九州大学漕艇部・福岡女子大学漕艇部公式Blog
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出艇

 

福岡女子大学国際教養学科3年の大薗ゆらです。

ボートに向き合う努力の日々、沢山の人がかけてきた思い、色々なものが繋がって長く続くこの部活。その一員として私は貴重な経験をしました。そして先日、現役引退の日を迎えてしまいました。今まで部活内外で支えてくださった皆様・OB、OGの皆さま・合宿で友達になれた漕手の皆さん・先輩方・後輩たち・同学年のみんな、感謝という一言では表せないので、何万回分の感謝を込めて、万謝申しあげます。

 

部活をしていて、苦しいことは確かにありましたが、苦しかったなと思い返す出来事は何一つありません。2つ前のブログで中畑も書いていたように、皆と過ごした何気ない場面ばかりを思い出します。叫びながら漕ぎ、終わった後に床に倒れこんだエルゴ時間も、朝5:00に早起きして雨の中エッセンを作りに行った日も、楽しかった思い出として私の中に保存されています。

楽しむときは楽しみ、やるべき時にしっかりやる、私がいたのはそんなチームでした。この部にいるみんなのことが本当に好きでした。すべての出会いが私にとって最高の出会いで、人に恵まれたがゆえに、常に前を向きここまで頑張ることが出来ました。悔しい出来事もつらかったはずの時間も、楽しい思い出として保存されているのはきっと、皆と一緒だったからです。本当にありがとうございました。

先輩方へ

マネージャーの先輩お二人に、練習をたくさんサポートしていただきました。エッセンおいしかったです。そして、練習後に沢山お話して、仲良くなれて嬉しかったです。

漕手の先輩方には、自分の時間を分けていただきました。一緒にダブルに乗ってくれたり、わざわざ一番最初の練習についてきてくださったりした女子漕手の先輩方、言葉に出して言うのは照れ臭かったのですが、大好きです。引退した後も一緒に漕いでくださり、ありがとうございました。

朝練で一緒にエルゴを漕いでくれた先輩もいました。その先輩がいなかったらあの時自己ベストは出ていなかったです。ありがとうございました!そして、ビデオを一緒に見て、アドバイスをしてくれた先輩もいました。漕ぎについての疑問や不安を、いつでも相談したくなるようなその優しさに何度も支えられました。

そのほかにも、話したかったけど、なかなか話せなかった先輩方も艇庫で、頑張っている姿や優しい一面を見ていました。

 

先輩方と関わるたびに、先輩方はやっぱりすごいと実感することばかりでした。先輩方の多々良川より広い優しさと、腹筋のトレーニングなのか?というほど笑わせてくれるユーモアが大好きです。ずっと尊敬しています。

 

後輩たちへ

2年生の漕手は、一緒に練習してくれてありがとう。みんなの頑張る姿が大好きです。これからも、頑張ってね。みんなのこと信頼してます。

1年生のみんなは、短い間だったけど、沢山話してくれてありがとう。

面白い話をしてくれるから、皆とは正直まだまだ話し足りないです!(笑)また話しましょう。

皆、いよいよ新体制が始まりますね。最初は不安かもしれないけど、(そうじゃないかもしれないけど笑)一緒に頑張った時間が積み重なって、気がつけば最高なチームになっているものだと思います。みんなに一つお願いがあるのですが、どうかぜひ、漕手とマネという相手の気持ちを想像するだけでなく、共感できるレベルまで互いの立場を体験してみてほしいです。お互いについて分かることがもっと増えてくるのではないかと思います。

 

部活動生活は、なんだかんだあっという間です。後輩のみんなは何か、達成して引退したいと考えていることはありますか?もし、理想がある人は、3年生の夏の終わり、理想の姿で引退を迎えられますように願っています。

 

もし困ったとき、つらいときは、先輩たちにいつでも話してください。先輩だからと、恥ずかしがることなく、臆することなく、何でも言ってください。先輩たちは、皆のことを本当にいつでも、応援しています。

 

