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もりえ 52歳。
母の電話が長すぎる。
やっとソメイヨシノが満開になりました。
あいにくのお天気が続いていますが、
白くて、儚くて
曇り空にもとても映えています。
桜って、結局どんなシーンでも美しいのですよね。
まだ咲いてない木もあって、それも愛おしい
漢方内科に行ってきました。
最近の不安定な天気。
寒暖差もけっこうあるし、この辺りでは雹が降るほどの悪天候もしばしば。
気持ちよく晴れる日が少なくて、気分も体も停滞気味。
私は特にむくみがひどい。
晴れると嘘のようにすっきりするのが不思議なんです。
ここ1ヶ月の調子はどうだったか、医師に聞かれてそう答えると
医師いわく、
私は体に水が溜まりがちな体質だそうです。(水毒)
むくみは心臓にも関係があるので、
心臓の異常がなければ、が前提ですが
天気が悪いと、自律神経の働きが低下し
排出がうまく行かなくなって水がたまってしまうんだそう。
私の場合、天気が悪いとあまり動かなくなるのも大きいと思います。(雨を理由に家事をサボりがち)
頭痛が起こる方とか、手足が痛む方
それもみんな悪天候で自律神経の働きが低下した結果、起こる症状なんですって。
自律神経って、なんだかすごいです。
自分でありながらコントロールできないどころか、
振り回されてしまっている…
結局、更年期症状がその最たるもの。
そして自律神経が乱れる大きな要因はストレスでしたね。
(→つまるところ……)
天気は仕方ないとしても
やはりゆるく、できないことは手放して、
『しょうがないー』で行くのが良いんでしょうね。
体と気持ちは一体ですから
体と心のストレス、意識して減らしていきたいと思います。
話は戻って
むくみ解消=水を巡らせるには
当帰芍薬散が良いらしいのですが、
既に加味逍遙散を2包(×3回/一日)飲んでいるので
これ以上増やさず、そのままにしました。
不安や眠りも安定しているので四逆散も戻さず、
加味逍遙散2包をまた1ヶ月継続です。
そして、今回得た豆知識
今は簡単に服用できるよう、漢方薬はエキスを顆粒にしたものが主となっていますが
基本は煮出して(煎じて)服用するものです。
本場中国では日本の何倍もの量を服用するらしいのですが、
日本ではそこまでの量は服用しないという方針になっているそう。
その違いは『水』だそうです。
中国は硬水のところが多く、不純物により薬効成分が抽出されにくい。
対して日本は軟水で蒸留水に近いくらいのため、しっかり抽出される。
そのため、服用量が違う(=少なくて済む)んですって。
今は顆粒を飲めば良いだけでわかりやすく楽ですが、
元々はそんな違いがあったのですね。
それでも日本では少なめ処方なので、
効果を得るためには、多少多めに飲むのが良いのだそう。
主治医は診察のたびに同じ話を何回もするので、半分聞き流していましたが
今回は新情報。
きちんと漢方を勉強なさった医師なんだなぁ、と
ちょっと尊敬しました。(←失礼)
色々と思うところはありますが、
面白話を聞きに、来月も伺います。