社会の窓を開けて君に出会う~マレーシア遠征3/9・10 | 九大昆虫班のブログ

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九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

今回は脱出編で2本立てだ!

十二日目

いい加減Gombakでの虫の採れなさに嫌気が差し、ついに遠出することになった。
とはいえ、施設の管理人さんがいついらっしゃるのか分からず、連絡もなしに部屋を空けられないため、よっしー先輩に残っていただくことになった。よっしー先輩が寝ている間に出発しましたけど お土産期待しててください。

目的地はキャメロンハイランド
標高は1500メートル以上、気温は20数度と涼しく、避暑地として知られている。
今回はより湿度の高い雲霧林を目指すことにした。

車で向かうこと約4時間、採集ポイントの山に到着。

イイナガメダァ

各自分かれて散策することに

色んなものに出会いましたねー
こんなのとか


こんなのとか


こんなのとか


とりあえずGombakの比じゃないくらい素敵な場所でしたね

山頂に鉄塔があり、そこにはライトが! 夜が楽しみだなーと思っていたら、フェンスに

トゲウスバカミキリのデカいやつがくっついてた。

もしかしたら今夜大物が採れるのでは?期待に胸を膨らませながら、一行飯とホテルのために下山

ここで飯テロ

タンドリーチキンにチキンカレーと、見事なチキン野郎。おいしかったれす。


山に戻り、こめちゃん先輩がスウィーピングをしていると、

Parastheneboea sp.

これはヤバイ
苔むした感じでトゲトゲとかもうね、杉浦どうにかなっちゃいそうです。
この子は杉浦がありがたく頂戴しました。


そして迎えた夜、ライトトラップを張った後、私は夜見回りへ


きみでかいねぇ


危うく踏みかけたね


いい感じのペースだぁ・・・



実はこの夜見回りで運命的な出会いを果たしました。


この山は標高2000m近くあり、風も強く、夜は寒いくらい
汚い話、トイレがね、近くなるんですよ。
用を足すためにチャックを下して着地点を見定めようとしたら、


ヘギャアアアアアアアァアァアァアアアアアアアアア


こいつは、いやこの御方こそ私の旅の目的。
サカダチコノハナナフシ Heteropteryx dilatata 幼虫ですが
成虫はググってください。
世界中のナナフシ愛好家が愛してやまない、マレーシアを代表する種。マレー半島に生息し、世界のナナフシの中でも最重量級。まさにキングオブナナフシデカくて有名なのはメスの方ですが

そうして大満足で下山し、ホテルへ戻るのであった。


十三日目

朝から山に向かう。着いた時にはもう欧米人の観光客が結構いた。
トレッキングコースから欧米人がやってくる。彼らの服装には驚かされた。
短パンとタンクトップはデフォルトのようなもので、極め付けには上半身裸サンダル履き
いくら観光地だからって熱帯の山なめすぎだろ

昨日と同じようなポイントで採集を始めた。







野生のウツボカズラは感動したなぁ

ブログに載せる写真を撮っていると、我々一行以外の、虫網を持った人が歩いてきた。
話しかけてみるとなんと日本人の女性。早稲田大学の生物同好会の方だった。
まさか異国の地で虫捕りの日本人に会うとは

いえーいブログ見てる?今後とも九州大学生物研究部をよろしくね!

そんなこんなで昼になり、下山してよっしー先輩の待つGombakに戻るのであった。

あれお土産は?

十四日目に続く