☆みんなを引っ張っていく立場になって/後輩ができて/練習していて/等々、何かに悩んだり、苦しくなったりしたときに思い出してほしいこと(必要なとき、何かの力になれば嬉しいです。)

1.あの先輩やあの子はこうだったのに、自分はどうしてこうなのかと、どうか悩まないでください。尊敬していたあの先輩、あの子と比較する必要はありません。君には君の良さ、君にあったやり方が必ずあります。苦手なことはあってもいい。あって当たり前です。多くの部員が互いに支え合えるように、皆はみんならしく、そこに存在していてください。

 

2.この部活は、漕手・マネ・性別、etc.違う事があると、相手の気持ちや行動が理解できず、すれ違いが多くなってしまいがちだと感じました。だからこそ、仕組み的にもだし、各々でも、相手の立場に立つこと、相手の生活を・毎日を・学校のやるべきことを・相手が抱えていることを、想像するひと手間、そんな愛情を忘れないでください。

 

3.苦しかったことは、一年後にはきっと忘れています。だから大丈夫です。例外もあります。自分が本気でつぶれそうな時は、その例外です。今すぐそこから逃げて〇です。誰に何を言われても、気にすることなかれ。全部を全力ですると、時に本当に苦しくなります。だから、時々自分が抱えたものを手放すことは結果を残すためにも、生きるためにも必要かもしれません。責任を背負いすぎないで。自分のキャパシティを把握して、コントロールして、自分を守ってあげてね。無理はしない、そう自分自身に約束してください。

 

同学年のみんなへ

手紙に書いたとおり、皆のこと大好きです。(笑)

既にできていたコミュニティにいきなり新参者が現れ、「なにごと?」と戸惑ったのではないかと、一年前のみんなの心情を想像します。だからあの時、皆の大切な居場所、その輪の中に迎えてくれて本当にありがとう。

〇漕手の二人へ

みんなで夕方にエルゴをぶんぶん言わせ、日曜日に重りをカンカン言わせて筋トレした時間が楽しくて、すごく覚えています。TTとか、苦しかった。それでも、後ろで応援してくれた二人のおかげで頑張れました。一緒に練習してくれて、あのとき応援してくれてありがとう。少しの間だったけど、私にとって、大事な思い出です。二人とも、絶対また会いましょう。

〇愛しのマネージャー4人へ

お姉さんのような雰囲気だけど、しゃべるとめちゃくちゃおもしろいところがみんな大好き流行語のパイオニア。熊本弁がちゃむポイントでみんなのムードメーカー、ボート部の中のバドの妖精。ペットみたいに人懐っこく、ボケをかましまくる、でも実は誰よりも責任感があり優しい、自称わかめの申し子(?)。穏やかに佇み、いつも見えなくなるまで手を振ってくれて、話していくたびに私の世界を広げてくれた”みん”なのオアシス。独特な一人称を操り、いつでも笑顔な4人。時々同期の部長に激しく主張することもありましたが(笑)意見や軸をしっかり持ち、どんな時も誰よりも、一番に部活や漕手のことを思っていました。寒くても暑くても、部活を支えてくれました。どこを探しても、こんなに面白くて熱心なマネージャーはきっと存在しません。皆といる時間が、本当に楽しかった。みんなと一緒に部活した日々が、愛しいです。その時間はもう来ないのだと思うと寂しいです。部活のためにこれまで4人が頑張ってくれたこと、そのすべてに感謝します。

皆と出会えてよかった。3年間お疲れ様。

 

 

 

 

立派な部員、先輩になりたいと思ってきたけれど、やはり、どれだけのことが出来たのか考えてしまいます。少しでも、先輩や同級生、後輩や部活全体のお役に立てたことがあったなら嬉しいし、皆のことを励ますことが出来たなら私は大満足です。そしてこれからも、私がお役に立てることがあったら、喜んで力になりたいです。

 

引退という節目を通過しましたが、これからも私という人生は流れていきます。荒れる日も、穏やかな日もあるでしょう。それでも、決してその流れが止まることはまだありません。私が自分の人生のコックスそして、漕ぎ手です。苦しい時こそ笑顔で。それを教えてくれたのも、この部の先輩でした。

すべての経験は自分の「これから」に進んでいくためのオール。最高の人生に向って、漕ぎ出すときがまたやってきました。さあ、次は何をしようか、どんな人と出会おうか、どんなことを経験するのだろうか。楽しみです。さあ行こう!

