サバイバルゲーム
ディスカバリー・チャンネルに「サバイバルゲーム」という番組がある。最近は、時々その総集編が放映されている。
これは簡単に言えば、ヒトが砂漠やジャングルなどの過酷な環境に放り出された時、どのように生き残るか、そのテクニックを教えてくれる番組である。ちょっと凄すぎて、真似できそうにないのが特徴だと思う。
この番組の先生は、ベア・グリルスという英国人。
彼は元英国特殊部隊、英国陸軍特殊空挺隊に属していたような人で、英国登山家最年少でエベレスト登頂したり、世界初のジェットスキーで連合王国一周を成功したり、凍結した北大西洋を屋根なしの堅いゴムボートで横断するなどの快挙を成し遂げている。つまり冒険家である。
彼はワイト島というイングランドの南にある小さな島の出身らしい。元軍人だから簡単にこなせるのであろうが、最初、ジャングルのような場所にパラシュートを使って降りている(ことが多い)。それから脱出できるまで、水や食料を確保しながら生き延びるといった設定である。
実際、大変に危険な場面もあり、死なないのが不思議なほどである。(撮影スタッフが付いて来ているとは言え)
あのようなタイプの冒険家は、むしろたいして危険性がない場面、些細な事件で命落とすことがある。例えば、かつてアニマル・プラネットの有名な番組ホスト、スティーブ・アーウィンは撮影中にエイに胸を刺されて亡くなっている。彼はオーストラリアの人で、「クロコダイルハンター」と呼ばれ、巨大なワニや毒ヘビなどはいつも扱いなれているというか、不死身のような人だったのである。
「サバイバルゲーム」を見たことがある人ならわかるが、このグリルスと言う人、生き残るためとは言え、いろいろなものを食している。蛇くらいなら平気である。それも生きたまま、泥だらけのウロコごと食べている。さぞかし不味かろうと思う。またジャングルや草原に生息する植物などにも詳しく、あの実は食べられるとか、ビタミンが豊富だとか解説している。
僕はホラー映画は苦手でほとんど観ないが、この番組はなんとか観ることができる。(最近、最後まで観たホラー系映画は、「1408号室」と「アンドロメダ・ストレイン」)
彼はたいてい生き物を生で食べているが、大丈夫なのだろうか?といつも思う。毒はないにしても、寄生虫くらいいそうな動物や昆虫を食べているからである。
まして彼は既に名声もあり、ベストセラー作家なのである。それでもなお、あそこまでしているのが凄いと思う。
彼は気色の悪いサソリや毒ヘビ、トカゲや芋虫のようなものも食べているが、お味の方も解説している。大きなカブトムシ級の幼虫を生きたまま食べた時は、
口の中で、膿がはじけたようです。
などと話していた。死んだ大型の動物、例えばラクダの体内の水分や内臓などを食べてるのも凄いが、象の糞便の山を手に取り、その水分を摂っているのももっと凄い。大腸菌などで下痢を起こし、かえって脱水になりそうである。
実際、あのようなジャングルに飛行機が不時着した場合、偶然、生き残れたとしても手足を骨折していると動けないであろうし、サバイバルナイフのようなものを通常は持ち合わせていないので、すぐに死亡する可能性が高いと思う。
あの番組はドキュメンタリーではあるが、奇跡の2乗くらいの事件が起こって初めて成立するような気がする。
彼が食べたり飲んだりしているもので、自分でもできそうなものは、たぶん「尿を飲むこと」であろう。一応、尿は無菌だし、臭いは酷いが自分の便を食べるよりは1000倍マシである。僕は船の事故で遭難しボートで漂流した場合、水がなくなったら尿は飲む。
ところで、尿は
朝一番の尿、つまり「一番絞り」が良いらしい。
これを初めて聞いたとき、やってみようとしたら、嫁さんに強く反対されたので止めた。
これは簡単に言えば、ヒトが砂漠やジャングルなどの過酷な環境に放り出された時、どのように生き残るか、そのテクニックを教えてくれる番組である。ちょっと凄すぎて、真似できそうにないのが特徴だと思う。
この番組の先生は、ベア・グリルスという英国人。
彼は元英国特殊部隊、英国陸軍特殊空挺隊に属していたような人で、英国登山家最年少でエベレスト登頂したり、世界初のジェットスキーで連合王国一周を成功したり、凍結した北大西洋を屋根なしの堅いゴムボートで横断するなどの快挙を成し遂げている。つまり冒険家である。
彼はワイト島というイングランドの南にある小さな島の出身らしい。元軍人だから簡単にこなせるのであろうが、最初、ジャングルのような場所にパラシュートを使って降りている(ことが多い)。それから脱出できるまで、水や食料を確保しながら生き延びるといった設定である。
実際、大変に危険な場面もあり、死なないのが不思議なほどである。(撮影スタッフが付いて来ているとは言え)
あのようなタイプの冒険家は、むしろたいして危険性がない場面、些細な事件で命落とすことがある。例えば、かつてアニマル・プラネットの有名な番組ホスト、スティーブ・アーウィンは撮影中にエイに胸を刺されて亡くなっている。彼はオーストラリアの人で、「クロコダイルハンター」と呼ばれ、巨大なワニや毒ヘビなどはいつも扱いなれているというか、不死身のような人だったのである。
「サバイバルゲーム」を見たことがある人ならわかるが、このグリルスと言う人、生き残るためとは言え、いろいろなものを食している。蛇くらいなら平気である。それも生きたまま、泥だらけのウロコごと食べている。さぞかし不味かろうと思う。またジャングルや草原に生息する植物などにも詳しく、あの実は食べられるとか、ビタミンが豊富だとか解説している。
僕はホラー映画は苦手でほとんど観ないが、この番組はなんとか観ることができる。(最近、最後まで観たホラー系映画は、「1408号室」と「アンドロメダ・ストレイン」)
彼はたいてい生き物を生で食べているが、大丈夫なのだろうか?といつも思う。毒はないにしても、寄生虫くらいいそうな動物や昆虫を食べているからである。
まして彼は既に名声もあり、ベストセラー作家なのである。それでもなお、あそこまでしているのが凄いと思う。
彼は気色の悪いサソリや毒ヘビ、トカゲや芋虫のようなものも食べているが、お味の方も解説している。大きなカブトムシ級の幼虫を生きたまま食べた時は、
口の中で、膿がはじけたようです。
などと話していた。死んだ大型の動物、例えばラクダの体内の水分や内臓などを食べてるのも凄いが、象の糞便の山を手に取り、その水分を摂っているのももっと凄い。大腸菌などで下痢を起こし、かえって脱水になりそうである。
実際、あのようなジャングルに飛行機が不時着した場合、偶然、生き残れたとしても手足を骨折していると動けないであろうし、サバイバルナイフのようなものを通常は持ち合わせていないので、すぐに死亡する可能性が高いと思う。
あの番組はドキュメンタリーではあるが、奇跡の2乗くらいの事件が起こって初めて成立するような気がする。
彼が食べたり飲んだりしているもので、自分でもできそうなものは、たぶん「尿を飲むこと」であろう。一応、尿は無菌だし、臭いは酷いが自分の便を食べるよりは1000倍マシである。僕は船の事故で遭難しボートで漂流した場合、水がなくなったら尿は飲む。
ところで、尿は
朝一番の尿、つまり「一番絞り」が良いらしい。
これを初めて聞いたとき、やってみようとしたら、嫁さんに強く反対されたので止めた。