今田です。北九州に連れていってもらったときの記事です。
採集場所:北九州
採集日:2015年5月31日
参加者:多比良さん・鵜川さん・今田
今回も鵜川さんから両爬のついでに昆虫採集のお誘いがあったのですが、両爬があるからなのか当日の天気予報が雨だったからなのか知りませんが、同行者なしでした。班員には少し遺憾です、、。
当日は晴れ。両爬で過去に採集に連れていってもらったことのある多比良さんと鵜川さんに案内してもらいました。
1番目の環境は田園。まず両爬では、アカハライモリ、トノサマガエル(Fig.1)、アマガエル、シュレーゲルアオガエル、シマヘビ、ヤマカガシを見ました。今田はシュレーゲルアオガエルとヤマカガシはそもそも初見であり嬉しく、アマガエルのおたまじゃくしの識別点(背中に黒点)やトノサマガエルの背中線が緑なのは♂等を教えてもらいました。トノサマガエルは目が金ぴかです。今田の幼少期には地元の普通種だったのに、今や全国的に減少しているRDB掲載種とは何だか寂しいです。また田んぼにはホウネンエビとカブトエビもいました。
昆虫のうち嬉しかったのは、ゲンジボタル、ウキクサミズゾウムシ Tanysphyrus brevipennis です。普通種はトゲバゴマフガムシ、チビゲンゴロウ、チビヒゲナガハナノミ、そして大量のラミーカミキリがいました。ウキクサミズゾウムシは田園環境の劣化によりホストのウキクサが減ったため、千葉県ではRDB掲載種になっています。
2番目の環境は山中。ここではタゴガエルの幼生を見ました(Fig.2)。姿はカエルなのに微小であり驚きました。またシーボルトミミズという変わった生き物も教えてもらいました(Fig.3)。金属光沢を帯びた青色をした巨大ミミズです。これまた初見。大きさがハッタミミズに負けていません。さて昆虫は、多比良さんがアサギマダラ Parantica sita を捕まえて下さった以外は、オオキイロコガネ Pollaplonyx flavidus くらいでした。オオキイロコガネは灯火採集で見つかりますが、やや少ないです。他にオトシブミの揺籃を採集しました。
3番目の環境は河川上流域。残念ながら、両爬も昆虫も報告するものはありませんでした。オオスズメバチを仕方なく採ってしまったくらいでした。
4番目の環境は山中。タゴガエルやシーボルトミミズを目撃しました。ここにはエゴノキが手頃な高さにありました。そしてエゴツルクビオトシブミ♀と揺籃を採集しました。
数日後、採集していた揺籃からオトシブミの成虫が現れました。4番目の場所からはエゴツルクビオトシブミ Cycnotrachelus roelofsi (Fig.4)、2番目の場所からはヒメコブオトシブミ Phymatapoderus pavens (Fig.5)が現れました。
誘って車で連れていってくださった鵜川さん、案内してくださった多比良さんに感謝しています。
(文責:今田)