耳掃除の耳寄りな話(意外と多い耳の事故?!) | アンチエイジング世代の習慣

アンチエイジング世代の習慣

<健康長寿>
☆例え病気を持っていても元気であること
☆人生の目標と生き甲斐を持つこと
☆前向きな暮らし
加齢という生物学的なプロセスに介入しつつ、加齢に伴う動脈硬化
癌のような加齢関連疾患の発症確率を下げれるような健康情報発信して参ります!

こんにちわ、一ノ瀬です。

 

本日のテーマ
耳掃除の耳寄りな話 
034.jpg

空気が乾燥が進むと、
なぜか耳の中が痒くなるような?
感覚に襲われる。

なので
ついつい耳の中をいじることになる。

つまり
”完全に取りきらないとスッキリしない!”
とか
”奥の方も気になってしまう!”

思ってしまうのです。
わたしはアレルギー体質なので、
(皮膚によく現れる)
空気が乾燥する季節と、
花粉の時期が重なると最悪となる。

で、”耳垢”って体に悪いものか

素朴に疑問が出てきました。
==
耳垢とは?
==

↪︎耳穴の皮膚の表皮細胞や
 外部からのホコリなど
 耳垢腺からの分泌物が混ざったもの。

皮膚の表皮細胞とは
↪︎外耳道の入り口から3cm奥あたりの
 粘膜付近からゆっくり(振動によって)
 耳の外へ移動する。

つまり
古くなった皮膚の細胞は入り口から
1cmのところで剥がれ落ちる。

その時、
耳垢腺からの分泌物と混ざりながら、
耳垢となる。

なので
耳垢のほとんどは、
その場所に留まる。

耳垢自らが、
奥の方へ進んでしまうことはない。

なので
わたしは普段は耳垢掃除の時は、
綿棒など柔らかいものを使って取る。
知人によると、
ピンセットなどでつまむ。
(昆虫採取セットに
 小さなピンセットがあるらしい)
キレイに取れてしまうとか!
また、綿球が折れた場合でも、
(最近は粘り気のある綿棒がある)
パニックになることなく、
ピンセットでとれる・・・らしい。

ダメな場合は、
耳鼻科に受診して除去してもらう。
放置すると
雑菌繁殖による大変なことになる。

話を戻すが、
ついついやりがちなこと。
耳の奥の方まで耳かきや
綿棒で触ってしまう
とどうなるか?

耳垢をどんどん奥の方に
押し込むことになる。
場合によっては、
外耳道を傷つけてしまうこともある。

じゃあ、やらない方がいいの?
というわけでもない。

やらなさすぎも問題で、
耳垢が溜まり過ぎてしまうと、
耳が聞こえにくくなったり、
(閉塞すると、取るのが大変となる。
 耳垢が固まると、
 溶かしながらとるということだ。)
 じめじめすると、
 湿疹の原因となることもある。
 (めちゃくちゃ痒みを伴う)

どうです?
思わずあなたは考え込みましたか?
逆説的なのですが、
ーーーーーーーーーー
耳垢にも役割はある
ーーーーーーーーー
殺菌効果
外耳道を保護する。
虫などの侵入を防ぐ。


なので
そうした役割を果たす耳垢を、
完全に無くしてしまうような、
耳掃除のやりすぎは、
耳の健康のためにも良くない。

なので
具体的なことをあなたへシェアします。
ーーーーーーー
耳掃除の頻度は?
ーーーーーーー
月に1回
片耳にかける時間は、
2分程度で十分。

つまり
入り口から1cmというのは、
直接目で見える範囲です。

なので
だれかの耳掃除をしてあげる時も、
見えている耳垢だけ、
無理をせず取るというのが、
正しい耳掃除の方法です。

もう少し専門的な話をあなたへシェアします。
==========
耳掃除と、
耳疾患との深い関係
=========

耳垢や耳掃除に関係する疾患には、
次のようなものがある。

1:耳垢塞栓
  ↪︎耳垢がたまることで
   外耳道をふさいでしまっている状態。

つまり
自然に起こることもあります

耳掃除で耳垢を押し込むことが
原因になることもある。

特に夏場など
耳垢が湿っている人は、
耳垢が自然に外に出にくいため、
どんどん奥にやってしまう傾向がある。

2:外耳炎(外耳道炎)
  ↪︎外耳道に炎症が起こっている状態。

つまり
耳掃除の際に外耳道を傷つけてしまい、
感染を起こすことで炎症を起こします。
また、プールなどの汚い水が外耳道に入り込み、
ふやけた耳垢が細菌感染を起こすこともある。
(プールに行くことはないので、
 この場合は汗を掻く夏場やお風呂かな)

ではそうならないためにはどうすればいいのか?
ーーーーーーーーーーーーー
正しい耳掃除で、
耳疾患のリスクを抑えよう
ーーーーーーーーーーーー
今までの話をまとめます。

まるで汚いもののように思っていた耳垢が実は、
私たちの耳の中を異物から守っていたり、
殺菌作用によって、
適度な清潔を保っているのです。

私たちのからだには、
耳垢を自然に排出する
という働きがあります。
この自然の働きに任せ、
正しい耳掃除、
安全な耳掃除で、
耳の健康を保つことです。

2つのルール安全な耳掃除とは
↪︎1:動きながらの耳掃除や、
   寝転がるなど不安定な態勢での
   耳掃除をしないことです。
 2:周りの物や人にぶつかったりしないよう、
   周囲の安全を確かめて、
   行うこと。


な〜んだ!
当たり前のことじゃいか!

あなたは思いましたか?
当たり前のことを行動しないから・・・

なので
ちょっとした気をつけると
健康で快適な生活を送れるのです。
日常生活の中でリスクは潜んでいます。

なので
回避できる方法は覚えておいて損はない。

本日は耳垢掃除について、
あなたへシェアしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

わたしの健康の元
=>https://www.naturalsuccess.jp/xpower/opt/#oTzG3Y