BD-RとBD-RE | kyupinの日記 気が向けば更新

BD-RとBD-RE

ブルーレイディスクには、主に記憶媒体としてBD-RとBD-REがある。以前はDVDに比べ高価だったが、今は20枚セットで2000円以下で買える。つまり1枚、100円もしない。

ある時期、ブルーレイディスクはBD-RとBD-REのどちらを購入すべきか迷っていた。だから、すぐに消しそうなものはBD-RE にし、そうではないものはBD-Rで録画していた。

最近は全てBD-REに統一している。これが正しいのかどうか実は自信はない。

まず、セットトップボックスのハードディスクで保存したものは、ほとんどはいつかは消すようなコンテンツである。つまり、永遠には必要ない。

しかしセットトップボックスのハードディスクの用量は有限なので、いったんはBD-REに確保しておき、必要がなくなると消去することにしていた。結構重要なものはBD-Rで録画していたが、後にこの方法は拙いことが判明した。

その理由は、録画失敗が多すぎるためである。ほとんどの部分でよく撮れていても、肝心な場面で画面がおかしくなっている。BD-Rで録画を失敗すると、そのディスクは捨てるしかない。

しかし、BD-REであれば再トライも可能なのでその分お徳である。同じ価格なら、BD-REの方が優れると判断した。

ケーブルのコンテンツは1回しか録画できないものが大半である。BD-RであれBD-RE であれ、録画と同時にハードディスクから削除されるので、録画の失敗は相当に痛い事件である。失敗するくらいなら、最初からハードディスクに残しておいた方が遥かに良い。

その点でも、セットトップボックスにUSB録画できないのは重大な欠点である。

たまにブルーレイディスクで保存した特に音楽コンテンツをユニバーサルプレーヤーで観ることがある。カーオーディオで観られない海賊版コンテンツも、このユニバーサルプレーヤーは再生してくれるのに感激した。

ユニバーサルプレーヤーとは、簡単に言えばブルーレイレコーダーの録画機能とハードディスクがない代わりに、オーディオ用に特化している機種である。

以前はDVDのユニバーサルプレーヤーを持っていたが、ブルーレイの商品が発売されるようになり、必要に迫られやっと購入した。自分は洋楽や邦楽のDVDないしブルーレイを買う方なので、時々困ることが起こっていた。それは、日本のリージョンに合わないコンテンツである。

買ってから、いざ観ようとして観られないときのショックは結構大きい。だいたい、リージョンくらい記載しておいてくれよと言いたい。(アマゾンの話)。

ユニバーサルプレーヤーの高級機では、音楽用DVDしか観られないものでも200万円以上のものが販売されていた。もちろん海外のメーカーである。しかし、日本ではたぶんこのタイプのオーディオは売れないので、安価な製品しか販売されていない。ブルーレイになって一層その傾向がある。

その理由だが、DVDもBDも、映像が入っている時点で、真の音楽の部分の情報が減るためである。だから秋葉原などのオーディオ専門店に行っても、ユニバーサルプレーヤーは真剣に扱っていない。

例えば同じブルーレイの音楽コンテンツがあったとしよう。日本版の場合、海外のデフォルトに比べ日本語字幕が入るだけで音質が落ちるという。つまり、映像部分は容量が多いだけに、ピュア・オーディオとしては邪魔な部分なのである。

上に書いたような嘘みたいな高級機の購入層はほとんどクラシックなので、ロックを聴く人に比べ、映像の重要性はきっと低いんだと思う。だから、秋葉原でも真剣に扱っていないんだと思った。

自分の場合、聴く音楽は主に洋楽でしかもロック系なので、映像が観たいと思うものも多い。だから、音質差を考慮し、同じライブでもBDとCDの双方を買うことの方が多い。無駄だが、そのようにしているのである。最悪なのは、ライブ映像だけでCDが発売されないものである。

海賊盤の場合、ユニバーサルプレーヤーで観てもたいした画質でも音質でもないが、それでも一般のブルーレイプレーヤーで観るよりはマシである。

海外製のユニバーサルプレーヤーは日本の製品とは異なり、いかなるリージョンでも関係なく再生してくれるものがある。しかしその機種に、そういう機能があるかどうか調べるのは容易ではなかった。その意味では、アマゾンやその他のサイトのレビューは非常に参考になる。

今の時代、時々ヤラセがあるものの、商品の口コミやレビューが読めるのは購入者には良いことだと思う。イカサマくさいのはなんとなくわかるので、誠実な記事だけ読めば良いからである。

アマゾンでの購入は僕は非常に多く、佐川急便のオッサンによると、この地域では圧倒的に抜けているらしい。

毎週のように、何らかの商品が届けられる感じである。それもアマゾンの場合、ほとんどは空気が届けられる。なぜあの小さなものに、あのサイズの箱を使うのかは謎である。

アマゾンの良い点は、年会費を払えば、ほぼ全ての商品の送料が無料になることである。きっと、実質赤字になることもあると思う。すごくつまらない200円くらいのものも買うことがあるから。

アマゾンは深夜に注文して、翌日、帰宅するともう届いていることがある。あの早さも特筆モノである。アマゾンは経営が危ない時期もあったが、今はしっかりと、通販の雄として根付いてきたと思う。

参考
アマゾンの相場と紙ジャケ
オーディオとエイジング