こんにちわ、一ノ瀬です。
本日のテーマ
日本女性特有なこと(ヒント:女性ホルモンの働き)
閉経したから関係ない!
と
あなたは無視しますか?
食べ物の中には、
女性ホルモンと似た働きがある。
似た働きが食物を食べることで、
女性ホルモン補充につながる。
と
いうことをあなたは、
聞いたことがあると思います。
あ〜大豆のイソフラボンね!
大豆製品を積極的に食べているわ!
はい、そうですね。
そこで女性ホルモンの働きに関して、
面白い学会報告がありましたので、
本日はその話をします。
2018年日本女性医学学会学術報告です。
50歳代以降の女性は、
ゆらぎがちな世代(更年期世代)
つまり
女性ホルモンの減少に伴う変化を
受けている世代のことです。
たとえば
白髪や肌のシワ・シミが増えてきた。
それは、女性ホルモンの減少が大 です。
そんな心も体も変化が訪れる世代。
いやだわ〜
と
あなたは諦めて嘆きますか?
加齢は仕方はありませんが、
最後のときを迎えるまで、
”健康長寿”でいたい!
そう思っているわたしから、
あなたへお得情報をシェアします。
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昨今注目を浴びている成分
”エクオール”
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↪︎女性ホルモン:エストロゲン
と似た物質で、
女性ホルモンに似た働きをする。
産生菌と呼ばれる腸内細菌によって、
大豆イソフラボンから作られる成分。
どのような働きがあるのか?
↪︎女性ならではの悩みがある。
・体の変化
↪︎ほてり(ホットフラッシュ)
めまい、頭痛、不眠、倦怠感、だるさなど。
・精神的な変化
↪︎気分の落ち込み
イライラ、やる気が出ない、
不安感が増す(不定愁訴)
など。
これらの悩みは、
閉経を境に表れてくる変化です。
つまり
女性ホルモンの減少に伴う変化です。
そこで、
注目されている”エクオール”ですが、
女性ホルモンに似た働きが認められている。
が
実際には個人差があるものの、
揺らぎ世代の悩みを和らげている。
現在進行形の研究です。
わたしにとって
一番期待していることは何かというと・・・
骨粗鬆症予防ができるのでは!
と期待しているのです。
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骨の健康維持
(骨粗鬆の予防)
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女性は骨粗鬆症になりやすい。
その理由ですが・・・
↪︎骨芽細胞と破骨細胞によって骨は作られる。
・骨芽細胞:骨を作る
・破骨細胞:古い部分を壊す。
このバランスによって、
骨は整然と得られているのです。
これが前提です。
しかしながら
加齢に伴って骨量が減少する。
女性に骨粗鬆症が多いのは、
女性ホルモンが、
・骨芽細胞に働きを促進する。
・破骨細胞の働きを抑える。
つまり
閉経に伴って骨量の減少が加速する。
↓
エクオールの働きで、
骨量減少の加速を抑える!
と
期待されている訳です。
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エクオール菌産生
(腸内細菌叢)
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エクオールを作り出す
↪︎エクオール生成菌の存在
・大豆イソフラボン(大豆製品)を
毎日とっても作れない人
・作れる人
つまり
今回の話は”エクオールを作る能力”の
研究報告です。
研究内容
↪︎1:腸内細菌叢とエクオール産生能
2:食習慣と生活習慣
2つの関連性から影響を調べる。
という研究報告です。
閉経後の健康な女性58名
↪︎尿に含まれるエクオールの量
(エクオールの量から産生能の有無)
腸内細菌叢の種類
食事・生活習慣
↪︎1週間
1ヶ月
これらを総合的に調べてみた。
結果
↪︎エクオール産生菌保有者:97%
非保有者:3%
意外と腸内細菌叢を
持っていることに驚きました。
しかしながら
エクオール産生菌を保持していながら、
実際に活動、働いているのは22%のみ。
この結果から導き出されたこと。
↪︎大多数の人が保持している
ということは、
働きがけで活動することになる。
ではどのような働きがけが
有効になってゆくのか?
↪︎エクオール産生能を高める食品・食生活
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2:第2ステージ食習慣・生活習慣報告
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↪︎1週間期間の人
↪︎緑黄色淡色野菜・海藻類・納豆
穀物など
↪︎1ヶ月期間の人
↪︎根菜・油ののった魚・大豆食品
和菓子・せんべい
2つの人に共通する点
↓
腸内細菌の種類が多種にわたる。
余談として:エクオールを作り出せない人は、
外食習慣が多い。
たとえば
ラーメン、ワイン、焼酎、コーヒーなど。
腸内細菌の種類が少ない。
生活習慣
↪︎喫煙、便通が少ない。
結論
↪︎エクオール産生能は、
菌を保持しているか
持っていないかではなく、
活動しているかいないかによる。
活動するための要因
↪︎腸内細菌叢の多様性が重要。
つまり
腸内細菌叢を増やす食材を
続けてゆくこと。
いかがでしょうか?
閉経して女性ホルモンがないから仕方ない・・・
と
諦めないで食べ物を見直すことで、
健康長寿ができるということです。
健康維持のために,
行動してはいかがでしょうか?
本日の話はここまでとします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
わたしの健康情報元
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