前回の【古代メキシコ】展の続き、
第3章《マヤ 都市国家の興亡》
テオティワカンは約600年の歴史でしたが、マヤ文明は、紀元前1200年から1697年まで長きに渡る、メソアメリカを代表する文明

↓
金星周期と
太陽暦
を表す石彫



マヤ文明というと、ドラえもんの
【のび太の
太陽王伝説】のマヤナ国は、マヤをモデルにしていますよね?


…あと私、ぼんやりですが
【のび太の
海底鬼岩城】も、
カリブ海に近い大西洋で、アトランティスがマヤ文明と同じ括りで
メキシコっぽいと思い込んでいたり、




ついでに言うと、
犬のペコが出てくる
【のび太の大魔境】の
ジャングルは
アマゾンだと思い込んで、中南米の古代が舞台かと思っていたら、
アフリカのジャングルだと、かなり後になって知りました
(笑)






トニナ遺跡の石彫は沢山あり、↓これは
そして↓
猿の神とカカオの土器蓋



カカオ豆は飲料にするほか、スペイン
侵攻時には、
通貨としてつかわれた事が知られており、重要な交易品でした。


そして、マヤ芸術の中でも最高峰と言われる、パレンケ遺跡から出土した ↓96文字の石板
このすぐ手前に、原版?の石灰岩の石板が展示されていたのですが、
フラッシュ禁止
で、みなさんこの↑版画?だけ撮っていたので私も(笑)





そして、マヤ文明の代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いた
パカル王の妃であり、今回の目玉
レイナ・ロハ
こと
赤の女王





今回は《メキシコ》展なので、
メキシコのユカタン半島で採れたマヤ文明の展示が殆どでしたが、
マヤ遺跡は、グアテマラ、
ベリーズ、
ホンジュラス、
エル・サルバドルに広がり
中でも素晴らしさを誇るのが、グアテマラのティカルで、中米最大規模を誇る都市遺跡だそうです。
ちょうどタイムリーな事に、Aiさんがそのティカル遺跡へ行ったブログを、先日書いていらしたので、ぜひご参照下さい↓
そして最後、
《第4章 アステカ テノチティトランの大神殿》
ちょうどマヤ文明末期と重なる時期に、現在の首都メキシコシティで興ったアステカ文明
1325年頃、テスココ湖に浮かぶ島に、メシーカ人が築いた首都テノチティトラン↓
王直属の「鷲の軍団」を構成した高位の戦士、もしくは戦場で英雄的な死を遂げ鳥に変身した戦士の魂を表しているといわれます。
もちろん触れてはいけませんが
、360度から見る事が出来ました


トラリテクトリは大地の主という生の側面と、戦争や人身供犠という死の側面を持つ神。
カールした頭髪と手足に鋭い爪を持ち、歯をむき出しにした口元からは、火打ち石のナイフを突き出す。
そして、アステカ文明の殆どが大神殿跡のテンプヨ・マヨールからの出土品で
現在のテンプヨマヨールの写真がありました↓
この旧市街、奥の↑3つの塔のようなものは
スペイン征服後に建てられた
メトロポリタン大聖堂?↓で、向こう側には大広場Zocaloが広がり、



パフォーマー達?が沢山いて、観光客も多く賑やかで
🪈



首都の中心地に、テンプヨ・マヨールが広がっていました。(1998年当時↓↑
撮影)

奥の方に人が見えるので
、結構大きいのわかるかな?

天然ゴムをつけた撥(オルマイトル)を用いて、宗教儀礼や戦闘の場において演奏された。
またこの時代は、
カルロス1世の時代で(このメンドーサ絵文書読んだのですね?!
)、



以前CS
チャンネル銀河
で放送していた
スペインドラマ



この中で、コルテスが
アステカへ侵攻するシーンも何度か出てきたので‥メキシコ展の後、凄く見直したくなりました‥‥が既に削除‥


カルロスの祖母イザベルのドラマは、BSでも放送しましたが、確か【カルロス】は未放送だったと思うので、是非放送して欲しいですね〜!
と、
メキシコに

思いを馳せた【古代メキシコ】展、終了です。




で、ちょっと余談になりますが、カルロスは
スペイン王として
カルロス一世と呼ばれ




そして、先程の
メンドーサ絵文書
が出来た頃のスペインは、


オスマン帝国と
地中海の領海争いで
フズル(バルバロス)と対峙し
、常に
チュニスと
アルジェを取り合ってました










‥‥‥こんなカールにお金を貸していた
グラツィア・メンデス(ユダヤ人の大商人)って、どんなけ資産家


話が
メキシコから飛んでしまいましたが


【古代メキシコ】展は残り1週間、9/3まで
