ある日の競技会。
この時の反省は、自分のハンドリングミス。
この時は、かなり痛いミスをした。
前半私が走らないと後が続かないと思ったから、
スラロームに上手く入れたかったから、
とにかく、トンネルの向こうに走り込みたかった。
それで、思ってない事になった。
トンネルだから行くだろうと思ったのが
全ての間違いだった。
星への指示が甘かったし、
そもそも、サークルが超ちっさい星が
大好きなトンネルに行かず、
私についてきてしまう事は、
冷静に考えればあり得る事だった。
そして。
ここ最近の競技会では私が絶対に無理しない、
逆に言えば、星くんにある程度以上お任せな、
そういう感じの事ばかりを
検分で決めて走ってて、
星の、能力にべったり頼った方が、
下手に私が介入するより上手く行くのかも?
と、考えてたりもしたし、事実上手く行った。
でも、やっぱりそれではダメだ。
確かにその方が今は走れるけど、やっぱりあり得ない。
ちょっとだけ何かが思わない複雑さを得ただけで、
速度が乗るジャンピングは特に全く歯が立たなくなる。
どんなに優秀でも星の経験は生きた三年のもの。
星に頼り過ぎてはやっぱり駄目だ。
特にスキルを星と私自体が吸収しなくてはいけない今は、
何かが苦手だからとそれを練習しないで、
ただ、楽に走るだけではいけないんだなと思った。
まあ、楽に走れる距離感覚や感触は作れてるから、
尚更、そっちに流れちゃうけど、
星くんにお任せ。
そうではない次元をアジでは星と作らなくては。