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九大昆虫班のブログ

九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

 

3日目

 

 

前日にポイントを教えてもらい、ワクワクしながら目を覚ますとあいにくの曇天模様

携帯で天気予報を確認すると9時まで降水確率100%、、、。

 

まあ、何とかなるだろうと思いポイントへ。

8時ごろに到着し、再び天気予報を見てみると11時まで降水確率100%に変更されていた、、、。

 

採集に行くたびに雨が降っている。

自分は雨男なのではないかと自己嫌悪に陥っていりながら周りを見渡すと、キリンソウを発見。

そしてその上に

 

 

 

いや~良かった。

 

開翅してるところも撮りたかったのですが、太陽が全く出てない中開いてくれるわけもありませんよね。

 

ウキウキしながら採集していると、脇にエゾハルゼミ

 

 

 

 

その他、北のゾウムシ

 

 

チシマゾウムシ

 

リンゴヒゲナガゾウムシ

 

昼になり三度携帯を見ると、一日中雨に変わっていた。

 

せっかく北海道に来たので味噌ラーメンを食べに行きました。

 

 

少し食べてから撮影orz

 

 

 

夕方になり、エゾカミキリを求めて某川、河口へ。雨の中、柳の根元を探したが全く見つからない。

 

仕方なく、冷めた体を温めるため温泉へ。

お湯がとろとろで気持ちよかったです。

 

 

 

再び腹ごしらえをした後、トラップを確認しに行きました。

 

結果は、まあ、、、、、。

明日以降に期待ということで。

 

 

 

4日目

 

私は11時の便で福岡に帰ることになっていたので、早めに撤収。

 

新千歳空港のアニメイトで暇つぶし

 

 

今回の遠征で一番の収穫、、

 

 

 

感想

 

短い時間でしたが、そこそこ取れて楽しい採集でした。

Pさんに感謝です。

 

 

 

 

 

 

今回は北海道(6/13~6/18)に行ってまいりました。

 

参加者: 齋木(6/13~6/16)  有田(6/14~6/18)

 

1日目

 

福岡空港に早くに到着してしまい、立ち読みでもしようかとTSUTAYAに入りました。本を眺めていると普段本を読まない私でも知っているような本が。

 

 

良かったです。(ボキャ貧)

 

 

飛行機の中で泣きそうになるのをこらえているとアッという間に新千歳空港に。

 

流石、北海道。 寒い!

後から聞いた話によるとこの日はいつも以上に寒く夜は5℃まで下がっていたような。

 

かじかむ手でトラップを仕掛け、寝袋に潜り込み就寝。

 

 

 

2日目

 

この日は札幌のとある山に蝶を捕りに行きました。

お目当てはジョウザンシジミ!

 

先日の凍えるような寒さとは打って変わって気温が上がり、蝶もよく飛んでおりました。

 

 

 

キベリタテハ

 

 

 

トラフシジミ

 

アカマダラ

 

クジャクチョウも捕り、北に来たなー()と思いながら採集していると青色に光るものが!

ミヤマカラス(春型)

 

美しい!!きれいとは聞いていましたがここまで違うものとは!!!!

 

そんな感動をしながらジョウザンシジミの食草であるキリンソウを探すため川沿いを歩いていると

 

アオダイショウ

 

いきなり出てこられてビビりましたw

 

 

結局見つからず、日も暮れてしまいました。

悲しみに暮れながら相方を空港に拾いに行ったあと、トラップを仕掛けつつ夜見回りへ。

 

前日に仕掛けたトラップを見てみると

 

 

入るには入っているが肝心のヤツがいない。

北海道といえば、そうオオルリオサムシ。

 

あの輝く個体に期待してコップを除けどヒラタシデムシばかり。

 

そんな中、相方の興奮した叫び声が

 

 

 

ようやく1匹。

この場所に期待をこめて仕掛け、次のポイントに行こうかと思いましたがすでに日も沈みヒグマの恐怖もあったのでひと気のある場所に移動。

そこで何をするでもなくTwitterを見てみると、地元の方と思われる方(Pさんと呼ばせていただきます)からのメッセージが。

 

Pさんからポイントを教えていただき、次の日に期待をしながら(←フラグ)就寝。

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです。昆虫班3年の上森です。

 