 

奇縁

        

 どうも!3年・主将の保坂です。引退ブログを書いて欲しいと後輩に言われた訳ではありませんが、ようやく引退する決心がついたので現在フェリーに乗りながらこのブログを記しています。リテイクであることには触れないでいただけると幸いです。

 

 思い返せば僕のボート人生は「やめたい」という気持ちと「やらなきゃ」という責任感のジレンマだったという風に思います。別に大きな壁にぶち当たったとかコロナ禍で何もできないような状況に立たされたとか、他の競技者のみんなが背負った苦悩はなく、エルゴきついし土日遊びたいしなどなど浅い気持ちでやめたかったです。仲のいい大好きな先輩たちもきっと僕が続けると思ってないんだろうなと感じとることも多く、総じてこの競技を続けるメリットを見つけられませんでした。


 そんな僕がボートを続けられた理由は宮城の友人と話していた時、「お前はキモい桜木花道だ。最後にボートが好きだと言えたら本物。」と言われたことが全てだと思います。


      「ボートが好きです。」


 こう答えることが僕の最後までの原動力であり、心の底からボートを好きだと言えるかどうかをずっとずっと、ずっと、考えていました。なにかを始めるにはほんの僅かの好奇心と勘で十分すぎると僕は思います。人生において選択肢が正解かどうかは選択時点では絶対にわからない。僕らの人生はそんなふうにして悩みに悩んで選んだ選択を時には後悔すら挟みながら、常に正解へ、正解へと進めていくしかない。ギリギリ言うに間に合いました。


 絶対に続けないと言っていましたが実はずっと五分五分で悩んでいました。理由は部の運営と競技面での悔いの2つです。前者は部内での代謝が加速し、いきなり膨大な仕事を3人の後輩たちに背負わせていいのかという気持ちとそもそもコイツら大丈夫か?という気持ちがずっとありました。インカレ期間中での動きや名島での話を聞く限り、「ああもう大丈夫だな」と後輩たちを見ていて思わせてもらいました。なんとか後輩が育ち切ることができたなととホッとしたと同時にそれを理由に続けるのは不誠実だなと悟りました。後者はペアを漕ぎ始めた時からずっと腰痛があり、夏の練習の中で悪化していったことです。僕は180ちょい身長はあるのですが股下と腕の長さを測定して換算すると170ほどなんです。だからワンストロークの出力を上げるよりも最後は回転数をどれだけ上げてスピードに繋げられるかを進めていたところ腰に負担がきてしまいぶち壊れました。「あーこのままやりきれず終わるのかな」と思っていました。でもなんとか練習メニューを変えて、ストレッチをずっとやって、戸田では病院に毎日練習後通い、相当いいコンディションで漕ぐことができました。わざわざレース前に桟橋に駆けつけてくれた先生には頭が上がりません。腰痛になるとできることは大きく制限されてしまうので本当に気をつけてね。

 

 インカレレースはわずか二本で散りました。一本目終わったあとの昼飯で相方の後輩が死にそうになっていたのを見て、上手く声をかけれませんでした。夜にぽつらぽつら言葉を交わしてようやくいつも通りにできました。予選のクォーターアベレージと対戦相手とを比較して一本目とほぼおなじ1000mでぶっ飛ばしてどうにか限界を超えて逃げ切らないと勝ち目がないと思い、そのレースプランで組みました。敗者復活戦は春に仲良くなった戸田の友達と同組だったこともあり、1000でしっかりバテてしまったもののとにかくレース中もずっと楽しかったです。終わってからは清々しい感情しかなく、銭湯に行った時にストレート負けしたんだなぁということをようやく認知しました。欲を言えば青学の友達も今回勝ってたら当たってたなぁとか、熊大の天本さんと乗りたかったなぁいう気持ちもありますがそこは抑えて心の底から彼らを応援しようと思います。





