今日は、勉強法を自分流にアレンジする。(第49号)
効率的な勉強法を考えていくと、
最終的には個性別タイプによって本当に合った勉強法は違います。
そこで、勉強法は自分流にアレンジを加える必要があります。
これは当たり前のことなのですが、ちょっと難しいことです。
自己流でいいということではありません。
基本ベースが崩さずに本質を理解した上で、
自分流にアレンジする必要があります。
勉強法の事を何も分かっていない最初の段階においては、
勉強法のプロに徹底的に教わる事から始めます。
効率良く進めたいのであれば、決して我流で始めてはいけません。
それは、多くの実績や経験を持つ達人から教わる事で、
無駄な回り道をする事なく、
最短で一定レベルの勉強法を身に着ける事が出来るからです。
個々で性格や得意分野、集中力などの能力が違うのですから、
それは、自分に100%合った勉強法ではないのです。
自分の特徴を考慮し、適宜、改良していきます。
どちらか一方のやり方しかしていない方、
『人に教わった勉強法だけ』
『自己流の勉強法だけ』という方が非常に多いです。
『人に教わった勉強法』でも、
それなりのレベルまでは到達できます。
あくまでも、万人に共通する、無難な勉強法を学んだだけですから、
大きなハズレはありませんが、それは自分にピタリと合うような勉強法ではないのです。
それなりの結果で満足できるなら、これだけでも事足りるでしょう。
高いレベルを目指すなら、、
これだけでは不十分なのです。
反対に『自分流の勉強法』だけを最初から貫くもの危険です。
素人のやり方には、やはり限界があります。
試行錯誤を重ね、最終的には自分にあった効率的な勉強法に辿り着けるかもしれませんが、
その過程には、無数の失敗や回り道があるはずです。
多くの時間を無駄にしてしまいますし、
時間の限られている受験生にできる方法ではありません。
『自己流の勉強法』をしてから『人に勉強法を教わる』という順序の人もいますが、
最初に自己流のやり方を身に着けてしまうと、
その時に身についた悪いクセもなかなか取れません。
途中から、人に勉強法を教わっても、それをなかなか素直に吸収できないため、
結果として、効率的な勉強法に辿り着くために多くの時間がかかってしまいます。
やはり、まずは勉強の達人から勉強法を教わり、ある程度教わったところで、
今度は、その勉強法を自分なりに改良していく。
この方法がベストなのです。
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編集後記
今日の記事を載せるのには、勇気が必要でした。そうなのです。
自己否定に繋がるのではないかという点と、私の言うことを、
素直に受け入れてもらえなくなるのではないかという思いがあったからです。
しかし、これが究極のやり方だというものが、完全体である方がおかしいのです。
進化していく勉強法こそ究極といえるのです。