7月12日女性健康セミナー”アラサー世代の検診のあるべき姿”で見えてきたこと | アンチエイジング世代の習慣

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こんにちわ、一ノ瀬です。

昨晩は銀座のクリニックで開催された、

女性健康教室での講義の報告です。

本日のテーマ
”アラサー世代の検診のあるべき姿”


7月12日セミナー.JPG
講師の先生は、

東京大学医学部付属病院

女性診療科・産科の平池修先生です。

 

2時間余りの講義でした。

最初はパソコンスライド&ズームに手こずる。

 

なので

実際には遅れ気味の開始でした。

12名の参加者でした。

 

では、わたくしがビビっとした!

内容についてお話しします。

 

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妊娠適齢期とは?


20〜34歳頃まで

つまり
妊娠に必要な卵子の数は限られており、
年とともにその数は減ってくる。

月に1回生理があるので
減るのは1個ずつではないの?

ここが大きな間違い!


1ヶ月に10〜20個ずつ減っている。

つまり
不妊治療と呼ばれているのは、
老化して死んでゆく卵子を生かしている治療。

日本は人口がどんどん減っている。

しかも
加速的に減ってきている。
人口が増えるには
子供は2名以上いないと増えないことになる。

つまり
出生率2・0以上ないと増えないということです。

(夫婦は2名なので単純計算)

となると
非常に危惧されている状態と言えます。
人口がどんどん減って、
超高齢社会を迎えているわけなので、
このことは日本以外の国々が
注目している現象です。

世間で人口が減ってきていることに対して
日本人が無頓着なのは?

中学高校生が自分の身体の仕組みを知らない。

たとえば
女性はいつまで妊娠できる?
この質問に対して驚くことに
40歳後半ぐらいまでと思っている。

違うのです!

妊娠適齢期
20〜34歳頃まで。
勘違いしているのは、
マスメディアが50歳頃まで
わずかな特殊な妊娠&出産を取り上げている。
このことにより妊娠出産が可能だと思う人が多い。

7月12日セミナー資料2.JPG
産婦人科ではそうではなく、
加齢に伴い卵巣における原始卵胞数は減少。

なので
現場では38歳以降は妊娠能力が低下する。

妊婦.jpg
このことを認識して
女性は人生設計を建てなければならない。

なぜならば
妊娠適齢期は、
卒業してキャリアを積んでいる年齢とかぶさっている。
また、30歳代は子宮頸がんが非常に多くなってくる。

なので
自分の身体について知識を得ておかないと
子供が欲しいと思った時には、
非常に難しくなってくる。
また、治療費が高額になる傾向を忘れてはならない。

たとえば
東京都は00知事時代に
中学高校生に行っていた
生理や妊娠に関する保健授業をやめさせた。
このことにより
(東京以外の県では行っている。)
知識として妊娠適齢期のこと
妊娠に関しての知識を得ていない女性が増えた?!

性感染症の増加
婦人科検診受診率の低さ

妊娠低下&病気治療の遅れなどに・・・

この現実を踏まえて
どのようにして
女性として、人として生きてゆくための知識を広めるのか?
女性健康教室は開催されています。

7月12日女性健康教室.JPG
女性診療科・産科の平池修先生の講義でした。
なかなか濃厚な内容でしたが、
ここでも浮き彫りになったこと。

自分の身体を知る教育の立ち遅れ、
物事を判断できない子供たちが
大人世代になって増えてきている。

母親世代でさえも知識不足や偏見などで
女性でありながら自分お身体を知らない・・・

行うべきことが見えてきた。
大切なことは
親の世代がしっかりと知識を継承させて
判断できるように次世代へ教育することです。

 


今回はビビっときた内容について

トピックスしてみました。

企業での取り組みについても

幾つか参加者からありました。

 

なので

とてもリアルな実情が判明。

私たちが取り組まなければならないこと。

見えてきました。

 

最後まで読んでいただき有難うございました。