三回目の手術の説明と友 (’83,6②) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。


6月17日

おじさん(おそらく、父方の祖父の弟)血液検査を朝のうちにきてくれる。

きゅうにエリマキトカゲのぬいぐるみを置いていってくれる。

※エリマキトカゲがCMになってブームになったのは84年。

おじさん、ブームを先読みか?

 

 

6月19日

いつも3時前から(小児病棟で入り口の)ドアの前で立っている。

 

 

6月20日

手術の説明を受ける。

Y1先生 Y2先生 I先生の三名。

右室の方から直接肺動脈の方へ人工血管をつなぎ

左の人工血管をくくり、

右の方はほとんど流れてないのでそのままにしてもいいそうである。

 

夜、(母の高校の同級生でICUの看護師の)友人からTelあり。

明日の手術は立ち会うそうだ。

何と無しにホッとする。

友人が手術をする訳ではないのだけれども、友が手術に立ち合うとなると

何となしに頼りにして多少安心する。

頼りにしています‼