 

 あえて言葉にするならば、ここ数年できっと一番戦績の悪いインカレだったと思います。ド派手に散りました。支えてくださっているOB・OGの皆様然りサポートしてくれた部員には頭が上がりません。最後に花を持たせてあげたかった。勝ちたかった。その気持ちとは反対に、それでも僕は本当に楽しかったんです。


 そんなわけで僕のボート人生はやめたいと思った時間の方がはるかに長かったです。僕が作った年のPVに僕はほとんど映っていませんが辞めるつもりだったのでわざと素材を使っていません。でもやりたいと思う瞬間の強さには負けました。僕ほどやめたいと思っていた主将は歴代見てもいないと思います。でも、それでも、ボートが好きです。大好きです。今これを書いている瞬間も漕ぎたいと思っています。やめたくもないし、続けたい。まだ勝ちたい相手もいるし、超えたいものもある。でもそれ以上にやるべきことがあるのでここで終わりです。全ての時間が充実していました。きっと歳を重ねて、死ぬ時になって、やばい死ぬと走馬灯が見える時「ブゥーン」という音と共にこの時間が浮かび上がってくるんじゃないかなと思います。普通に嫌ですね。その時間を作ってくれた家族、最後までサポートし続けてくださったOB・OGの皆様、ボートを通じて知り合ったすべての方、そして部員への深い感謝を述べたいと思います。本当にありがとうございました。十二分に幸せな時間でした。


同期へ


僕の代は様々変えることが多く、部員の人数や競技面・練習でイレギュラーを多く取り入れてきました。正直、運営面に関してはもっとやれるところがあったという事実は拭えないと思います。そんな僕の代が何とか運営できたのは先輩と同期に恵まれていたことが大きいと思います。特に同期のマネージャーには優柔不断かつ怠慢で迷惑ばかりかけましたが、本当に助けられました。唯一自分がマネから褒められることがあるとすれば僕は一年生の最初から「マネさんは神だと思ってる」という思想を3年に至るまで貫きました。そんな神様達がサポートして良かったと少しでも思えてたら嬉しいです。同期漕手も本当にありがとう。言葉こそ少なかったように見えたかもしれないですがそれもまあ信頼です。「あまりに無能すぎるから頼りにはならんけど、少しは仕事振ってくれていいから無理するなね」とLINEが来た時、リギング中でしたが普通に号泣しそうになりました。(大島が横にいたのでギリ耐えました)マンション同じなのでたまには飯に行きましょう。全員にこの場を借りて「ありがとう」と「ガチごめん」を言わせていただきたいです。ここまでいれた理由は間違いなく最後まで支えてくれた皆だと胸を張って言えます。ありがとう。

 

先輩方へ

結局全員3年間お世話になりっぱなしになってしまいました。僕が先輩方の立場だったら「コイツ一ヶ月で辞めるな。辞めなくても冬場乗り越えられんな。」と思っていたと思います。にも関わらずずっと面倒見てくださりありがとうございました。最後に勝って「おいやってやったぞ!!!」と言いたかったですが叶いませんでした。昨年のインカレで代替わりして、不安や心配をたくさんかけたと思います。4月新生活が始まり、忙しいにも関わらず新勧(×歓)の手伝いにずっときてくださり、正直頭をすり減らしても下げ足りません。夏休みに入って少し痩せた皆さんが艇庫にわざわざきてくれたり、飯に行ってくれたり、何かと気を張ってしまっていた自分にとってそれは数少ない息継ぎでした。少しは頑張ったつもりですが、上の代の皆さんのように上手に運営ができたとは思いません。が、「まあまあ頑張った」とは思うのでたまに遊んでくれたらいつでもどこでも行きます。あえてここで名前を出すのであれば西口さんは特にずっと頼り続けてしまいました。初めてスカルを漕いだのは西口さんとでその時少しだけ褒められたことが最終的にスカルを選んだ理由、、、ではないですがそれでもそのことは忘れてないです。もう来ない来ない詐欺を続けて長くなりますね。あと少しだけ後輩たちをみてくださると幸いです。あわよくば2年くらいお願いします。



