路線バスのガラスを割るハンマー | kyupinの日記 気が向けば更新

路線バスのガラスを割るハンマー

kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)

オーストラリアの路線バスの中には、窓際に、万一、海や川などに転落した際に、窓ガラスを割って車外に出られるようにハンマーが設置されている。

これは転落に限らず、火災などの救急時の安全性を考慮されているのだろうが、確かにオーストラリアでは地方だとワニなどがいるので、いち早く脱出できないと危険な地域もある。

オーストラリアで日本車が好まれる1つの理由は故障が極めて少ないためである。つまり信頼性が高い。これはオーストラリアのように広大な国土だと、何百キロも遠方にツーリングに行った際、安全に戻って来れない場合、死亡する危険性があるからである。(テロリストが日本車を使っているのも同じ理由)

海外で見る日本車は断然カッコいい。なぜかわからないけど、日本で同じ車を見るとのは印象が異なる。

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どのようにしたら良いか、簡単な説明もあった。

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オーストラリアのこの地域の路線バスは黄緑色である。どこの会社が納入しているか詳しくない。また、オーストラリアでは、シートベルトが普通の乗用車でも厳しく義務付けられているが、路線バスでは乗客の様子を見る限りそこまで守られていなかった。

シートベルトを付けていないと、乗用車の後部座席やバスでも罰金とされている。

僕は路線バスは立っていることはできないかと思っていたが、立って乗っている人もいた。そう思った理由は離島だと立ったままの乗客はお断りだったからである。これは、シートベルトができないから?と思った。

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路線バスのバス停。説明がある。どこ行きのバスかは番号で見分ける。

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この写真を見るとわかるがハンマーのサイズはあまり大きくない。これで本当に簡単に割れるのか?といったところ。

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日本では、カー用品店(オートバックスやイエローハット)に行くと、家庭の乗用車用にハンマーが販売されている。僕は実際に買ってダッシュボードに入れているが、緊急時にすぐにシートベルトが切断できるように柄の部分にカッターナイフが付いている。また、このカッターで手を怪我しないように工夫もされている。

実際のところ、海や川に落ちた際、気を失っているようではどうにもならないが、意識が保たれている場合でも、やったことがないのに冷静にできるかはわからないと思う。

サバイバル・ゲームのベア・グリルスによると、車ごと海などに転落した際、ハンマーがない時は車のヘッドレストを引き抜き、その頑丈な太い金属製の棒で窓ガラスを叩き割るのが良いらしい。

これも冷静にできるかは不明だが、実に車と言うのは良く出来ているとは言える。偶然だろうが、そういうパーツが存在しているからである。

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これはバス内にあった大学の広告。日本の山手線などにも良くあるでしょ。

参考
サバイバルゲーム
代謝されず尿からそのまま排泄される薬は何度でも循環できる