やるべきことをやりとげ
充実感に満たされ
お天気が好く、気分さわやかな日
ほっとした気持ちで、ひとり車を運転している時
しみじみと、幸せを感じます。
ほんの一年ほど前は常に課題と時間に追われ、無我夢中。
なにかと緊張状態が続き、カッカ、カッカと熱くなり、怒りをためこんじゃあ
この場を借りて愚痴っていたのに・・・。
今になって思い出すたび、よくあんな離れ業みたいなことが出来たもんだと
我ながら感心するやら、呆れるやらです。
あの慌ただしい日々を経験したからこそ
今、穏やかな時間を過ごせるだけで
幸せを実感できるのでしょう。
今月の始め、あの時の甥っ子が今年3歳になる女の子と1歳になる男の子を連れて
また父に会いに来てくれました。
可愛い盛りの子供たちに父はもちろん私もうちの息子たちもメロメロ。
純真無垢な存在のおかげで、心洗われるひと時を過ごせました。
ただ、この日に限って父は足を痛めており、体の正面に杖をつきながら、ヨロヨロ歩きで
待ち合わせ場所まで今までに見たこともない姿でやっと歩いて行きました。
いよいよ一人暮らしも限界かと、介護認定の準備に取り掛かろうとしたのですが
翌日には杖も要らなくなったそうで、もうしばらくは様子を見ようと思います。
時の経過とともに変化する環境や心境を、おだやかな気持ちで眺められる時が
いつかきっと訪れることを、今現在、育児や家事や介護に翻弄されている人にも
知ることが出来れば、少しは心安らぐのではないかと思います。
でも渦中に居ると、その場を乗り切ることで精いっぱいなんですよね。
ひとつひとつ、乗り越えて、前進することしか考えられなかった自分を思い出し
本当によくやって来れたなあと不思議なくらいです。
同じことを今やるなんて想像もつきません。
火事場のくそヂカラ?
ヒトって、出来そうもないことも、やるしかないとなると、やるもんなんですね~。