最後に大好きな後輩たちへ


ピンポンという漫画にこんな言葉があります。

「あの頃に、戻りたいとは思わない。でも今でも思い出すんだ。」

僕は全くもってボートをやりたくてボート部に入った訳じゃなかったです。おい試乗会の話と違うじゃねーかという言葉・雰囲気ひしひしと伝わってきてます。ごめんね。でもだからこそ、頑張るあなたへ伝えたい。今まさに何のためにたくさんの時間を費やして、疲れて、早起きしてボートに乗っているのかわからない人もいるかと思います。逆にそうした人の気持ちがわからない側のボート大好き宇宙人もいるかと思います。マネージャーとして支えてくれている人ももしかしたら同様の状態かもしれません。それでも僕たちは、ボートをして日々を過ごし、言葉を交わし、動詞を共有していきます。そんな日々が時に辛く、苦しく、長いものであったとしても、途中でどうしようもないくらいにぶつかったとしても、僕は君たちに最後の最後で心の底から「好きです。」と言ってほしい。正解だったと言ってほしい。大人になった時、たまに思い出してほしい。あなたたちに一番期待しているのは他の誰でもなく間違いなく僕達です。気負いすぎずに、でもちょっとは背負って頑張ってね。

もういっちょ、頑張れ!!


では!



       2024年度シーズン主将 保坂崚

自信

こんにちは!

三年マネージャーの中畑莉歩です。2度目にして最後のブログを綴らせていきたいと思います!あんぐり


最後のインカレを終えて、まずは最後まで漕ぎ切ってくれた保坂と三幣ちゃんにありがとうと伝えたいです。

乗艇での姿や、毎日LINEに送られてくるエルゴの記録から努力している姿を1番近くで見ていたのに、それでもやはり全国のレベルは高いということをひしひしと感じさせられました。

昨年のインカレ後に、悔いなく現役を終えることを目標としたのに、マネージャーとして、漕手が強くなるためにもう少しできることがあったんじゃないかという後悔が少しあります。

後輩たちにはそんな思いはしてほしくないので、日々できることを積み重ねていってほしいです。


ボート部の活動において唯一これだけは頑張ったと自信を持っていえることは今年の新歓を成功させたことです。

昨年の反省を生かし、様々な施策を考えたことでたくさんのかわいい後輩たちが入り、漕艇部をつなぐことができたことを嬉しく思っています。

前年度の少人数で家族みたいに活動していた時期もそれはそれで楽しかったのですが、やはり人数が増えると賑やかで楽しく、一年生の明るいパワーにいつも元気をもらっています。


さて、現役での生活を振り返ってみると、大変だったこと、辛かったこともあったはずなのになぜか楽しかった記憶ばかりが思い返されます。

夏休み乗艇での灼熱地獄や、冬にかじかんだ手でモーターを操縦したこと、週5日朝5時から自転車を走らせた日々さえも今は愛おしいです。

なんなら、また明日も練習があるんじゃないか、行きたい、とすら思います。


正直、感謝もされない、なんのためにやってるのかもわからないという苦悩から二年生の夏頃は本気で辞めようと思っていました。

それでも辞めずにここまでやりきれたのは本当に同期のおかげです。感謝してもしきれないです。

辛い日々も、楽しい日々も一緒に過ごしてくれてありがとう!大好きです。


後輩のみんな、短い間だったけど、一緒に活動してくれて、ボート部に入ってくれて本当にありがとう。

漕手の後輩たちは、ただでさえボート愛があって、モチベが高いのに、インカレを経てよりたくさん刺激を受けたんじゃないかなと思います。

みんなの強くなった姿を本当に楽しみにしています!ずっと応援しています🔥


マネージャーの後輩たちは、入ったばかりなのにエッセンの費用のことを考えて旬の野菜を使おうとしてくれて、自分たちが一年生の時とは大違いでとても頼もしいです。

頼れる後輩たちのおかげで安心して引退できます!でも、まだわからないことも多いと思うのでなにかあったらすぐ連絡をください。引退してもみんなの先輩であることには変わりはないので!キメてる


また、インカレ期間中にお疲れ様のケーキを私たち3年生に用意してくれたり、美味しいエッセンを作ってくれてありがとう!

