筆ぐるめ30インストール顛末記 | kyupinの日記 気が向けば更新

筆ぐるめ30インストール顛末記

僕は長いこと筆ぐるめの旧バージョンを使っていた。なんと「筆ぐるめ20」で使用パソコンもWindows7である。今はほぼWindows10を使っているが、事情がありWindows7のノート2台もたまに使っている。

 

Windows7を使わざるを得ない事情の1つは筆ぐるめ20を使うため。もう1つは暗号通貨のハードウェアウォレットのシード(ニーモニック)用である。シード用パソコンは決してWi-Fiに接続しないのでWindows7で問題ない。Panasonicのレッツノートはワイヤレスの物理ボタンが付いているのが良い。うっかりWi-Fi接続なんてことが起こらないからである。

 

当時の筆ぐるめ20はCDかDVD版だったが、たった1台にしかインストールできない仕様でソフトの引っ越しができない。筆ぐるめは年末年始にしか使わないので、そのためだけに新しいソフトを買うのは面倒だったのである。使える限り使うつもりだった。

 

今年の夏頃、住所録に1名追加したがそのWindows7は普通に使えていた。そもそもパソコンがレッツノートSX3なのでこのクラスのアプリは問題なく使える。当時の筆ぐるめ20は最適OSもウインドウズ7と思うので、メモリさえ積んでいれば問題ない。メモリは12Gであった。メモリは4GBに8GB造設しハードディスクも自分で500GBに換装していた。

 

 

ところが、いざ立ち上げるとパソコンが不穏な動きだったのである。まず起動途中でフリーズを繰り返した。仕方なく強制終了し再起動するが、かろうじて立ち上がっても筆ぐるめは起動しない。

 

これは住所録が失われてしまいかねない危機である。毎年住所録のバックアップを取って入れば良いが、もちろんそんなことはしていない。

 

そこでセーフモードで起動してみた。セーフモードでは解像度が低く、デスクトップの画面は狭くなりアイコンはバカでかくなる。しかしセーフモードでは筆ぐるめは起動したのである。少し解像度を上げてなんとか広い画面を見られるようにしてバックアップしてみた。

 

バックアップできているのは、住所録(自分、患者さん、嫁さん)の3つと、それ以外にレイアウトも全てバックアップされていた。これで完成である。

 

さて最新版筆ぐるめ30は、アマゾンでダウンロード版を購入することにしたが、ダウンロードのやり方がわかりにくいという苦情が多く評価が低かった。これは過去に同じようにダウンロード版ソフトを買ったことがあるので、なんとかなると思った。

 

結果、ダウンロード&インストールは問題なく終了。ダウンロード版筆ぐるめ30は2種類あり、高い方(3951円)は5台までイントールできる。安い半額のソフトは1台しかインストールできないので、今回のように困ることなりかねないリスクがある。今回は5台までインストールできるソフトを購入。

 

これで完璧と思ったがそうではなかったのである。セーフモードでバックアップした住所録に喪中はがきなどを見てチェックしていると、なぜか既に亡くなっていて削除したはずの人が残っている。住所変更などや結婚して名字が変わっている人も昔のままだったのである。これではないよりはずっとマシだが、かなり困ることになる。

 

調べると、住所録のバックアップはなぜか2015年と古いものであった。これでは一か八か、やはり通常モードでパソコンを立ち上げるしかないと思った。

 

このウィンドウズ7はOSがおかしくなっているか、ハードディスクが死にかけなのか分からないが、起動が不安定なだけで偶然立ち上がるかもしれないと思った。セーフモードで起動時に立ち上がるソフトを制限してみたが、やはりうまくいかない。

 

今日の夕食の後、もう一度、起動したら、なぜか無事に立ち上がり、なんと筆ぐるめも起動したのである。

 

そこで素早く住所録をバックアップしたところ、最新の住所録を保存することができた。

 

これで今年の年賀状も遅ればせながら開始できそうである。