おかげさまで実家の父の胃がん手術後の経過は良好です。
今のところ再発の影もなく好きなものを食べて
余生を楽しんでいいそうです。
もともとあった胃癌が毒を吸収して胃の出口をふさぐほど急成長し、運よく腕のいい外科医が毒もろとも取り除いてくれたおかげで健康を取り戻したのだと思います。
私の勝手な妄想ですが、そうとしか思えないくらい今は元気です。
先日、大阪から私の甥っ子が家族を連れて会いに来てくれました。
「おじいちゃんに会いたい」
と言って、もうすぐ一歳を迎える赤ちゃんを連れて来てくれるなんて私も嬉しくなりました。
父の手術の時は彼も一緒に心配してくれていたので喜びもひとしお。幸福感いっぱいの再会になりました。
うちの息子たちも駆けつけてくれて楽しい食事会になりました。
夫は「コロナ脳」なので、私にマスクをするよう忠告してくれましたが、参加は遠慮されました。
大阪でも外をマスクで歩くのが普通のようですが、甥っ子も元ナースという奥さんも、あまり気にしていない様子で、赤ちゃんを抱っこさせてもくれましたし、父に近づいて行って間近で我が子を見せていました。もちろん未接種。
旅行の割引を使うために陰性証明も取ったそうで、ずいぶん得したと満足気でした。飄々と、とてもしなやかに生きている彼らから、私も良い影響を受けたと思います。
ヒトはヒト、私は私。
肩肘張らず、力まずに、自分の世界を築いていけばそれでいい。
誰かのやっていることに忠告するのも、腹を立てるのも、自分次第で互いの変化は良くも悪くもなりえます。
黙ってられない性分だから、思ったことはハッキリ言わせてもらうけど、それで相手が変わらなくても相手の人生を尊重出来なきゃ自分もしんどくなるはずです。
自分のことには責任を持つ。それ以上は無理です。
自分で選んだ道なのだから、後悔するのも満足するのもそれなりの結果、その人の人生。
正解もなければ間違いもない。
助けられるのは、助けを求める人だけ。
政治が悪いから
人の世はシガラミだらけだから
怒りも憂いも無くなりはしないけれど
たまには幸福感に浸るのも大切ですよね。
だれかの幸せを自分の幸せにできる幸せ。
なんでもないようなことを幸せだと感じられる瞬間。
一瞬一瞬、かみしめたいと思います。