思っていたよりずっと愛されていたんだなあ、ボート部ってあったかいなぁという気持ちで感無量でした。ありがとう!


最後に、ボート部での活動が何不自由なく行われているのは、OB•OGのみなさんのおかげです。いつもご支援と応援ありがとうございます。

また、院の先輩方や、四年生のOB•OGのみなさん、一年生の指導役や、新歓のフォロー、マネの人手が足りない時に力になってくださり、ありがとうございました。先輩たちがいなければ、私たちはとっくに潰れていました。

先輩方がしてくださったことを今度は私たちが後輩にしていきたいと思います。ありがとうございました。


振り返るとあっという間の2年半でしたが、最後までやり切ったという事実が、自分自身の強い自信につながっていると実感しています。

今度は部活から就活にシフトチェンジして、目標を達成できるように頑張ります!


貴重な経験をさせてくださったすべての人に感謝します。ありがとうございました!花

宝物

こんにちは!

マネージャー3年佐々木琴美です。


「引退」という文字が現実味を帯びて自分の前に現れることが多くなり、様々なことに「最後」という言葉が付き始めたこの数ヶ月、終わりを実感してるようで、まだずっと漕艇部のマネージャーとして活動するんじゃないか、引退なんて嘘なんじゃないか、となんだかふわふわした気持ちがありました。


時間よもっと遅く進め〜!と願っても、やっぱりみんながいるからには楽しくないはずもなく、時間はあっという間に私の前を過ぎました。



そして先日とうとう漕艇部を引退しました。



毎日の朝練も、寝起き10分で支度した顔でみんなと挨拶する朝礼前の雰囲気も、これからそこに私たちが居ることができないんだと思うと寂しいです。あれだけ毎日みんなに会っていたのにこんなにパタリと会わないと思うと、いえ、私の場合会えないと表現する方が正しいのかもしれませんが、そう考えれば考えるほど本当に悲しい気持ちでいっぱいです。


前回のブログで触れたのですが、私は留学の出発日の関係でもともと今年の最後のインカレには参加出来ない予定でした。

正直、同期と同じ場所で同じタイミングでゴールテープを切れないことが自分にとって引退よりも辛かったです。これまでの3年間の集大成として保坂くんが同期の内たった1人でインカレを漕ぐのに、その姿をその場で見れない、直接声援を送れない、同期のマネージャーの皆と一緒にサポートも出来なければ、蹴り出しでダブルの2人に行ってらっしゃいも言えない。

その事実の一つひとつが辛くて関西選手権大会(最後だったはずの大会)が終わってしまった後本当に放心状態でしたし、こんな呆気なく終わってしまっていいものかと涙を流すこともありました。

しかし、スケジュールを何度も確認し、大学にメールを送り渡航日をなんとか伸ばしに伸ばして、戸田に来ることが出来ました。


大好きな同期と後輩たちに囲まれて最後のインカレを迎えられ、伴奏チャリで2人に向かって叫びながら、最後のレースをこの目で見届けられたことを大変嬉しく思います。


また一つ私の中に漕艇部で過ごした大切な思い出と大好きな景色が出来ました。



先輩方へ

今の漕艇部が私は大好きです。それも先輩方が作り上げてきた漕艇部の姿があるからで、ボートという競技そのものをはじめ、艇庫の雰囲気、仲間との関わり方までたくさんのことを教わりました。蹴り出しに向かう漕手の背中の大きさも、マネージャーのレース中の船を追う目も声援も全て先輩方から学びました。ここまで私がマネージャーを続けてこれたのも先輩方の最後まで戦う姿を見ていたからです。本当にありがとうございました。



1.2年生たちへ

こんなにたくさんのかわいい後輩たちが出来るなんて入部した時は思いもしませんでした。一人ひとりが目標に向かって切磋琢磨して活動する姿に私もたくさん学ばさせて貰ったし、これからもずっと応援しています。みんなにはたくさんの仲間がいるから。たくさん悩んで、頼って頼られて自分たちの形の漕艇部を作ってください。みんなと出会えてよかったです。

来年のインカレで会いましょう。楽しみにしています。本当にありがとう!



