はじめまして。久我です。
10月31日~11月3日に西表島にクワガタ屋の班員とヤエヤママルバネクワガタの採集に行ってきたので、採集内容を紹介しようと思います。
1日目)
初日はなんだかんだで夜からの採集になりました。
あらかじめ狙いをつけていた林道に入り、懐中電灯の明かりを頼りに、ひたすら木を見ていきます。
1時間くらい見ていると・・・
いました。ヤエヤママルバネクワガタの♂(中歯)です。
本を見ていると、西表島は石垣島より採集しにくいと書いてあり、「もしかしたら採集できないかも…」と思っていたので、一安心。
その後も探していくと、小歯♂1、♀1を発見。昨年の石垣での自己採集は大歯♂1のみで、今年の目標は「1ペア採集する」ことであったため、とりあえず目標を達成できました。
また、歩いている途中、本職の直翅目を探していると、コバネマツムシの♀を発見。最近知った種で、西表島・久米島・石垣島・与那国島にしか生息しておらず、採集したいと思っていたので満足のまま、初日の夜を終えました。
2日目)
この日は昼はチャイロマルバネクワガタ(通称チャマル)探し、夜は再びヤエヤママルバネクワガタ(通称ヤエマル)探しに挑戦しました。
昼の部では、残念ながらチャマルに出会えませんでした。しかし、個人的にはぜひ採集したかったイリオモテモリバッタを発見。

西表島にのみ分布するこのバッタはそのカラフルな色だけではなく、同種内に後脛節が赤色の”スネアカ型”と青色の”スネアオ型”の2パターンのが存在します。通常はスネアカ型らしく、今回の遠征でもスネアオ型の個体は確認できませんでした。
また、夜の部ではヤエマルの小歯♂1とカッコウムシの仲間、ヤエヤマサソリを採集して2日目は終了。
3日目)
昨日と同様、昼と夜に採集をしました。
昼の部では林道を歩いてもなかなかチャマルを見つけられず、あきらめて直翅目を探して地面を見ていると・・・
チャイロマルバネクワガタ♀が地面の石にくっついていました。この後、もう1匹♀を見つけましたが、いずれも地面に立ち止まっていました。サイズが小さく、地面と同じ茶色なので足元にしっかり注意しないと分からないなと思いました。
チャマルのほかに、コバネマツムシの♂とナナホシキンカメムシを発見。昨年の石垣島ではちらほらと見ただけですが、今年は葉に大量についた集団を発見。
夜の部では僕はヤエマルを見られず、代わりにヤエクチ(ヤエヤマクチキコオロギ)を採集して終了しました。
・・・とまあ、こんな感じで3日間の採集を終え、福岡に帰りました。最終的にヤエマルを4匹採れて満足できる採集旅行となりました。帰宅後ヤエマルの産卵セットを組むと、いくつか卵を確認できたので、2年後が楽しみです。
(ちなみに相方はさすがクワガタ屋、ヤエマルは10頭くらい採集しており、その内の1匹は65mmを超える、巨大な大歯♂を採集していました。)



