンコーヒー
山を見ながら、ゆったりとした時間。
山の上での贅沢
美味しすぎて、お土産にコーヒー豆を
買って帰りました
カップにちゃんと三俣山荘のマーク入りです。
これが新メニュー、アルプスのパンセット!
(後から新メニューであると知りました)
固形燃料でチーズをあっためて
トローリとなったら、
パンにつけていただきます
スープもあったまるねー!
ほらー、とろーん
今回は、滅多に来れないので、
食にはお金をかけると決めてました!
大満足のランチです
三脵山荘は、お水が豊富なようで
湧き水をタダでいただけました。
入り口の鳥さんもかわいいね
黒部の山賊といえば、カッパだよね
バッヂも売ってました!
本棚には、先日湯俣山荘で読んだ
伊藤正一さんの写真集もありました。
ノレンもいい感じ!
そうそう、このモノクロームの写真。
真ん中の歩荷行列の
写真が本当にインパクト大!
歩荷以前に、空身でもあんな割り箸みたいな
ハシゴは渡れません…
みなさんすごい体幹お待ちです!
(こちらからコピーさせてもらいました)
トイレもオシャレだわー
そして、こちらにも黒板にいろんな情報が。
天気が1番気になるよねー!
またクマさんが…!
バッティングしませんようにー
かわいい絵地図もありました。
山荘の前は広々していて
たくさんの登山者が休憩していました。
さて、では次の山に向かいましょう!
槍ヶ岳ではなく、三俣蓮華岳です!
振り返ると、山荘に長ーいハシゴ!
お布団を干すのに使うのかな?
さっき鷲羽岳から見えた、
斜面にある三俣のテント場を通ります。
広々しているね!
遅く到着すると、上の方に張る
(山荘から遠くなる)ことになりそうだな~。
登山道のわきに雪渓が残ってました。
カッチカチに固そう!
タテヤマリンドウっぽい♪
黄色っぽい草が増えると一気に秋らしくなるね。
ここも槍穂高を見ながらあるける
絶景ルートですね!
鷲羽岳は、双六側から見る方が
ワシっぽく見えると思う。
両側の山並みが羽、ってことよね
分岐、三俣峠です。
イワギキョウが鮮やか
たまらないねーこの景色
まだ鷲羽岳もくっきり!
みるたびに、自分のいる標高が
ちょっとずつ上がって、
隣の山に目線が並んでくるのが楽しい
この日3つ目の山、三俣蓮華岳に
登頂ー
槍ヶ岳と一緒に写る!
山頂から、みなさん何かをみてます。
覗いてみると、下の方に…
クマさん やっぱりいるのねー
遠いので、動かないとわからないけど、
明らかに、クマさんです…
登山道ではない場所で、
のんびりとくつろいでる様子でした。
とりあえず私たちが通る予定のところには
来なそうなので、今のうちに
隣の山に行きましょう!
イワツメクサを横目に、クマさんが
上がってこないことを確認しつつ進みます。
少しずつ霧が出てきたなぁ。
双六岳で、天空の滑走路は見れるかなぁ…
つきました!
むむ、ちょっとガスっぽいなぁ
パンダくんは双六岳もお初なので、
できたらここから槍ヶ岳を見れたら
よかったのだけど、ちょうど雲が
かかっちゃったなー
滑走路は見えてるんだけどね。
まぁ、また来年などに来るでしょう!
とはいえ雨が降ることもなく
ここまで来れるなんて、素晴らしい
さぁ、双六山荘に向かいましょう!
見えてきたよー
山友さんたちは、双六は立ち寄らずに
山荘に先に向かってるので
パンダくんと2人、のんびりと
歩いていきます。
ついたー!
ゆっくりしたいところですが、
この日はもう1座、近所の樅沢岳にも
登りたいとパンダくんがいうのです。
とりあえず受付を済ませて、荷物を
下ろしましょう!
前日の高天原に比べると、
たくさんの登山者がいてにぎわってます!
いきなり都会に来たみたいな気分になりました。
さてさて、では樅沢岳に参りましょう。
ガスっぽいので、早めに…
といいつつ、私がなかなか早く登れず
(5つ目の山だから、流石に疲れるよー)
えっちらおっちら。
ガスってるので、お約束の雷鳥さんたちが
出てきました!
きてよかったなー
ヒナは1羽でした。
たまたま見えなかっただけなのか、
1羽だけの親子なのかはわからないけど
無事に大きくなってね!
樅沢岳に登頂しましたー。
こちらは百高山なんだそう。
万が一百高山をクリアしたくなった時に
また来なくて良いように、登っておくんだって
先月も同じ理由で南真砂岳に
登ったような…気がする…
ガッスガスで、槍ヶ岳が見えないぞーう!
本当は西鎌尾根に向かう途中の山なので
見えるそうです!
戻る途中、さっきのスポットに
まだ雷鳥さんたちがお散歩してました!
しばし癒されてから、戻ります
かわいいなー
双六のテン場が見えてきました。
山友Sさんは、今晩はテント泊して、
翌日は早朝に出発し、
槍ヶ岳に登ってから新穂高に降りるんだそう。
なんという体力!
山友さんたちと双六の広場で合流し、
しばし歓談しました
お土産にいただいたピリ辛の
おつまみで、お酒が進むわー
双六小屋には診療所もあるんですね!
安心だね
夕飯は16時半からでした。
学食のような混雑ぶり!
この小屋は、夕飯が天ぷらなんですよね
ボリュームあっておいしーい!
夕飯の後外に出ると、まだまだ
大賑わい。
入り口にある双六、
きれいにならべてありました
グッズもたくさん売ってるけど
去年手ぬぐい買ったから、見るだけー
お部屋もたくさんあります。
私たちは三俣蓮華という部屋でした。
6人部屋で3人は別のグループの方たち。
いざ寝始めると、なんとお向かいの部屋で
大人数で宴会が始まり、
拍手の音や、さらにはハーモニカの
音までしてきて…
眠れないよー
一向に収まる様子がなかったので、
ついに小屋のスタッフさんに言って
注意していただきました。
20時過ぎて山小屋で宴会なんて、
驚きですね
次の日早いので、山小屋では
静かな夜を希望します…
続きます!