そして大好きな同期のみんなへ

3年間本当にありがとう。私は口下手で最初はあまり打ち解けることが出来なくて、特に漕手の2人とはすぐには仲良くなれなかったけれど、みんなと過ごす時間が好きで、本当にこの7人で一緒に戸田で引退出来たことが嬉しいです。

当たり前のようにみんなに会っていたから、引退後のみんなと会える回数とか想像して3年生になってから勝手にしんみりしてました(笑)

みんなが同期でよかった。たくさんの思い出を共有してくれてありがとう。留学に向けての気持ちもみんなの頑張りが私の支えでした。大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、みんなに出会ってなかったら決断しなかったことが沢山あった。みんなが私にたくさんのことを教えてくれたから、絶対に今の私があって、頑張れてることがいっぱいあるよ。

これからはそれぞれの場所で咲いてるんだと思うと勇気を貰えるし、私も負けてられないね!絶対また会おう!




私にたくさんの大切なものをもたらしてくれた漕艇部。間違いなく私の中の宝石です。宝物です。


3年間ありがとう!



感謝

こんにちは!3年マネージャーの槐島暖華です。


突然ですが、皆さんにお聞きしたいです。

時が経つの早すぎませんか…?

この前入部したばかりのはずなのに、いつのまにかインカレを2度経験し、先輩方も引退・卒業し、現役で最高学年になってることに対し、(この場合使用するのは適切ではないと思うのですが、)意味がわからない、ちょっと待ってくれと言う感情でいっぱいです。


とうとう現役最後のインカレが明日から始まり、引退まで1週間をきってしまっています。正直全く実感がなく、インカレが終わっても艇庫に向かってる自分が容易に想像できます。


私の大学生活はボート部が軸にありました。勉強も、学内外のイベントも、バイトも、遊びも、インターンも、部活を考慮せずに行動したことはありませんでした。言い方をとても悪くするとかなりのものを部活をしていない友人たちと比べると犠牲にしてきたと思っています。(もちろん漕手と比べると烏滸がましいですが…)

ボート部での活動はとても楽しいです。しかしそれと比例するぐらいきついなと思うことがたくさんありました。朝早く起き、時には淡々とモーターで艇を追いかけ、ビデオをとり、時にはご飯を作り…また起きて部活に行きの繰り返し。大学以前では考えられなかった生活で、正直辞めたいと思ったことは何度もありました。


それでも今目の前にはインカレ最後、そして引退の文字が並んでいます。実感はないですが、寂しい気持ちや困惑の気持ちを感じつつも、ここまでやり切ることができたんだという嬉しさをひしひしと感じています。

前の2人と同じことを言ってしまいますが、やっぱり私がここまでやってこれたのも先輩方や後輩たち、そして同期に恵まれ、負の感情になっても頑張ろうと踏みとどまれ、頑張って欲しいと思わせてくれる姿を見せてくれたからだと心から思います。


個性豊かで優しく、右も左もわからなかった私たちを導き、ボート部に魅了させてくれた先輩方。本当にありがとうございます。


いじってくるけど可愛くて憎めず、やる気に満ち溢れてる新入部員の後輩たち。入部してくれて本当にありがとう。成長が楽しみです。


少ないながら互いに切磋琢磨し、意見をかわしながら成長し続けてる2年漕手の後輩たち。本当にありがとう。遠慮せずに頼ってください。


そして、同期のみんな。みんながいたから今の私がいます。みんなが同期で本当に良かった。大好きです。本当にありがとう。



ネガティブなことを少し言ってしまいましたが、ボート部に入部して本当に良かったと胸を張って言えます。三幣ちゃんはレースとしては最初のインカレ、保坂くんは最初で最後のインカレ。立ち会えることが本当に嬉しいです。


最後まで全力で応援し、見届けたいと思います。

拙い文章ではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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