大隅の長いヒゲを求めて 2日目 | 九大昆虫班のブログ

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九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

温泉施設の冷房にもう少し浸って行きたいところですが、ポイント争奪戦があるのでそういうわけにもいかない。15:30くらいに施設を後にしてまたポイント密集地へ。

しかし暑い。ピッカピカの天気。道すがらリョウブがいい感じに咲いているのを発見。皆で一斉に掬う。私の網にはクスベニカミキリが入った。2本の触覚を前にピンと突き出して硬直しているのが面白い。南薩の7月中旬では時期的に花も終わり頃でいい状態のものがなかなか見つからなかったので、今回の採集での花掬いは貴重である。

伐採後の枝などがまとめられているところもあったのでまた寄り道。ウスイロ、フタオビミドリ、ウスイロ、ニイジマ、ウスイロ…ってな感じでトラカミキリを追加できました。

この日は昨日他の虫屋さんたちがオオスミヒゲナガが比較的よく採れたと言っていたポイントへ。さあ、来るか。

点灯して数分で何やら細ちっこいカミキリが飛来。N氏が摘まんだそれは
ルフェッセンス!
ムモンチャイロホソバネカミキリであった。彼らのピークは20時くらいと比較的早い。20:30ごろまでに4,5匹来たが、そのうち3匹は胎中先輩の毒瓶に収まった。そして大方の予想通り私のところには来なかった…。ピークもすぐに止んでしまったのであまりチャンスがなかったのだ。

大隅での宿題を増やしてしまったなぁと思いつつ、21時ごろ1人でライトの番をしながらマテバシイを巡回していると、上部に…?

オスだ!

ってことは、根本の方に…

メスだ!

いきなりペアでのご登場に興奮しながら網を取りに走り、オスを落としメスを摘み上げた。
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オス

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メス

メスは落ち着きがなくて持っていないと撮影できなかった。交尾の後の証にメスの白斑が剥げている。
うおぉ…
ヒゲナガというわりにはそこまで触覚長くないなと思ったが、剥げたところの質感もなかなかよい。もちろん彼らは今日最初のオオスミヒゲナガである。義理難いねなどと言いながら、自分の指で剥げないうちに毒瓶へ入れた。

気分がいいので周辺の森を廻ることに。

深夜徘徊で得られた虫
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ウルシゴキブリ

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ダニついてますよ

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樹皮の剥げた所だけにいました

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キノコの裏

他にもヒサゴゴミダマやキマワリ、ホソナガクチキなどお馴染みの面々に遭遇。

徘徊から帰って誰もいない方のライトを見に行くと、見覚えのある細ちっこいやつが。
ルフェッセンス…?
N氏からルフェッセンスは飛んでばかりであまり止まらないと聞いたので、白布にへばりついているとは思わなかったが、時間が経って落ち着いていたのかもしれない。こんな時間にも来るんだなという感じ。

この後もライトにオオスミヒゲナガのオスが来たりして収穫あるナイターであった。
なんとか目標達成である。



おまけ

次の日、帰り道に寄った施設の駐車場にて
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鎖がなかったら上に乗りたい気もしましたがw
なぜこんなところにこんなものを置いたのかはよく分かりませんね。



最後になりましたが、今回採集に連れて行って下さったN氏、行き帰りを運転して下さった成田先輩、そして胎中先輩ありがとうございました。



大崎