おいら8歳7ヶ月
3日目(2月15日)
おはようございます
今日は日中にアクティビティを入れていたので、早起きのおいら一家。
と言ってもモーニングギリギリの時間に起床です
宿泊したコースト フレイザー タワーは珍しく朝食付き
と言っても、パン・シリアル・飲み物・果物・ヨーグルトなどの簡単なもの。
母はベーグルをトースターで温め中
おいらはすでに食べ終わり状態に近し
う~ん、やはり食事は・・・牛乳、ヨーグルト・・・
オレンジジュースは搾りたてみたいで美味しかったと、おいらは言っていたけれど。
オリくん父さんお勧めのベックス・ケンネル
です
いろいろ予約のお世話もしていただいて、感謝のオリくん父さんです
こちらでは様々なアクティビティを体験することができます。
やはり極北に来たのだから、犬ぞりは体験したい
初めは「犬ぞりで行くオーロラ鑑賞」なるものにしようとしていた父と母でしたが、
(だって犬ぞりに乗りながらオーロラを見るなんて素敵と思いません)
オリくん父さんの冷静な助言を聞き、日中の「犬ぞり体験」にすることにしました。
助言とは・・・
犬ぞりを体験を楽しみしたいなら日中。
だって夜は寒くて、真っ暗で景色も犬の姿も見れない
その通りでございます、オリくん父さん
ここで問題が一つ
実はおいら、犬が大の苦手で
小さなチワワがお散歩していても2mは避けて通り過ぎるくらい。
犬舎
仕事を持った使命感を持つかっこいい犬たちに見惚れる母。
さておいらは・・・
こちらの犬はまだ訓練中の子犬だそうです。
でもでも、おいらがこんなに犬の近くまで行けてしまうなんて凄いこと
それも嬉しくて飛びついて来ようとする犬なのに。
ちょっと引け腰ですが
父も母もこの姿を見て安心しました
だって「怖いから乗らない」なんて言われでもしたら
良かった良かった
さてこの日の日中の気温はと言うと、
ー7℃ぐらい。
天気も雲から青空が見えたり、が見えたり
「犬ぞり体験ツアー」、大人5人・子ども1人を乗せて出発
ヒェ~思っていた以上に早い
「グレース・レイクの雪上トレイルをエキサイティングで快適なそりに乗車し駆け抜けます。」
まさにエキサイティング
湖の上を走るんですとっても広い。
グレース・レイクの雪上トレイルを、エキサイティングで快適なソリに乗車し駆け抜けます。
おいらは一番前に乗車。
最高の眺めのことでしょう
まるでジェットコースターに乗っているような雄たけびをあげる面々
景色も最高
途中、う○ちをしながら器用に走る犬もいましたが
ちゃんと先頭のリーダー犬に従い、走り続ける犬たち。
思わず「タロウ~・ジロウ~頑張れ」と叫びたくなる母でした。
最後の方は疲れが見え始める犬たち。
でも頑張るワン
乗客の人間たちはとても楽しみ、働いてくれた犬君たちはこんな感じで毛が凍っていました。ありがとうね。
犬に近づいて行ったり、ちょっとフレンドリーになったおいら。
何が違うのか聞いてみると、
「日本の犬は怖いけれど、カナダの犬は怖い顔をしていない」と。
自分の使命を持った犬たち。
なんか、おいらの言った言葉がわかるような気がする。
いやぁ~、楽しかったねぇ
エキサイティングジェットコースターに乗っているみたいで楽しかった~
なんて父と話していたら・・・
「おいら、あれにも乗りたい」と言い出すではありませんか。
あれとは
ベックスの方に聞いてみるとOKとのことで、乗っちゃいました
ガイドさんが付いてはくれるようですが、遠くから見守っているよ~と言う感じで、
経験豊富なお犬様任せのツアーらしい。
一通り、そりの操縦方法を教えてもらい、いざ出発
お姉さん二人組と一緒です。(母はベックスの周りを散歩していました)
レイクに出るまではガイドさんが先導して犬たちを連れて行ってくれるようですが、
その先は本当に犬任せ
先にお姉さんチームが走り、父&おいらチームの写真を撮ってくれました。
ありがとうございます
父、なんかちょっと原住民風でかっこ良くありませんか
犬たち、凛々しいです。
おいらは相変わらず犬ぞりのスピード感にノリノリ
と・こ・ろ・が・・・
このあとアクシデントが
レイクで訓練中だった他の犬たちが、そりを引いているお姉さんチームの犬に気付き、寄ってきてじゃれつき始めてしまったそうです。
お姉さんチーム、犬たちの操縦不能
父とおいらチームの方へ・・・
お姉さんチームのそりがおいらチームのそりと言うか父に倒れこみ
大人たちは倒れこみ、負傷していないか確認。
えっ、おいら
一人乗車のまま、犬はひたすら指令通りに走り続け、荒野へ遠ざかって行く・・・
父はおいらが一人になって泣いているのではないか、心配で心配で
おいらの姿は小さくなりとても走って追いつく距離ではなくなり
スノーモービルにのったガイドさん登場
父を後ろに乗せ、ビュ~ン
やっとおいらに追いつき、不安でいっぱいのおいらだろうと顔をのぞくと
ニコニコ笑顔で一人旅を楽しんでいるではありませんか
余程楽しかったのでしょうね、おいら。
いやいや、思わぬアクシデントに大人たちは大変でしたが、おいらにとっては楽しい旅の思い出になったようです
カナダに行った一番の思い出はと、おいらに聞くと
即答 「犬ぞり」です
あ~楽しかった犬ぞりでした
犬ぞりに乗っている頃は、今晩はオーロラヒラヒラかしら
なんて期待大の気分でしたが、のように太陽は時々見えるものの、雲が厚みを持ち始めて。
不安だわぁ。
車でホテルまでベックスの方に送ってもらい、ホテルで一息。
さぁ~今日も歩いてタウンへgo
母が撮りたかった気温が表示されるこの看板。
イエローナイフに行ってきましたブログには必ず載っている写真でしょ
午後3時頃だったかな~。
活動するには楽な気温だけれど、もっと低い気温の記念写真を撮りたかった
こちらは車のナンバープレートで、シロクマの形をしています。
おしゃれですよね。
タウンに出掛けた目的は夕ご飯。
もう3日目にして日本食が恋しくて恋しくてたまらなくなった母です
なので夕食に選んだのはここ
サーモン・イワナ・カリホルニアロールなどのお寿司ですが、お米、魚には変わりない
他にもうどん、お好み焼きなんかもありました。
ゆっくりお家で食べたい
テイクアウトでお願いしました。
いったい何日振りのお寿司でしょう
(日本を発つ日に食べたばかりですけど)
お米はやはり日本のものではないんだろうな、ちょっとぱさぱさ
何が美味しかったって
醤油
こんなに醤油が美味しいとは思わなかった母。
薄めて飲みたいくらいに
日本からは離れられない・・・そう確信した母でありました。
頭ちゃんではありません。おいら、オーロラ鑑賞スタイル着替え途中の1枚です
さて、今日は旅行ツアーに付いているオーロラ鑑賞の最終日。
夜になっても気温はあまり下がらずー12℃。
おいら、オーロラ・レイクの上で横になっちゃうし
ティーピーに入る回数も多くなっちゃう。
結局オーロラには会えず
さて如何するおいら一家
このままオーロラらしいオーロラに出会えず無念の帰国をしてしまうのか
その4につづく・・・