前回の記事では、物事を客観的に見ることが大事であることを書きました。


今回は、その方法について書きたいと思います。


物事を客観的に見るのは非常に難しいのですが、その方法をあげるとしたら2つあると思います。


一つ目は、事実に基づいて判断する、ということです。

特に、前回やったように事実を表す数値を使って問題を特定するというやり方が有効です。


前回は事実や理想の状態を数値にして定義をしました。

これを「定量化」と言います。

例えば「儲かっている状態」というのは曖昧で見方によってはどうとても定義できます。


しかし、「毎月100万円利益が出ている状態」と言えば、かなり状態がはっきりします。

数値は自分以外の他人とも共通認識できますので、やはり客観的な指標であると言えます。

このようになるべく事実を数値化して比較することで、客観的に問題を特定することができます。


もう一つは、「他人に相談する」という方法です。

私はコンサルタントをしていましたが、コンサルタントの語源はコンサルト、つまり相談する、という意味です。

これまでの記事で書いたように、当事者は真剣になればなるほど、自分の思い込みにとらわれ、自分の思い込みを強める情報を集めてしまうことで、問題解決から遠ざかってしまいます


そこで、第3者的に見てくれる他人に相談することで、客観的に自分の状況を見てもらうことができます。

ただ、大事なのは第3者である、ということです。

自分と関係が強すぎる人は第3者ではないのでご注意ください。

例えば両親や自分のビジネスパートナー、配偶者は自分と利害が関係する利害関係者です。

こういう人たちはあなたに近すぎて、あなたの決断で大きな影響を受けます。

ということは純粋な第3者ではないので、問題を客観的に見れるか、というと見れません

一番良いのは、あなたを余り知らないが問題解決力のある人に、自分の状況を説明した上で、問題点は何かを相談するのが良いのではないでしょうか

コンサルタントという職業の人は、問題解決力が高いということ以上に第3者である、という点が強みなのです。

碁の言葉の一つで「傍目八目」という言葉があります。

碁を打っている本人よりも廻りで観客として見ている人の方が、八目(八手)先まで読める、という意味で、客観的に物事を見ることの大事さを言っています。

ですので、あなたの廻りに客観的に物事が見れる第3者がいれば特にコンサルタントは必要ないと言えるかもしれませんね。

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