三度目術後 一般病棟4.5日目('83,6⑦) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

6月28日

昼ご飯を9割も食べていた。

これは何かの間違いだと思って看護婦さんに聞くと

ちゃんと自分で食べてナースステイション迄歩いてもういらないと言ってきたそうだ。

しかし夕方に元気があまりなくて

咳き込み全部あげて(吐く)しまった。

しんどそうである。

明日は元気かナ。

明日は元気かナ。

と思って毎日病院へ行くが…。

 

 

 

6月29日

夕ご飯。

何とかごまかして半分位食べさせたのに、先生が診察して糸を抜いた。

最初はぐっと我慢していたのだが、途中で先生が痛いか?もう少しやからナ。

なんて声をかけるから、我慢していたものがいっぺんに出てしまって泣き出した。

とうとうあげてしまった。あ~あ。

 

T先生がみにきてくれる。

診察をして、しばらくきゅうと話をして帰っていかれる。

きゅうの事が気になって見に来てくれたという事はありがたい事だ‼