前回の記事から丸一年開いてしまいました。……いや、採集にはいっていたんですけどね? 7月には沖縄島に遠征したんですけど「対馬は私が書いたし沖縄は任せるわ~」と言ったらこの始末です。夏季休暇中は私、地元の関西に引きこもっていましたし。

 

というわけで久しぶりの書き込みです。GWの間、対馬に行ってまいりました。後輩さんたちとは別行動で、院の先輩方の採集に混ぜてもらっておりました。

 

珍道中は後輩の記事に任せて、手短に面白そうなものをピックアップして紹介していきますね。

 

当方マクロレンズなど持ち合わせておりませんので、画像が荒くて申し訳ありません。こちら、ナミハセイボウChrysis japonica Cameron, 1887です。私、ハチ屋を名乗っているくせに今までオオセイボウしか採集したこと……というか見たことなかったんですよね。

これ、観光地の脇に転がっていた枯れ木の上です。今までも見逃していたんだろうなぁ。

 

別の場所で、さらに二種類のセイボウを採集できました。

 

ツマムラサキセイボウ Chrysis splendidula Rossi, 1790

 

リンネセイボウ Chrysis ignita (Linnaeus, 1758)

 

 

良い生態写真が撮れました。

(たぶん)オオホシオナガバチの産卵シーンです。自分の体長を超える長い産卵管を木の中に差し込んで、中にいる虫の幼虫に卵を産み付けているそうです。ぶっちゃけ三日月山にもいます。

今しがた日本産ヒメバチ目録のサイトを確認してみたのですが、対馬の記録はないですね。大方誰も記録していないだけなのでしょうが。

 

カタマルヒラアシキバチ Tremex contractus Maa, 1949です。立ち枯れに数匹集まっていました。大阪府のハバチ・キバチ図鑑によりますと、これも対馬からの記録はないです。全国的にも記録例は少ないとありますので、非常にうれしい採集品となりました。

 

と「これ対馬初記録じゃない?」という虫を採って嬉しがっていたのですが、なんとまあ新種かもしれない虫も採ってしまいました。発表前なので詳細は書きませんが、専門に研究している方のもとに送られ、もし新種ならばそれをタイプとして記載されることに……。そうなれば感激ですね。

 

さて、続いて変異の話をしましょう。コマルハナバチの体毛はオスがクリーム色、メスは黒色で腹部4節以降は橙色というカラーリングをしています。しかし対馬亜種のメスはオスの様に全身クリーム色になります。

コマルハナバチ対馬亜種 Bombus (Pyrobombus) ardens tsushimanus

ちなみにこれは女王です。女王はたいてい春先しか出ていないのでこれも嬉しい採集品に(ちなみにコマルハナバチ自体は山の様にいました)。

 

これに似た色味をしているなぁ、と思ったのがこちら。

オオイシアブの一種。チャイロオオイシアブかな? チャイロオオイシアブ自体はもともとこのような橙色なのですが、だいぶクリーム色味の強い個体もいて、もしかしたらツシマコマルに合わせているのかな? と思ったり。

 

ハチの話をしてきたので、最後くらいは甲虫の話をしましょう。というか特産種あふれる対馬にきてタトウ一つ分程度しか甲虫を採らない虫屋も珍しいというか。私の事ですけれど。

 

これ以降は単なる後輩への自慢です(といっても私の成果ではなく先輩方についていった結果ですが)。

 

ヨスジアオカミキリ Eumecocera impustulata (Motschulsky, 1860)

国内では対馬のみに生息しています。メタリックな水色が美しいカミキリムシで、私も採集したいと思っていた虫なので嬉しいです。交尾中の個体は採らないように心掛けているのですが、こればっかりは申し訳ないと思いつつも採集してしまいました。

 

モンクロベニカミキリ Purpuricenus (Sternoplistes) lituratus Ganglbauer, 1886

トリを飾るのはやはりこれでしょう。モンクロベニ。ずっと「モンクロベニモンクロベニ」と呪詛を唱えていた先輩が最初に採った時は雄たけびをあげていました。何がいいって赤がいい。紋がかっこいい。言うまでもないですね。

 

このように身に余るいい虫を多数採集できてしまった対馬遠征でしたが、カブリモドキやヒメダイコクに関してはまたしてもほぼ空振りでありました。なんでやねん。