発熱 明らかに様子がおかしい(’83,1②) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

※この日からしばらくの間『敗血症』に触れる記載が続きます。

敗血症についてマイナスな事情ありの方はブラウサバックして下さい。

 

※きゅうが危機的状況に陥る記載が続きます。

同様に生命の危機にマイナスな心情の方は無理に読まれませんようにお願いします。

 

 

 

1月5日

朝起きて多少熱が下がっているもののやはり、いつもの調子とは違う。

フトンからなかなか起きようとしない。

全く様子がちがう。

フレンチトーストを作っておいても食べようともしない。

飲み物を口にしない。

ただ寝ころんでいる。

 

(父の)会社へtelして様子がおかしいので

熱の原因もわからないので、一度病院へ連れて行った方が良い。

(と)言って、主人(父)に会社を早退して帰ってきてもらう。

循環器かかりつけへtelして行く。

 

A先生が外来医で見てもらう。

(主治医の)Y先生つかまらず。

やはり熱の原因がつかめず。

 

前にも一度原因不明の熱を出し、

バイ菌が入った恐れがあるとして

血液培養とCTスキャンの検査をしているので

今回もその疑いがなきにしもあらず

という事で入院をさせようかどうか先生は考えたが

一応今日一日様子を見るという事で帰る。

次にやはり様子がおかしく来院する時は

入院の心がまえで来るように言われる。

 

夜9時 熱が下がらず。

やはりいつものと様子がおかしくウトウトしている。

やはり、食べ物と飲み物を一切口にしない。

何とか飲ませようとして

哺乳瓶を買ってきて飲ませるがムダ!!

 

又循環器かかりつけ病院にtelして行く。

この時は先生は肺もきれいだし、大丈夫だろうという事で帰る。

レントゲンを何枚か取る。

帰宅11時。

 

これ以後に又様子がおかしくなる。

 

呼吸が吸うとヒューとなり

吐く時はゴオーと汽笛みたいな音を出し

息が詰まりそうになり、喉をかきむしって苦しそうにあばれ泣き出す。

呼吸困難を引き起こし、息が止まるような調子だ。

 

相も変わらず水分をうけつけない。

全く今までにない様子が全くちがうので

ただ風邪熱やお正月の疲れではない事は確かだ。

もっとひどい病気にかかっている。

母親のカンである。

時々何かを訴えるようにして苦しがる。

抱いていたら多少は呼吸が楽みたいなので夜が明ける迄抱いている。

朝、また循環器かかりつけへtelして行く。

この時もY先生つかまらず。